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Long Day's Journey into Night
小劇場 THE PIT |
<スタッフ> |
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作 |
:ユージン・オニール |
翻訳 |
:沼澤洽治 |
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演出 |
:栗山民也 |
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美術 |
:堀尾幸男 |
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照明 |
:勝柴次朗 |
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音響 |
:深川定次 |
衣裳 |
:宮本宣子 |
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演出助手 |
:豊田めぐみ |
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舞台監督 |
:田中伸幸 |
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企画 |
:渡辺浩子 |
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主催 |
:新国立劇場 |
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<キャスト> |
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津嘉山正種 三田和代 野々村のん 浅野和之 段田安則 |
<公演日程> |
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5月 |
11
木 |
12
金 |
13
土 |
14
日 |
15
月 |
16
火 |
17
水 |
18
木 |
19
金 |
20
土 |
21
日 |
22
月 |
23
火 |
24
水 |
25
木 |
26
金 |
27
土 |
28
日 |
29
月 |
30
火 |
31
水 |
●1:00
○2:00 |
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●6:30 |
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開場は開演の45分前です。 |
<前売り開始日> |
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2000年 3月12日(日) 10:00〜 |
<チケット料金> |
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席種 |
A席 |
B席 |
料金 |
5,250円 |
3,150円 |
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感情は狂気に、言葉は凶器に。ノーベル賞作家の秘稿、鮮やかに甦る。
20世紀のアメリカが生んだ偉大な劇作家、ノーベル賞作家、ユージン・オニール。自身が作家としての人生を歩み始めた1912年当時の、凄まじい家族関係を赤裸々に描いたのが、演劇史上最高の自伝劇といわれる「夜への長い旅路」です。オニールの死後に発表されたこの作品は、彼に4度目のピュリッツアー賞をもたらしました。登場人物は、俳優のジェイムスと麻薬中毒の妻メアリイ、その息子たち―放蕩を繰り返すジェイミーと肺結核に冒されたエドマンド(オニール自身)―、メイドのキャスリーンの5人。夏のある一日の朝から真夜中までに、家族間で複雑に交錯し揺れ動くさまざまな感情が、激しく、切なく綴られていきます。後悔や確執、愛憎が渦巻く家族はいったいどこにたどり着くのか。演出は、新国立劇場演劇部門の次期芸術監督で、同劇場公演「今宵かぎりは…」「音楽劇ブッダ」「キーン」など数多くの話題作を手がけている栗山民也。存在感と確かな演技力で定評あるキャストの顔合わせにも注目が集まります。家族を、そして人間の真実を冷徹なまでに見つめ浮き彫りにする傑作「夜への長い旅路」。緻密に練り上げられた、緊迫感あふれる舞台にどうぞご期待ください。
あらすじ
モルヒネ中毒で入院していたメアリイが退院して2ヶ月後。昨夜から再びモルヒネに手を出した彼女は、幻覚に囚われ始めている。そんな中、家族間の対立や不和が露呈していく。メアリイがジェイムスとの結婚を後悔していること、ジェイムスが過度な倹約家で土地所有に異常な執着があること、ジェイミーとエドマンドがそれに不満を抱いていること、メアリイをめぐる息子たちの確執など。やがてメアリイが麻薬常習者になった原因は、幼くして死んだ息子ユージンへの罪の意識からだとわかる。舞台の旅回りをしていたジェイムスを旅先まで追いかけるために、メアリイがジェイミーとユージンを母親に預けたことが、その死のきっかけだった。はしかがまだ治っていないジェイミーが、忠告を無視してユージンの部屋に入ってしまったのだ。過去を拭いきれず、いよいよ中毒症状がひどくなるメアリイ。彼女は、ユージンの次にもうけたエマンドの出産をも呪うのだった。こうして家族の溝は深まるばかりだが……。
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