新国立劇場からのお知らせ

新国立劇場 × 芸術の殿堂(韓国) 日韓合同公演『焼肉ドラゴン』上演のお知らせ

2025年日韓国交正常化60周年を記念して、新国立劇場と芸術の殿堂は、両国の劇場で日韓合同公演として演劇『焼肉ドラゴン』を同じキャストで上演いたします。

両劇場は、日韓合同公演を前に、2024年10月に連携協定を締結いたしました。この協定には、文化芸術における人的交流の拡大、芸術事業交流の活性化、両劇場施設の相互活用、共同事業の検討、さらに国際展開の促進を目的として協力する内容が盛り込まれています。

『焼肉ドラゴン』は、新国立劇場では2008年、11年、16年と3度にわたり上演されている人気作品です。初演(08年)と再演(11年)は、新国立劇場と芸術の殿堂の両国で上演されました。

日韓合同公演 演劇『焼肉ドラゴン』

会場・上演時期:

  • 新国立劇場(小劇場):2025年10月
  • 芸術の殿堂:2025年11月

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2008年上演 舞台写真 撮影:谷古宇正彦
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2011年上演 舞台写真 撮影:谷古宇正彦


芸術の殿堂について

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韓国を代表する複合芸術施設。ソウル市南部に位置する。毎年約200万人が訪れる文化拠点であり、韓国初の総合芸術センター兼文化公園として、1988年から1993年にかけて段階的に開館した。3つの劇場を擁し、オペラ劇場(2,340席)では壮大なオペラやバレエなどが上演され、CJトウォル劇場(1,004席)では演劇や小規模オペラ、現代舞踊を上演。また、ジャユ劇場(241席)では実験的かつ前衛的な公演が行われている。その他にも、コンサートホール(2,523席)、IBK室内楽ホール(600席)、リサイタルホール(354席)、インチュンアートホール(100席)に加え、書芸博物館、美術館、デザイン博物館、野外ステージも併設されている。世界的な芸術拠点として、韓国文化を次代へ導く役割を果たすとともに、海外の芸術団体との活発な交流や、多彩なイベントを通じて、人々を魅了する世界有数の文化施設としてさらなる飛躍が期待されている。