新国立劇場からのお知らせ
舞台衣裳家、緒方規矩子氏ご逝去の報を受けて
舞台衣裳家の緒方規矩子氏が、2月7日に逝去されました。享年96歳でした。
氏は、日本の舞台衣裳の第一人者として、オペラ、演劇、バレエ、ミュージカルなど幅広いジャンルで活躍されました。
新国立劇場においても、開場当初より多くの作品で衣裳を手がけられました。開場記念公演のオペラ『建・TAKERU』や演劇『紙屋町さくらホテル』をはじめ、オペラ『黒船―夜明け』『カルメン』、演劇『コペンハーゲン』『ヘッダ・ガーブレル』『桜の園』など、数々の舞台で優れた才能が発揮されました。氏の卓越したデザインと作品への深い理解に基づく衣裳は、観客のみならず、スタッフ・キャストからも厚い信頼と高い評価を受けてきました。
緒方規矩子氏のご功績に心より敬意を表するとともに、ご冥福をお祈り申し上げます。
公益財団法人新国立劇場運営財団
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