第18期生が『かもめ』シーンスタディ発表会を行いました（講師：島守辰明氏）

12月下旬研修所スタジオ内にて、第18期生（2年次）によるアントン・チェーホフ作『かもめ』のシーンスタディ発表会が開催されました。
今回のシーンスタディでは、島守辰明氏を講師に迎え、シェイクスピアとともに日本での上演機会の多いチェーホフ作品の中から、代表作『かもめ』に挑戦しました。

島守氏は、ロシア・モスクワ国立アカデミー・マールイ劇場、及び劇場付属の国立シェープキン演劇大学で演出・ロシア俳優教育を学び、帰国後、兵庫県立ピッコロ劇団に在籍、後進の指導にも精力的に活躍中です。

今回は、12月初旬から約2週間に渡る研修の成果を第18期生が関係者の観客を前に披露しました。

当シーンスタディでは、全４幕を一部ダブルキャストで演じました。演じ手によって同じシーンが全く異なる印象を与えました。

2時間強の熱演に、温かな拍手が研修生たちに贈られました。研修生たちは今回の発表会でも多くを学び、次のシーンスタディに挑みます。