『ドラマ』
(1887年発表の同名の短編小説より)
パーヴェル・ワシーリェヴィチ(高名な作家)
ムラーシキナ(文人志望の女性)
ムーカ(下男)
ある朝、パーヴェル・ワシーリェヴィチ邸。
『外国もの』
(1885年発表の短編小説『異国にて』より)
カミシェフ(地主)
シャンプーヌ(その家の元フランス語家庭教師)
ミーシャ(召使)
広大な領地の退屈な日曜日。
『くしゃみ』
(1883年発表の短編小説『小役人の死』より)
ブリズジャーロフ(とても位の高い政府の役人)
その妻
チェルヴャコフ(とても位の低い政府の役人)
その妻
劇場の一等席とその真後ろの席。
『熊』
(1888年に書かれた一幕物。日本では大正3年有楽座で、楠山正雄訳・島村抱月演出により芸術座が初演、
大正14年、昭和2年には米川正夫訳・小山内薫訳で築地小劇場が上演した。)
ポポーヴァ(不動産とえくぼを持つ魅力的な未亡人)
スミルノフ(働き盛りの地主)
ルーカ(年配の従者)
ポポーヴァの屋敷の居間。
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『たばこの害毒について』
(1902年に書かれた一幕物。1886年に同名作が書かれたが、登場人物の名前だけ残し、新作として書き下ろされた。
日本では大正15年、熊沢復六訳・小山内薫演出で築地小劇場が初演した。)
ニューヒン(彼の妻の夫ー彼の妻は音楽学校と女子寄宿学校のオーナー)
田舎町の集会場の壇上。
『検察官』
(1885年発表の短編小説『袋の中の錐』より)
旅人
御者
雪のでこぼこの田舎道。
『白鳥の歌』
(1887年『コロスー一幕物のエチュード』と題して発表された。後に改めた『白鳥の歌』という題は、辞世の歌というほどの意味。
日本では大正13年、浅利鶴雄訳・小山内薫演出で築地小劇場が初演。)
スヴェトロヴィードフ(年配の喜劇役者)
ニキータ・イヴァーニチ(老プロンプター)
小さな田舎町の劇場。
『プロポーズ』
(1888年『熊』の発表後に書かれた一幕物。日本では、明治43年、『犬』と題して、小山内薫訳・演出により自由劇場が初演した。
わが国に初めて紹介されたチェーホフ劇。大正14年築地小劇場が同じ題と訳・演出で再演している。)
テュブーコフ(地主)
ナターリャ・ステパーノヴナ(その娘)
ロモフ(重病の心気症の隣人)
地主屋敷の居間。
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