演 劇
絆が裂け、愛が行く。
 

作  :ウィリアム・シェイクスピア
訳  :松岡和子
演 出:鵜山仁

1998年 1月17日(土)〜 2月 3日(火)(20回公演)

S席; 7,000円
A席; 5,000円
B席; 3,000円

●前売開始日 11月 2日(日)


<キャスト>  
 リア王  :山崎 努
 道 化  :高橋長英
 エドモンド:畠中 洋
 オズワルド:石田圭祐
 ケント伯爵:松山政路
 リーガン :余貴美子
グロスター伯爵:滝田裕介
エドガー   :渡辺いっけい
オールバニ伯爵:菅生隆之
コーンウォール伯爵:千葉哲也
ゴネリル   :范 文雀
コーディリア :真家留美子
          他
<スタッフ>  
 美術・・・・中越 司
 音響・・・・高橋 巌
 演出助手・・山下 悟
照明・・・・原田 保
衣装・・・・原まさみ
舞台監督・・矢野森一


あらすじ
ブリテンの老王リアは、3人の娘に領土を分け与え、引退しようと考えている。自分を最も愛してくれるものに最も豊かな領土を与えようと言うリアに、長女ゴネリルと次女リーガンは、巧みな言葉で歓心を買おうとするが、三女コーデリアは姉たちの態度に反感を持ち、真実を率直に言って父の怒りをかう。忠実な家臣ケント伯爵の忠言にも耳を貸さず、リアはコーデリアを追放し、すべての財産と王権をゴネリルとリ―ガンに譲り渡した。しかし、財産を得たとたん娘たちの態度は豹変し、リアを追い払おうとするのだった。リアは憤怒のあまり、次第に正気を失い、ついに人を呪い、世を恨み、荒野に走り放浪する‥‥‥

シェイクスピア四大悲劇の最高峰
『ハムレット』『マクベス』『オセロー』とならぶシェイクスピア四大悲劇のひとつ『リア王』。この作品は、シェイクスピアの作品の中でも最も現代的な問題をはらんだ作品であるといわれています。
愛憎渦巻く世界にあって、狂気へと走らざるを得なかった、愚かしくも痛ましい男の姿。この作品は、現代を生きる私たちの悲劇でもあります。
時代を問わず、上演される度にいつも新たな共感と感動を与え、現代を写す鏡ともいえるこの作品、松岡和子の新訳で鵜山仁が演出します。


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