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職員紹介Members
事業の幅の広さとスケールに
何より魅力を感じました
- 広報第一係H・Tさん
- 平成26年4月入社
出身学部:外国語学部
Question.01新国立劇場運営財団を志望した理由を
教えてください
トルコ語を専攻していた大学時代に舞台芸術に興味を持ちました。それまで舞台は自分と縁のないものと思っていましたが、トルコの都市では劇場が日常のごく身近なところにある様子を見て衝撃を受けました。以来、舞台を支えているのはどのような人たちでどのようなことをしているのか関心を持ち、自分もその一員になりたいと思うようになりました。新国立劇場は事業の幅の広さとスケールに何より魅力を感じました。
Question.02現在はどのような仕事をしていますか。
やりがいを感じることは?
広報室と国際連携協力室を兼任しています。記者発表、プレスリリース、ウェブニュース、SNSなど様々な形で、お客様や報道機関に向け財団全体に関わる情報の発信を行なっています。財団に関する記事のクリッピングも大切な業務です。また各国の大使を劇場にお迎えしたり、海外からの視察を受け入れるなど、国際的な交流窓口を担っています。新国立劇場のことを知らなかった方に少しでも関心を持っていただけるとやりがいを感じます。
Question.03これまでで一番印象に残っている
仕事上のエピソード、苦労話などが
あれば教えてください。
前部署の制作部企画室で全国公演に携わったことが印象に残っています。会場のおさえや交通・宿泊の手配、契約業務、予算管理など多岐に渡る業務の中で分からないことや不安なこともありましたが、一つの公演のために様々な人たちと働く喜びはそれまで経験したことのないものでした。現在の部署での業務内容は前部署と大きく異なるため、異動当初は苦労しましたが、新しい仕事を通して少しずつ視野が広がっていくように感じます。
Question.04職員から見て、運営財団とはどのような
職場ですか?
部署によると思いますが、一年目から責任のある仕事を任される傾向があります。また、実演芸術を扱っているため、人と人との間の連絡調整や交渉を根気強く重ねていく場面が多いように思います。異動が数年ごとにあるので劇場運営のための様々な仕事を覚える機会に恵まれ、舞台に対して情熱を持つ周りの職員の姿から学ぶことが多くあります。
Question.05どんな学生時代でしたか?
学問の面は先にお話ししたとおりですが、大学の外では国内外を旅行したりいくつかアルバイトをしました。やりたいことが分からず焦った時期もありましたが、そうした生活の中で様々な立場の人と出会ったことが自分の糧になっているように感じます。
Question.06今後の目標、取り組みたい仕事などを
教えてください
舞台芸術は、同じ演目であっても「いま・ここ」でしか体験できない生の芸術で、素晴らしい作品に出会えたときの感動や喜びは一生の思い出になります。日本では、多くの方々にとって劇場はまだまだ遠い存在かもしれませんが、国立の皆様の劇場として、これまで劇場に行ったことのない方にも少しでも関心や親しみを持っていただけるような広報をしたいです。
1日のスケジュールSchedule
- 9:30
- 出勤、メールチェック、全国紙・英字新聞から劇場関連記事をクリッピング。
- 10:00
- 部署内ミーティング。
- 10:15
- ウェブニュースを作成し、関係部署に確認。
- 11:15
- 特設サイトテストページ確認・連絡。
- 11:40
- 大使訪問に関する大使館との連絡調整・準備。
- 12:20
- ウェブサイト改修のためのテストページ確認・連絡。
- 12:40
- 海外劇場からの視察受入れ可否について関係部署に確認。
- 13:00
- 昼食。
- 14:00
- ウェブニュース公開、SNSにて情報発信。
- 14:10
- 英語ニュース公開、英語SNSにて情報発信。
- 14:50
- キャスト変更を受け、ウェブページ更新準備。
- 15:30
- テレビ局による取材の可否について関係部署に確認。
- 15:50
- 海外劇場からの視察受入れ準備。
- 16:30
- ウェブサイト新規コンテンツに関する打合せ出席。
- 17:30
- 会議資料作成、業務記録。
- 18:15
- 退社。
運営財団を志望する皆さんへ
ぜひオンラインツアーを見ていただきたいのですが、劇場はたとえそこにたくさんの苦労があっても常に新しいものが生み出される刺激的な現場です。就職活動では思い悩んだり迷ったりすることも多いかと思いますが、その過程で気付いたことや努力したことは、就職してからの人生でもかならず役に立ちます。悔いのないよう、全力で取り組んで下さい。皆さんと働けるのを楽しみにしています。