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KONNICHI WA KASAN
小劇場 THE PIT |
<スタッフ> |
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作・演出 |
:永井愛 |
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美術 |
:大田創 |
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照明 |
:中川隆一 |
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音響 |
:市来邦比古 |
衣裳 |
:竹原典子 |
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演出助手 |
:黒岩亮 |
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舞台監督 |
:澁谷壽久 |
芸術監督 |
:栗山民也 |
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主催 |
:新国立劇場 |
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<キャスト> |
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加藤治子 |
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平田満 |
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大西多摩恵 |
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田岡美也子 |
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橘雪子 |
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酒向芳 |
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小山萌子 |
杉浦直樹 |
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<公演日程> |
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3月 |
12
月 |
13
火 |
14
水 |
15
木 |
16
金 |
17
土 |
18
日 |
20
祝 |
21
水 |
22
木 |
23
金 |
24
土 |
25
日 |
27
火 |
28
水 |
29
木 |
30
金 |
31
土 |
●1:00
○2:00 |
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○ |
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●7:00 |
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19日(月)・26日(月)は休演です。
開場は開演の45分前です。 |
<前売り開始日> |
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2001年1月14日(日)10:00〜 |
<チケット料金> |
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席種 |
A席 |
B席 |
料金 |
5,250円 |
3,150円 |
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世紀末から新たな世紀へ
小劇場新作連続上演Vol.4
記憶の畑をたがやそう
時からこぼれ落ちる一瞬、の、光景集(井上ひさし)
母には恋人が来た。息子にはリストラが来た。
人はそれぞれの「記憶」を背負って「今」を生きています。相手を知るということは、その人が持つさまざまな「記憶」を知るということなのかもしれません。しかし母の「記憶」を実は息子が知らなかったりというように、身近な人の記憶にはかえって触れぬままでいることが多いようです。「私の母は本当はどんな人間なのだろうか?」東京の下町を舞台に、母と息子と母の恋人の三人が、それぞれ独自の記憶と時代を背負った人間として初めて対峙し、互いに再発見していく物語を人気劇作家・永井愛が笑いと涙満載に描きます。
作・演出を担当する永井愛は劇団二兎社を主宰、近年では文化庁芸術祭大賞、紀伊國屋演劇賞個人賞などを次々と受賞、常に高い評価と注目を集めています。人間同士の対話の中から劇的な力が立ち上がってくる演劇の王道を行く骨太さと、笑いに満ちた軽やかさが同居した作品は絶大な人気を得ています。さらに今回は望みうる限りのキャストが結集しました。永井作品初登場の加藤治子、杉浦直樹、平田満。永井作品には欠かせない大西多摩恵、田岡美也子、橘雪子、酒向芳、小山萌子。熟練したキャストによる新たな永井ワールドの誕生です。2001年早春、最高の話題作にご期待ください。
ものがたり
代々足袋職人の実家に馴染めず、会社人間として生きてきた神崎昭夫(平田満)は、リストラ担当の総務部副部長として神経をすり減らす日々。加えて家では妻から離婚を迫られている。人生に戸惑いを覚えた昭夫がたどり着いた先は、母の福江(加藤治子)が一人住む東京・下町の我が家だった。だが久しぶりの母の家での出来事は傷心の昭夫を驚かすことばかり。見知らぬ人が出入りし、元気な中国人の女の子が家の中を飛び回っている。福江も以前の姿からは想像もつかぬ艶やかなファッションに身を包み、カルチャースクールやボランティアに参加し、イキイキとして楽しそうだ。しかも福江には恋人らしき男・荻生直文(杉浦直樹)の存在が。積極的に「生」を受け入れようとする元気な70代の母とその恋人、二人の生き方に戸惑いと発見を繰り返しながら、自分自身の人生をもう一度模索しようとあがく40代の息子。ひょんなことから、この三人の奇妙な共同生活がスタートする―。福江、直文、昭夫と彼らを取り巻く下町の元気な人々の日常生活を通しながら、「人生を正直に生き直そう」とする人々の姿が、生と死を深く交錯させながら描かれていきます。 |
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