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職員紹介Members
日本の舞台芸術に貢献できる
仕事に就きたいと思い、志望しました
- 支援業務室係C・Sさん
- 平成27年4月入社
出身学部:社会科学部
Question.01新国立劇場運営財団を志望した理由を
教えてください
日本の舞台芸術に貢献できる仕事に就きたいと考えたからです。特に、一緒にバレエを学んでいた仲間が皆海外へと出ていってしまう現状をみて、これからダンサーを志す日本人に、日本で踊りたいと思ってもらえる環境を整えたいと思い、劇場付きのカンパニーのマネジメントを行っている新国立劇場運営財団を志望しました。
Question.02現在はどのような仕事をしていますか。
やりがいを感じることは?
寄附・協賛を募る仕事をしています。新国立劇場の事業活動は法人や個人など、多様な層からの支援によって成り立っています。私は個人でご寄附くださっている賛助会員に関わる業務を担当しており、寄附を募集するツールの作成や賛助会員のご継続のお願い、会員の方々に劇場を深く知っていただくためのイベントの実施などをしています。公演を観て感動し、劇場をサポートしたいと思い寄附しました、など寄附者の方々からいただくお言葉が仕事を頑張る活力です。
Question.03これまでで一番印象に残っている
仕事上のエピソード、苦労話などが
あれば教えてください。
小口オンライン寄附も担当させていただくことになり、新しく継続で毎月ご寄附いただく「マンスリー・サポート」を立ち上げたことです。賛助会員制度よりも気軽にできる寄附ですので、そういった特長が掴みやすいようHPを改修するなど工夫をしました。そのプロジェクトに限ったことではありませんが、日本は寄附文化が根付いていないといわれているなか、必要性が伝わりづらい芸術への寄附に対しご理解いただくのは難しく、日々悩みながら奮闘しています。
Question.04職員から見て、運営財団とはどのような
職場ですか?
様々なバックボーンを持った人々が集まった場所です。まだ劇場ができて20年弱ですので、新卒で入った職員以外に多様な経歴を持つ先輩や上司がおり、ひとつのことを話し合うにも多角的な意見が飛び交います。ロールモデルとなる方がいっぱいいらっしゃり、勉強になります。
Question.05どんな学生時代でしたか?
中学・高校の頃は毎日クラシックバレエのレッスンに没頭していました。プロを諦め進路が曖昧なまま入った大学でバレエのサークルと出会い、再び大学では踊りまくる日々を過ごしていました。学部は自分で好きな分野の授業を選択できるところでしたので、人文科学を中心に興味がある講義やゼミを受けていました。
Question.06今後の目標、取り組みたい仕事などを
教えてください
現在劇場を運営する「マネジメント」の業務を行う部署におりますが、今後劇場のソフトを創る「プロデュース」側の仕事にも就いてみたいと思っています。運営財団では、部署異動により様々な経験を積めますので、劇場運営に関わる仕事を多面的に理解できるようになりたいです。
1日のスケジュールSchedule
- 9:30
- 出勤 支援業務室専用アドレスのメールチェック。
- 11:00
- 書類作成 個人賛助会員へ継続を依頼する文書を作成し発送。
- 12:30
- 昼食。
- 13:30
- データ入力 賛助会員の基本情報やイベント参加申し込み希望などを入力。
- 14:30
- 書類発送 賛助会員の研修所公演ご招待のご案内を発送準備。
- 17:30
- 書類作成 オンライン寄附の寄附者へ御礼状の準備。
- 18:30
- 支援業務室専用アドレスのメールチェック。
- 19:00
- 退社。
運営財団を志望する皆さんへ
運営財団を志望なさる皆さんは、差はあれ文化芸術がお好きな方たちだとは思います。しかし、新国立劇場は「国立」とは名がついてはいますが、国の予算が削減されていくなか、期待される事業を行っていくには民間からの財政的支援も必要不可欠な状況下におかれています。そのような現状を踏まえても尚、文化芸術への情熱を絶やさず一緒に働いてくださる方がいらっしゃったら大変嬉しいです。