演劇研修所ニュース
演劇研修所 第16期生朗読劇『ひめゆり』が開幕しました
第16期生の初めての公演となる朗読劇『ひめゆり』が無事に開幕いたしました。(14日(日)まで)
第16期生は新型コロナ感染拡大に伴い、研修所の授業もリモートでの開始となった2020年4月に入所、研修3年目を迎えました。
沖縄復帰50年、沖縄戦77年の今年、研修生は沖縄国内研修をはじめ、多くの資料や著作物、映像などを通して、真摯にこの作品と向き合ってきました。そして、1時間50分の朗読劇で、この沖縄戦の事実を伝えるべく、懸命に稽古を積み重ねてきました。
本日は、満員の客席、張り詰めた劇場全体の空気の中での初日公演でしたが、お客様からの温かい拍手を受け、カーテンコールでは、ほっとした表情が見られました。
表現者としての「語り継ぐ使命」を果たすべく、研修生が全身全霊で作品に取り組む姿をぜひご覧ください。
新国立劇場公演の後、パルテノン多摩、沖縄・国立劇場おきなわでも上演いたします。