【プレスリリース】演劇研修所 第15期生修了公演『理想の夫』
新国立劇場 演劇研修所 第15期生修了公演『理想の夫』公演概要
文化庁委託事業「令和3年度次代の文化を創造する新進芸術家育成事業」
19世紀末ロンドンの華やかな社交界。紳士と淑女が繰り広げる人間ドラマの幕が開く!
『理想の夫』は、オスカー・ワイルドの全4幕の戯曲で、『
19世紀末のロンドン社交界の裏で繰り広げられる紳士、
初演は、1895年1月3日、
欧米では、ドイツ、アメリカ、
今回この傑作戯曲に、2019年入所の第15期生が、朗読劇「
演出は、ワイルド作品初となる宮田慶子演劇研修所長。ワイルド喜劇の世界と研修生活3年間の集大成に、どうぞご期待ください。
【公演日程】
2022年
2月1日(火)18:00、2日(水)14:00、3日(木)18:00、4日(金)14:00、5日(土)14:00、6日(日)14:00
※ロビー開場は45分前、客席開場は30分前
【会 場】新国立劇場 小劇場
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スタッフ・キャスト
【作】オスカー・ワイルド
1854年アイルランド、ダブリン生まれ。タブリン大学のトリニティ・カレッジを卒業後、オックスフォード大学に学ぶ。「芸術のための芸術」を主張して唯美主義、芸術至上主義に基づく運動を展開し、フランスやアメリカまで名前を知られた。小説『ドリアン・グレイの肖像』や戯曲『ウィンダミア卿夫人の扇』『理想の夫』『真面目が肝心』など一連の喜劇作品、短編集『幸福の王子・その他』『柘榴の家』などがある。他に戯曲『サロメ』など。1900年没。
【翻訳】厨川圭子
1924年満州奉天市生まれ。津田英学塾、慶應義塾大学文学部英文科を卒業。オスカー・ワイルドの『ウィンダミア卿夫人の扇』『理想の夫』『真面目が肝心』、ジーン・ウェブスターの『あしながおじさん』、サマセット・モームの『誘惑』『赤毛』『月と六ペンス』『お菓子の麦酒』『人間の絆(全二巻)』などを翻訳。後年は多数の児童書を翻訳している。
【演出】宮田慶子
劇団青年座所属。翻訳劇、創作劇、ミュージカル、オペラと多方面にわたる作品を手がけ、演劇教育や日本各地での演劇振興・交流にも積極的に取り組む。(公社)日本劇団協議会常務理事、日本演出者協会副理事長。2010年~18年新国立劇場演劇芸術監督。紀伊国屋演劇賞個人賞、芸術選奨新人賞、毎日芸術賞千田是也賞、読売演劇大賞最優秀演出家賞な ど受賞多数。2016年4月~新国立劇場演劇研修所長。所長として修了公演演出作品に『MOTHER-君わらひたまふことなかれ』『美しい日々』『るつぼ』『社会の柱』『マニラ瑞穂記』。
【美術】池田ともゆき
【照明】中川隆一
【音響】信澤祐介
【衣裳】西原梨恵
【演出助手】高嶋柚衣
【舞台監督】川原清徳
【主催】文化庁、新国立劇場
【出演】
新国立劇場演劇研修所第15期生
※研修生についてはこちら
新国立劇場演劇研修所修了生
髙倉直人 (10期修了)、小比類巻諒介 (11期修了)、椎名一浩 (11期修了)
公演チラシ
ものがたり
19世紀末期、ロンドンの社交界。
外務次官ロバート・チルターン准男爵は、ウィーン社交界の花形・
彼女に打ち明けることができず、苦悩するロバートは、
登場人物・キャスティング
キャヴァシャム伯爵 (ガーター勲爵士) 福士永大
ゴーリング子爵 (キャヴァシャム伯爵の息子) 神野幹暁
ロバート・チルターン準男爵 (外務次官) 須藤瑞己
ド・ナンジャック子爵 (駐ロンドン仏国大使館員) 小比類巻諒介
モント・フォード氏 髙倉直人
メイスン (チルターン卿の執事) 椎名一浩
フィプス (ゴーリング卿の召使) 髙倉直人
ハロルド (従僕) 小比類巻諒介
チルターン卿夫人 (チルターン卿の妻) 笹野美由紀
マークビー卿夫人 (チェヴリー夫人の友人) 日沼りゆ
バズルドン卿夫人 若林古都美
マーチモント夫人 土平和加子
メイベル・チルターン嬢 (チルターン卿の妹) 安藤百合
チェヴリー夫人 末永佳央理
稽古場より
◆2021年12月中旬:顔合わせ
【宮田慶子演劇研修所長(演出)から第15期生への言葉】
今回、演劇研修所としても初めて、オスカー・
100年以上前にこれほどトリッキーに、
それでも、
すごく面白い、
是非とも皆さん、夢を抱いて、そして、
◆2021年12月末:読み合わせ
◆2022年1月初旬:立ち稽古スタート
新国立劇場 演劇研修所 第15期生 LOOK BACK!
【2021年8月】演劇研修所第15期生 朗読劇 「少年口伝隊一九四五」