ここから本文になります。
職員紹介Members
様々なアプローチにより新国立劇場の舞台を
広く届けていくことに貢献したいと考えています
- 施設課Y・Oさん
- 2014年4月入社
出身学部:文学部/法学研究科
Question.01新国立劇場運営財団を志望した理由を
教えてください
高校生時代、音楽の授業中にオペラに「一聞き惚れ」して以来、新国立劇場には何度も足を運びました。就職に際しては大学院で行政を研究していたこともあり、当初は公共機関での政策立案に携わる仕事がしたいと考えていましたが、ある時新国立劇場が新卒採用を行っていることを知り、勉強してきた内容と好きなこととが合致するような働き先は他に無いと考え、強く志望するに至りました。
Question.02現在はどのような仕事をしていますか。
やりがいを感じることは?
総務部情報管理課(現:施設課)情報システム係という部署で、社内のIT環境の整備を担当しています。IT環境とは、業務用PC、施設内ネットワーク環境、業務システム等を指します。各部署の業務内容を把握し、予算やセキュリティ面を考慮しながら最適なIT環境を整えることが役割です。「働き方改革」のニーズが高まる現在、ITが重要な役割を担うため、業務効率化に向けた方法を提案し、役立ったという声を聞いた時はやりがいを感じます。
Question.03これまでで一番印象に残っている
仕事上のエピソード、苦労話などが
あれば教えてください。
入職後は営業部にて、来場するお客様が快適にお過ごしいただけるように、各公演に向けて環境を整える業務を担当しました。ジャンルを問わず全ての公演に関わり、実際にお客様と接することもできたため、最初の配属先として非常に恵まれていたと感じています。情報システム係に異動して以降は、一から勉強すべきことばかりで不安に思うことも多々ありましたが、学ぶことの多い日々を過ごすことができています。
Question.04職員から見て、運営財団とはどのような
職場ですか?
働く人に着目してみると、それぞれが「語れる」ものを持っているように思われます。関心事は様々ですが、熱中できるもの、人に熱く語れるものを何かしら持っている人が多く、業務中も業務外の時間でも刺激される機会が多々あります。また、日々、舞台芸術に関する会話が飛び交う職場です。職員として勤務していると特別に感じるものではありませんが、一般的に見れば稀有な環境なのかもしれません。
Question.05どんな学生時代でしたか?
大学での勉強に非常に面白みを感じており、大学にて言語学を学んだ後に、大学院では行政について学びました。また、アカペラのサークルに所属し、演奏活動を頻繁に行っていた時期もありました。しかし、学生時代を通して最も力を注いでいたのは、塾講師としてのアルバイトであり、生徒の学力の向上、志望校への合格が学生時代を通して最大の関心事でした。
Question.06今後の目標、取り組みたい仕事などを
教えてください
国立の劇場に勤務する者として、「より多くの方々に舞台をお楽しみいただく」という視点を持つことが重要だと考えています。個人的には、地域差という観点から見た時に、東京における舞台芸術の供給量が非常に多く、他都市と大きな差がある点に着目しています。この差を根本的に無くすことはできませんが、様々なアプローチにより新国立劇場の舞台を広く届けていくことに貢献したいと考えています。
1日のスケジュールSchedule
- 9:30
- 出勤・PCにてメールチェック
- 10:00
- 業務システムでトラブル発生の連絡を受け、状況を確認。
- 10:30
- トラブルの内容について、担当業者に対応依頼の連絡。
- 11:00
- 返信が必要なメールに返信
- 12:00
- 追加で必要となる機器の選定・見積もり依頼の連絡。
- 13:00
- 昼食
- 14:00
- 利用中のシステムに関するセミナー受講のため外出。
- 17:00
- 帰社。年度末に更新する機器に関する打合せ。
- 18:15
- 退社
運営財団を志望する皆さんへ
皆様それぞれ関心のある分野があるかと思いますが、入職後は様々な業務を経験することになると思います。どのような業務内容であっても挑戦することを恐れず、楽しむ気持ちを忘れずに働くことが大切だと思います。私は元々舞台が好きでしたが、働き始めて以降その気持ちはより一層強くなり、舞台に足を運ぶ回数も学生時代より格段に増えました。日々の業務を楽しみながら、一緒に働くことができれば大変嬉しいです。