○チケットのお申込みにあたっては、座席名称または席種のご希望をお伝えください。
※料金は消費税込みです。
※Ｆ席の一部：公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ全店舗で販売。1人2枚まで。電話予約不可。 ※Z席：公演前日に学生のみを対象にチケットぴあ一部店舗で販売。公演当日残席がある場合は一般を対象にボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。いずれも1人1枚、電話予約不可。学生は要学生証。 ※当日学生券（50％割引／Ｆ席・Ｚ席を除く）：公演当日のみボックスオフィスとチケットぴあ一部店舗で販売。1人1枚。電話予約不可。要学生証。 ※座席と料金の詳細はこちら

“光の魔術師”Ｐ．アルローが描き出す幻想的恋物語。

｢ホフマンの舟歌｣でお馴染み、フランス・オペラ珠玉の傑作！
19世紀末、ベル・エポック（美しき）時代のパリで、代表作｢天国と地獄｣によりその名を世界に轟かせたオペレッタの創始者オッフェンバックの最初で最後のオペラ作品。ロッシーニが｢シャンゼルゼのモーツァルト｣と評したほど魅力的な音楽に彩られ、｢ホフマンの舟歌｣はオペラ通でなくとも耳なじみのある名曲です。

ホフマンの孤独な死が生み出す永遠の命
ドイツ・ロマン主義作家の鬼才E.A.Tホフマンの幻想的怪奇小説をもとにした詩人ホフマンの失恋物語。2003年の初演は、”光の魔術師“アルローの演出でドラマの妖しい幻想性が視覚的に浮き彫りにされ、好評を博しました。物語には、死、性、芸術への欲求というアルローのキーワードを象徴する女性たちが次々と登場。ホフマンの運命が絶望という名の黒い糸で紡がれていき、夢と現実の狭間をさまようホフマンは、恋をした女たちに見守られながら息を引き取ります。指揮は初演と同じく阪哲朗。ソリストにはメトロポリタン歌劇場をはじめ欧米の主要歌劇場へのデビューを控えた話題のテノール歌手フォークト、名歌手＆名優であるモリス、初演で急遽代役ながら大喝采を博した砂川涼子等充実のキャストでお楽しみいただきます。

歌劇場に隣接する酒場。公演終演後、恋する歌姫ステッラとの逢瀬の約束を交わした詩人で音楽家のホフマンは、酒を飲みながら３人の女性との失恋物語を語り始める。機械仕掛けの人形オランピアに恋をする物語。胸を病む恋人アントニアが激しく歌い息絶えてしまう物語。高級娼婦ジュリエッタに影を奪われる物語。回想を終え、恋の空しさに絶望して酔いつぶれたホフマンの前に、ミューズが姿を現す。