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松岡正剛 Matsuoka
Seigo コーディネーター
エディトリアルディレクターとして、伝統文化からデジタルアーカイブまで、ジャンルを超えた編集企画やシステム開発を展開。情報文化、日本文化研究の第一人者として、制作や著作も多数。1944年、京都生まれ。早稲田大学卒業後、工作舎を立ち上げ、オブジェマガジン『遊』を創刊。87年編集工学研究所設立、96年より東京大学客員教授、98年より帝塚山学院大学教授。2000年には数十年の編集メソッドを集大成して、ISIS編集学校を創設。現在、WEB上に千冊を超えるブックナビゲーション「千夜千冊」を発表し続け、話題となっている。
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天児牛大 Amagatsu
Ushio
1949年横須賀市生まれ。75年に山海塾を創設。80年にワールドツアーを開始し、世界40ヶ国で公演を重ねる。82年以降の全作品は、パリ市立劇場で初演され、同劇場との共同プロデュース作品は10作を数える。92年、バニョレ国際振付賞の審査委員長を務め、同年、フランス政府から芸術文化功労章(シュバリエ章)を受章。オペラの演出も手がけ、98年にリヨン国立歌劇場にて世界初演されたオペラ「三人姉妹」は、同年、フランス批評家協会最優秀賞を受賞。02年、「ひびき」がローレンス・オリヴィエ賞の最優秀新作ダンス作品賞を受賞。04年、平成15年度芸術選奨文部科学大臣賞を舞踊部門にて受賞。 |
photo : Kumazawa Toru |
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梅若六郎 Umewaka Rokuro
能楽師、シテ方観世流。1948年生まれ。79年に梅若六郎家当主を継承。88年56世梅若六郎を襲名。3歳での初舞台以降、数々の古典作品を上演する一方、廃絶された能の復曲や新作能の上演にも積極的に携わり、今日に生きる古典芸能としての能を支えている。また、海外への能の紹介にも意欲的でアメリカ・フランス・ロシア等各国での公演も多数。芸術祭優秀賞、芸術選奨文部大臣新人賞、読売演劇大賞優秀賞、日本芸術院賞ほか受賞多数。 |
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木佐貫邦子 Kisanuki
Kuniko
1981年よりソロダンス活動を開始。「てふてふ」シリーズ(82~88年)は初期の木佐貫スタイルを形成した。84年からはアメリカ、オーストラリア、コロンビア、メキシコ、ドイツなどでも公演を行い、いずれも好評を得る。近年ではデュオやアンサンブルも手掛け活動の幅を広げている。また、独自のワークショップを行うなど、ステージ以外でも多くの人々と交流をもつ。ダンスグループneo代表。桜美林大学総合文化学群助教授。
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photo : André Cornellier |
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高田みどり Takada
Midori
東京生まれ。1978年ベルリン放送交響楽団のソリストとしてデビュー。以降、世界各地で演奏活動を活発に展開。80年代よりソロの他、アフリカやアジアの音楽家との共演を多く持ち、伝統音楽の構造を生かしながら独自の作曲による音楽をも演奏する。また美術や舞踊、演劇などとのコラボレーションにも独特のスタイルを持ち、高い評価を受ける。95年、第3回全税共文化功労賞。96年シパリオ・イタリアン・シアトリカル・アワード受賞。
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勅使川原三郎 Teshigawara
Saburo
舞踊家、振付家、演出家。クラシック・バレエを学んだ後、1985年宮田佳と共にカンパニーKARASを設立。86年フランスの国際舞踊振付コンクールで受賞し、西洋の模倣でも日本の伝統的舞踊や舞踏でもないまったく新しい方向性で一躍ヨーロッパ・ダンス界の注目を集める。その徹底した美意識と比類ないダンスとグループワークは絶大な評価と支持を受け、ダンスシアターシーンに多大な影響を及ぼしている。海外の著名バレエ団に招かれ、作品を多数創作。また映画やビデオ製作、ミュージシャンとのコラボレーションや、青少年を対象とした教育プロジェクトに取り組むなど、その幅広い活動と高度な舞台表現も世界中で高く認められている。
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photo : Bengt Wanselius |
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毛利臣男 Mori Tomio
空間と身体の動きの相互関係を多様な表現方法により創作し、あらゆる人とその環境を包括するアーティスト。国内外におけるオペラやバレエ、スーパー歌舞伎、能、現代劇などの美術や衣裳デザインを手掛けると同時に、ISSEY
MIYAKEのアートディレクターとして、パリコレクション(1972~1993)の演出等を担当。様々な展覧会に美術監督として参画し、その斬新な空間演出でも高い評価を得ている。また、ライフワークである、コンセプチャルアート「モーリの色彩空間」展、仮面舞踏劇「モーリ・マスク・ダンス」での活動を通し、自身が提唱する「コラボレーション美学」という新しい試みに取り組んでいる。現在、京都造形芸術大学/芸術劇場の芸術監督をつとめる。
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