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職員紹介Members
熱意ある方々が一堂に会す空間が
新国立劇場です
- 総務係K・Tさん
- 平成28年4月入社
出身学部:
人文・社会学部
Question.01新国立劇場運営財団を志望した理由を
教えてください
文教団体の試験の応募団体一覧に新国立劇場の名前が載っているのを、ふと目にしたことがきっかけです。目にした瞬間、高校生の時に新国立劇場で舞台を鑑賞した思い出が鮮やかに蘇ってきました。この劇場で働くことは私自身にとって意義深いことだと考え、すぐに、受験予定の団体から新国立劇場に志望先を変更しました。他の方に比べると不実な感が否めませんが、私にとっては大事な御縁だったと思っています。
Question.02現在はどのような仕事をしていますか。
やりがいを感じることは?
総務係の主な仕事は運営財団全体の事務仕事になります。例えば、定例会議の資料の取りまとめや会議室の準備、毎日の郵便業務、毎月の請求書の処理業務などです。また、各部署の決裁文書を確認することも総務係の仕事になります。他の部署に比べて地味な仕事が多いかもしれませんが、採用1年目にして運営財団全体の業務を見渡すことが可能なやりがいのある部署だと感じています。
Question.03これまでで一番印象に残っている
仕事上のエピソード、苦労話などが
あれば教えてください。
新入職員が必ず通る道でしょうが、全ての仕事を一から覚えなければいけなかったことが大変でした。初めのうちは請求書を処理するような簡単な業務にしても時間をとられてしまっていました。思うように仕事が上手くできないことは歯痒かったですが、先輩職員の皆さんに丁寧に教えていただき、何とか職員の仲間入りを果たすことができたと思います。
Question.04職員から見て、運営財団とはどのような
職場ですか?
国立の劇場を運営しているというには、考えていたよりも小さな組織だということを入職して感じました。悪く言えば、どこも人手が足りていない状態ではないでしょうか。ですが、役職や年齢に拘わらず職員同士のコミュニケーションを取ることができるのは、この職場の特筆すべきことだと感じています。入職するまでは、まさか理事の方々と毎朝挨拶を交わすことになるとは思ってもいませんでした。
Question.05どんな学生時代でしたか?
大学での私の専攻は映像分野でしたので、舞台芸術とは異なる分野に身を置いていたことになります。一切関係なかったとは言いませんが、他の職員の方々よりオペラやバレエに携わった経験が圧倒的に少なかったと思います。演劇にしても鑑賞専門で、学生時代に生の舞台を観劇した経験は両の手の指で数えられる程です。ですので、オペラも、バレエも、ダンスも、演劇も、勉強中の身です。
Question.06今後の目標、取り組みたい仕事などを
教えてください
運営財団は次の5年を考える時期に来ています。運営計画の整備の一端に携わることができる貴重な機会の中で、私が高校生の時に体験した舞台の感動を職員として次の世代に引き継いでいくことが目標です。日本で歌手、ダンサー、俳優がそれぞれの芸能の道で生活を営んでいけるよう、誰もが舞台芸術を気軽に楽しめるよう、新国立劇場を発展・継続させていけるよう、仕事に取り組んでいきたいです。
1日のスケジュールSchedule
- 9:30
- 出勤・パソコンでメールチェック。
- 10:00
- 庶務。運営財団の内線電話の番号表を更新。
- 10:30
- 庶務。運営財団の送付物の配布先リストをチェック。
- 12:30
- 昼食(楽屋食堂)。
- 13:30
- 定例会議の準備。各部署の資料のデータをまとめ、配布。
- 14:30
- 書類チェック。決裁文書の文言・体裁を確認・訂正。
- 15:30
- 定例会議の準備。資料、ノートパソコン等のセッティング。
- 16:00
- 書類チェック。決裁文書の文言・体裁を確認・訂正。
- 17:30
- 庶務。運営財団管理のSuica返却への対応、契約書の印紙税の相談等。
- 18:30
- 退勤。
- 19:00
- オペラ研修所のコンサートを鑑賞。
運営財団を志望する皆さんへ
新国立劇場は稀有な空間だと感じています。日本の舞台芸術を支えたいと考えている方が職員だけでも140名集まっています。加えて、アーティストやスタッフの皆様、法人・個人で支援してくださる皆様、そして観客の皆様、多くの熱意ある方々が一堂に会す空間が新国立劇場です。想いを同じくする新たな方々と一緒に働くことができる日を待ち遠しく思っています。