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職員紹介Members
様々な形で支える側の
プロフェッショナルたちが揃った場所です
- 総務課T・Oさん
- 2019年4月入社
出身学部:
国際社会学部
(2020年掲載)
Question.01新国立劇場運営財団を志望した理由を
教えてください
大学時代オーケストラ部に在籍していたこともあり、舞台芸術の裏方の仕事というものに漠然とした憧れを抱いていました。就職活動の中で色々な方に話を伺う中でやはり文化芸術に携わる仕事がしたいという思いが強くなり、志望しました。初めて生でオペラ・バレエの舞台を観たのは新国立劇場。テレビを通じて、ではありましたが初めて引き込まれた演劇も新国立劇場の舞台と、志望が固まる前から何かと縁を感じる場所でした。
Question.02現在はどのような仕事をしていますか。
やりがいを感じることは?
総務課という部署で会議資料の準備や決裁文書のチェック、統計調査への報告や財団の自己評価関係の仕事をしています。地味な仕事には間違いありませんが、劇場で起きていることを俯瞰的に見ることができるのは、これから長く勤める中で貴重な経験になるのではないかと思います。
Question.03これまでで一番印象に残っている
仕事上のエピソード、苦労話などが
あれば教えてください。
まだ入社して一年経っていないので初めてやる作業というものも出てきます。もちろん先輩や周りの人に聞いて覚えることが基本ですが、これまでの積み重ねに対して想像力を働かせることも大切なのだと痛感する日々です。また、今は警備関係の大きなシステム更新があり、そのお手伝いをする中で劇場の建物そのもののことや人の流れについて学ばせていただいています。
Question.04職員から見て、運営財団とはどのような
職場ですか?
舞台芸術の表舞台に立つプロフェッショナルたちを、様々な形で支える側のプロフェッショナルたちが揃った場所です。皆さんの経歴も多種多様で、ちょっとした雑談でも興味深い話がたくさん出てきます。熱量の差やジャンルの差こそあれ職員の大多数が舞台芸術に何らかのシンパシーを持っているという職場は 稀有なのだと思います。
Question.05どんな学生時代でしたか?
大学ではロシア語、歴史学を学ぶ傍らオーケストラ部の活動や演奏会通いに熱中しました(学生の皆さん、学生券は使えるうちに使いましょう!) 。自分たちの演奏会の運営に携わったり、他の団体のお手伝いをしたりした経験はこの劇場を志望する大きなモチベーションにもなりました。音楽や舞台以外では建築も好きで、卒論では本来の専攻とは少し離れて建築と第二次大戦史を絡めたものを書きました。
Question.06今後の目標、取り組みたい仕事などを
教えてください
世間ではなにかと「効率化」が叫ばれる時代。劇場という場所柄、それが馴染みにくい部分もありますが、できることがあれば実践していきたいです。
音楽や舞台が好きで志望したのでもちろん現場、プロデュースの世界にも興味は尽きませんが裏方の仕事も多岐にわたっています。様々な業種を経験してみたいです。
1日のスケジュールSchedule
- 9:30
- 出勤・パソコンでメールチェック。
- 10:30
- 決裁文書のチェック
- 11:30
- 入館証の発行状況を確認。
- 12:30
- 楽屋食堂で昼食
- 13:30
- 統計調査への報告資料作成
- 16:00
- 会議資料の準備
- 18:15
- 退勤
- 毎週自社のものに限らず様々な演奏会・公演に行くようにしています
運営財団を志望する皆さんへ
新国立劇場の採用過程を進む中で一番嬉しかったのは、自分と同じように舞台芸術への愛を持った同世代の人たちが大勢いる、と実感できたことです。グループ面接で聞いた他の志望者の言葉は今も記憶に残っています。
劇場も開場20年を超え、25年目、30年目はすぐそこです。新たな時代を一緒に盛り上げてくださる皆さんを、お待ちしています。