研修所ニュース

中村恵理、『椿姫』〈3月10日初日〉ヴィオレッタ役で出演し大喝采!



3月10日(木)に初日を迎えた新国立劇場オペラ公演『椿姫』にて、当研修所第5期修了の中村 恵理がヴィオレッタ役で出演し、そのドラマティックで豊かな感情表現で瞬く間に会場を魅了、2021年12月『蝶々夫人』のタイトルロールデビューに続き、大喝采を浴びました。

また、今回の『椿姫』には、第5期修了の与那城 敬(バリトン)がドビニー侯爵役で出演しています。


ぜひ劇場にお運びいただき、圧巻の歌唱を心ゆくまでご堪能ください。


『椿姫』は3月21日(月・祝)まで上演中です。


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オペラ界の一翼を担う当研修所出身歌手たちの活躍にどうぞご期待ください。


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▲新国立劇場オペラ公演『椿姫』より


【ヴィオレッタ】中村恵理(ソプラノ) NAKAMURA Eri

大阪音楽大学、同大学院修了。新国立劇場オペラ研修所第5期修了。2008年英国ロイヤルオペラにデビュー。翌年、同劇 場の『カプレーティ家とモンテッキ家』にネトレプコの代役として出演し、一躍脚光を浴びる。そののち、カーディフ国際声楽コ ンクールにて、歌唱賞・オーケストラ賞の両部門で本選進出。10~16年はバイエルン州立歌劇場専属歌手となり、『フィガロ の結婚』スザンナ役でデビュー後、ケント・ナガノ、キリル・ペトレンコ、大野和士らの指揮のもと、『魔笛』『ホフマン物語』『ヘン ゼルとグレーテル』『ボリス・ゴドゥノフ』などに主要キャストとして出演。英国ロイヤルオペラに『フィガロの結婚』スザンナ、『ウ ェルテル』ソフィー、『トゥーランドット』リューなどで客演に招かれるほか、ベルリン・ドイツ・オペラ、ザルツブルク州立劇場など 客演多数。16年11月、『チェネレントラ』クロリンダでウィーン国立歌劇場にデビュー。19年には台中国家歌劇院の『神々の黄昏』ヴォークリンデ に出演。12年度アリオン賞、15年度芸術選奨文部科学大臣新人賞、17年第47回JXTG音楽賞洋楽部門奨励賞受賞。大阪音楽大学客員教 授、東京音楽大学非常勤講師。新国立劇場では『フィガロの結婚』バルバリーナ(03、05年)、スザンナ(07、17年)、06年『イドメネオ』イーリア、 07年『ファルスタッフ』ナンネッタ、19年『トゥーランドット』リューなど出演多数。21年12月には『蝶々夫人』タイトルロールに出演し絶賛された。

【ドビニー侯爵】与那城 敬(バリトン) YONASHIRO Kei

桐朋学園大学ピアノ専攻卒業、同大学研究科声楽専攻修了。新国立劇場オペラ研修所第5期修了。文化庁派遣芸術家在 外研修員としてミラノに留学。第18回奏楽堂日本歌曲コンクール第1位。これまでに『エウゲニ・オネーギン』タイトルロール、 『ラ・ボエーム』マルチェッロなどに出演。新国立劇場では平成21年度芸術祭祝典『メリー・メリー・ウィドウ』ダニロ、『愛の妙 薬』ベルコーレ、『鹿鳴館』影山悠敏伯爵、『沈黙』フェレイラ、『道化師』シルヴィオ、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』コ ンラート・ナハティガル、演奏会形式『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールに出演。2022年2月東京二期会「フィガロの結婚」アルマヴィーヴァ伯爵役で絶賛。二期会会員。