演劇研修所第16期生 修了公演『ブルーストッキングの女たち』が開幕しました！

写真：宮川舞子

本日2月24日、演劇研修所第16期生による修了公演『ブルーストッキングの女たち』が開幕しました。

「青踏」は、明治44年(1911)、大正時代という新しい時代に差し掛かろうとする年、女性たちによる女性のための文芸雑誌として創刊しました。

作者・宮本研氏は本作で、日本が近代化に向けて歩みを進める大正元年（1912）から関東大震災が起こる大正12年(1923)までの激動の時代を背景に、新しい時代を見つけるため、そして己の信念を貫くため、全力で生き抜いた実在の人々の生身の姿を描きました。

今回この濃密な時代を描いた傑作が、宮田慶子演劇研修所長による演出で、生き生きとした"今この時"の舞台として蘇りました。

物語が展開する背景となる社会情勢、男と女の在り方、文化・風習・社会的規範、人間同士の関係性などは、多くの点で現代日本社会とは異なります。100年あまり前の気迫に満ちた時代に生き、闘った登場人物たちに、"今の感性"で全身全霊で向き合う研修生たちが繰り広げる、力に満ちたステージに、終演後客席から熱い拍手が贈られました。

3月2日（木）の千秋楽まで、残り５公演となっております。
皆様のご来場をお待ちしております！

新国立劇場演劇研修所第16期生 修了公演『ブルーストッキングの女たち』

• 作　：宮本 研
• 演出：宮田慶子
• 会場：新国立劇場　小劇場
  
  

公演情報はこちら

チケットのご購入はこちら