毛利臣男 Mori Tomio
空間と身体の動きの相互関係を多様な表現方法により創作し、あらゆる人とその環境を包括するアーティスト。国内外におけるオペラやバレエ、スーパー歌舞伎、能、現代劇などの美術や衣裳デザインを手掛けると同時に、ISSEY
MIYAKEのアートディレクターとして、パリコレクション(1972〜1993)の演出等を担当。様々な展覧会に美術監督として参画し、その斬新な空間演出でも高い評価を得ている。また、ライフワークである、コンセプチャルアート「モーリの色彩空間」展、仮面舞踏劇「モーリ・マスク・ダンス」での活動を通し、自身が提唱する「コラボレーション美学」という新しい試みに取り組んでいる。現在、京都造形芸術大学/芸術劇場の芸術監督をつとめる。