演劇研修所ニュース

演劇研修所第17期生 修了公演「流れゆく時の中に―テネシー・ウィリアムズ一幕劇―」が開幕しました!


2月6日、演劇研修所第17期生による修了公演「流れゆく時の中に―テネシー・ウィリアムズ一幕劇―」が開幕しました。

8月の朗読劇『ひめゆり』、11月の『君は即ち春を吸ひこんだのだ』の上演を経た17期研修生たちが修了公演として臨むのは、テネシー・ウィリアムズの一幕劇。

20世紀初頭、高度成長期のアメリカを舞台に、変わりゆく時代、刻一刻と流れゆく時の中に立ちすくみ、ままならない日常の中で、もがき生きる人間たちの姿を描く3作品に体当たりで挑みます。

1作目『坊やのお馬』では、田崎奏太と根岸美利、

2作目『踏みにじられたペチュニア事件』では小林未来と樋口圭佑、

3作目『ロング・グッドバイ』には飯田桃子、佐々木優樹、立川義幸の3名が登場し、1対1で真っ向から向き合いながら、それぞれが暮らす「部屋」を舞台に濃密な会話劇を繰り広げました。

ギタリストの伏見蛍が哀愁を帯びたギターでいち早く観客を戯曲の世界へいざない、

助演の二木咲子(第1期修了)、須藤瑞己(第15期修了)が、作品を引き締めます。

テネシー・ウィリアムズの描く普遍的な人間ドラマを全身全霊で色濃く舞台上に描き出した研修生たちに、会場からは温かな拍手が贈られました。

2月11日(日・祝)の千秋楽まで、残り5公演となっております。

第17期生の集大成をぜひ劇場でご覧ください。

皆様のご来場を心よりお待ちしております!

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写真:宮川舞子

演劇研修所第17期生 修了公演『流れゆく時の中に―テネシー・ウィリアムズ一幕劇』

◆公演日程:2024年2月6日(金)~ 11日(日・祝


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