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作 :過士行
翻訳 :菱沼彬晁
演出 :林兆華
美術・照明・衣裳:易立明
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19:00 |
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A席:5,250円
B席:3,150円
前売開始 :1999年4月10日(土)10:00〜
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津嘉山正種 伊原剛志 木場勝己 若林しほ
日下由美 小田豊 大場健二 大島宇三郎
水谷誠伺 大塚明夫 |
中国演劇界の巨匠が驚異的な演出で描く、碁に賭けた人間たちのドラマ。
1995年、北京人民芸術劇院の来日公演「ハムレット」の演出で、センセーショナルな話題を巻き起こした、中国の国家一級演出家・林兆華。「棋人」は96年に北京初演、翌年には香港芸術祭参加。奇抜な演出が中国演劇界を驚嘆させました。そして今回、その待望の翻訳上演が実現します。─ 60才を迎えた囲碁の名手・何雲清(ホー・ユンチン)は、今までの人生に疑問をもち、一生を賭けたはずの碁を突然捨て去る。一方、かつて彼の恋人だった司慧(スー・ホエ)の息子・司炎(スー・イエン)は、知能は優秀だが人間的な感情が未発達な若者だ。自ら碁を禁じた何雲清だが、天才棋士となった司炎との運命の対局に望む決心をする。─ 物語の進行と平行して、何もない舞台空間に鉄製の家が組み立てられていき、それが建造されるや炎ともに崩壊するという象徴的な世界が展開します。「棋人」は大衆性と実験性とが一体となった、ドラマチックな舞台で、新国立劇場とアジアとの演劇交流の第1弾となる話題作です。
今回の日本公演では、林兆華自らが来日しオーディションを行い、近年ますます演技に磨きのかかる実力派津嘉山正種、映像、舞台と幅広く活躍の伊原剛志、舞台を中心に独自の存在感の光る木場勝己ら、実力派の俳優が揃いました。出演者自ら日本棋院に赴き、囲碁の打ち方、ルールの講習を受けるなど、役作りにも気合いが入っています。
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林兆華 中国話劇団の最高峰「北京人民芸術劇院」の副院長であり、また「林兆華工作室」を主宰、中国ではまだ珍しいプロデュース公演も意欲的に行う。1978年演出家デビュー。写実劇と並んで、外国演劇や実験演劇に興味を持ち、80年代からシェーファー作「アマデウス」、ブレヒト作「第二次世界大戦のシュベイク」なども演出。過士行と組んだ演出作品では、93年「鳥人」、96年「棋人」、97年「魚人」がある。 |
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