ローラン・プティの傑作バレエが久々の登場!
エスプリの効いた洒脱なバレエをどうぞ。
再演を重ねる新国立劇場バレエ団のレパートリー作品として、普段バレエをご覧にならないお客様や男性のお客様にもお楽しみいただけるバレエ作品です。
全編にフランス人のプティならではのユーモアとチャーミングな踊りに溢れた粋なバレエ作品ですが、それゆえ主役をはじめ主要登場人物を踊るためには、演技力やコケティッシュな大人の魅力、ユーモアのセンスが必要とされます。この作品は、クラシック作品だけからは見ることのできないダンサーの個性が存分に発揮されるバレエでもあります。
大人の洗練された笑い、洒脱な楽しさ、ラストの一抹の悲しさetc.…。プティ・バレエの芳醇な香りを新国立劇場でどうぞ。
(2011年12月に新国立劇場オペラ『こうもり』が上演予定です。)
夜な夜なこうもりの羽をつけて飛び立っていくヨハン。夫の夜遊びに悩むベラは友人のウルリックに相談し、謎の麗人に変装して夫を誘惑する作戦を開始する。夜のカフェで彼女に見惚れたヨハンは、自分の妻とも知らず夢中になり追いかけるうち、騒ぎに巻き込まれて捕らわれの身に。さて、夫妻の愛のゆくえはいかに…。