演劇研修所ニュース
第17期生(2年次)が初めてのシーンスタディ発表会を行いました(講師:上村聡史氏)
演劇研修所のカリキュラム2年目は、「シーンスタディ」を中心とした授業を行っています。
演出家 上村聡史氏の指導のもと、約1か月半の授業を積み重ね、17期生が初めてシーンスタディの授業発表会に挑みました。
発表の様子
以下、初の発表を終えた研修生より感想です。
「内容が内容だけに、毎回集中力とエネルギーが求められる作品でした。終演後、上村さんから"お客様に観ていただくことで熱量が上がるけれども、テンションが上がりすぎてもダメで、熱量をあげる矛先が違う"というご指摘を受け、次回の発表の時には克服したいと思います。また、毎回相手との一瞬一瞬を大事にしないといけないと感じました。」
「課題がたくさん見つかりました。本番に向けて照明をつけたり、表情の見えやすいマスクに変えたりという本番への変化によって、演ずる感覚もまったく変わり、とても戸惑いました。」
「シーンスタディ」の授業は、さまざまな役柄に挑む過程で、俳優として「心」「身体」「声」を自由に使ってキャラクターを創造すること、相手役の存在を意識することを習得し、戯曲の提示する世界を全体として把握する力を養うことを目的としています。
はじめの第一歩を踏み出した17期生(2年次生)。ここが長い演劇生活の始まりです。