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職員紹介Members
常に「芸術」の創作現場を
意識しながら働ける刺激的な職場です。
- オペラ研修係A・Kさん
- 2022年4月入社
出身学部:言語文化学部
(2023年掲載)
Question.01新国立劇場運営財団を志望した理由を
教えてください
私はもともとクラシック音楽が好きで、芸術文化に強い関心がありました。大学に進学後、友人に誘われてオペラを初めて鑑賞したことをきっかけに、新国立劇場のオペラ・バレエ等の公演に(U25優待のおかげで)足繫く通うようになりました。そのうちに、このような素晴らしい舞台を作る劇場の運営や公演作りに携わりたいという思いを持つようになり、当財団を志望しました。
Question.02現在はどのような仕事をしていますか。
やりがいを感じることは?
オペラ研修所内の総務、研修生や先生方への連絡、稽古場の準備・片付け、研修公演のチラシ・プログラム作成、研修公演への招待業務、研修所ニュースの作成、外国人講師の招聘業務等、多岐にわたる業務を日々行っています。稽古が順調に進んでいる様子を見たり、研修公演で研修生たちの活躍や成長ぶりが垣間見えたりした時に、自分の仕事が微力ながら役に立っていることを感じ、やりがいを感じています。
Question.03これまでで一番印象に残っている
仕事上のエピソード、苦労話などが
あれば教えてください。
2022年7月のオペラ研修所試演会『領事』は、私にとって初めて携わる研修公演でしたが、公演準備の全てが初めてで、一つずつ覚えながら業務を進めるのに大変苦労しました。それでも、私が主に担当したチラシの作成業務において、デザイナーの方と何度もやり取りをしながら完成したチラシが納品された時には、初めて自分の仕事が形になったことに大きな達成感を感じたことを覚えています。
Question.04職員から見て、運営財団とはどのような
職場ですか?
「劇場」という空間に身を置き、常に「芸術」の創作現場を意識しながら働ける刺激的な職場だと感じています。アーティストや現場スタッフの方々とは四六時中すれ違いますし、稽古場エリアでは絶えず音楽が漏れ聞こえてきます。そういった時、どんなに地道な仕事も「芸術」を支えているのだと感じることができ、身が引き締まります。
Question.05どんな学生時代でしたか?
大学時代は専らオーボエに没頭しました。大学の管弦楽部に所属し、オーケストラの演奏会に向けて日々練習に励みました。フランス留学中には、大学と並行して地方音楽院に通い、本場のエスプリをほんの少し吸収してきました。また、気になるコンサート・オペラ・バレエ等の公演を見つけては行くようにしていたため、そのための資金稼ぎ(アルバイト)に必死でした。
Question.06今後の目標、取り組みたい仕事などを
教えてください
現在所属しているオペラ研修係では多くの部署と関わりを持って仕事ができているので、まずはここでしっかりと経験を積み、財団全体を広い視野で見渡せられるようになると同時に、研修公演の制作に求められる仕事を少しずつマスターしたいと考えています。そしてゆくゆくは、志望時から目標としているオペラの本公演での制作に携わりたいです。
1日のスケジュールSchedule
- 9:30
- 出勤、メールチェック、関係各所への連絡
- 10:30
- 各種書類の作成作業、事務手続き等
- 12:00
- 稽古場の準備
- 13:00
- 稽古開始時の挨拶、キャスト・スタッフへの連絡
- 13:30
- 昼休憩
- 14:30
- メールチェック、関係各所への連絡
- 15:30
- 公演プログラムの校正作業
- 16:30
- 海外招聘講師の招聘事務
(航空券・旅宿の手配、契約書の作成、ビザ申請書類の作成等)
- 17:30
- 稽古場の片付け
- 18:15
- 退勤
- 研修公演前の期間等の忙しい時期は残業もありますが、落ち着いている時期には終業後に主催公演の鑑賞に行くことも多いです。
運営財団を志望する皆さんへ
この財団には様々なバックグラウンドや興味・関心を持つ職員がいますが、全員が「舞台芸術」への並々ならぬ思いを持っていることは確かだと思います。もし「舞台芸術」への強い情熱をお持ちでしたら、きっとこの劇場を、そして「舞台芸術」を発展させるうえで大きな原動力になると思いますので、そんな皆さんと一緒にこの劇場で働ける日を楽しみにしております!Bonne chance!
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