2024/2025シーズン

こつこつプロジェクト Studio公演夜の道づれYoru no Michizure

公演期間:
2025年4月15日[火]~20日[日]
予定上演時間:
未定

Introductionはじめに

一年間をかけて試演を重ね、時間に追われない稽古のなかで、作り手の全員が問題意識を共有し、作品への理解を深め、舞台芸術の奥深い豊かさを一人でも多くの観客の方々に伝えられる公演となることを目標とする「こつこつプロジェクト」。
2021年から第二期が始動し、22年2月に最終試演会が行われました。『夜の道づれ』は第二期からの参加作品です。最終試演会後、さらに作品を深めてはどうかという協議がなされ、演出家の柳沼昭徳は、引き続き第三期メンバーの一人として、今年プロジェクトが再始動。今回は初めての試みである「Studio公演」として本プロジェクトの道程を皆様に公開いたします。

『夜の道づれ』は1950年に文芸誌「群像」に初出、敗戦後の夜更けの甲州街道をとぼとぼと歩いている、男二人の一種のロードムービーのような戯曲です。
この演劇的実験性の高い作品に挑戦するのは、京都を拠点に活躍する劇団烏丸ストロークロック主宰・柳沼昭徳。自身の創作のなかでも、「歩く」ことで人や事物と出会い、対話し、気づくことで過去を清算・懺悔するといった作品を作っていることもあり、本作に惹かれたとのこと。稽古の段階では、実際に甲州街道を歩くフィールドワークを行い、戯曲をフィジカル面でも検証、稽古に臨みました。試演会を重ねるにつれ、「発語」と「歩く」という行為が統合された俳優と、観客がまるで一緒に歩いている感覚に陥る不思議な作品へ変化をとげました。その時間と空間を深堀り、さらなる進化を目指します。

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Schedule公演日程

公演日程

2025年 4月15日 火曜日 19時
4月16日 水曜日 14時
シアタートーク
4月17日 木曜日 14時
トークバック
4月18日 金曜日 19時
4月19日 土曜日 13時 17時30分
トークバック
4月20日 日曜日 13時
託児マーク


託児サービス利用可 ...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。



トークバック...トークバック

「こつこつプロジェクト」の一環として、演出家や出演者から、直接お客様に観劇後のご感想やご意見をうかがいます。


  日程:4月17日(木)14:00公演、4月19日(土)17:30公演終了後 @新国立劇場 小劇場

  出演:柳沼昭徳 ほか

  注意事項:当日ご観劇のお客様にそのままご参加いただくプログラムです(他日程不可)。



予定上演時間

未定

会 場

新国立劇場 小劇場

ご注意事項

  • 開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【作】三好十郎
  • 【演出】柳沼昭徳
  • 【照明】鈴木武人
  • 【音響】信澤祐介
  • 【衣裳】山野辺雅子
  • 【ヘアメイク】高村マドカ
  • 【舞台監督】川除 学

キャスト

  • 石橋徹郎
  • 金子岳憲
  • 林田航平
  • 峰 一作
  • 滝沢花野
  • 石橋徹郎
  • 金子岳憲
  • 林田航平
  • 峰 一作
  • 滝沢花野

Profile

【作】三好十郎(MIYOSHI Juro)

1902年~58年。吉江喬松に師事し、早稲田大学在学中に詩人としてデビュー。28年、高見順らと左翼芸術同盟を結成。同年、処女戯曲『首を切るのは誰だ』を発表。全日本無産者芸術連盟(ナップ)に参加、『疵だらけのお秋』のほか小説・詩を書き、31年、処女戯曲集『炭塵』を出版。以降、プロレタリア劇作家として知られたが、社会的リアリズムと呼ぶ創作方法により、政治主義・公式主義に不満を抱き組織から離れる。生涯で57編の戯曲とラジオドラマの脚本を残し、『炎の人』で52年読売文学賞戯曲賞を受賞。そのほかの代表作に『浮標』『斬られの仙太』『おりき』『廃虚』『獅子』『その人を知らず』『胎内』『崖』『冒した者』など。58年12月16日、東京・赤堤の自宅書斎で逝去。享年56歳。戯曲体で81枚、小説体で130枚書かれた『神という殺人者』が絶筆未完の遺作となったほか、『悪人を求む』が遺稿として同年12月19日の読売演劇で発表される。

     

【演出】柳沼昭徳(AGINUMA Akinori)

近畿大学在学中の1999年に「烏丸ストロークロック」を旗揚げ、京都を拠点に国内各地で演劇活動を行う。作品のモチーフとなる地域での取材やフィールドワークを元に短編作品を重ね、数年かけて長編作品へと昇華させていく創作スタイルが評価されている。2015年京都芸術センター主催演劇計画Ⅱ『新・内山』にて第60回岸田國士戯曲賞にノミネートされる。18年、20年と東京芸術劇場 芸劇eyesにて『まほろばの景』シリーズを上演、話題を呼ぶ。平成28年度京都市芸術新人賞受賞。

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Storyものがたり

敗戦後の夜更けの甲州街道。作家の御橋みはし次郎は、家へ帰る途中、見知らぬ男、熊丸信吉と出会う。歩く道すがら、2人の目の前には、若い女や警官、復員服の男、農夫などが次々と現れる。会話しながら進むうち、なぜ熊丸がこんな夜中にここを歩いているか語られだすのだが......。

Ticketsチケット

チケット料金

全席指定 2,750円(10%税込)

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます

Z席 1,650円(10%税込)

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2025年2月1日(土)10:00~10日(月)

新国メンバーズ先行販売期間:2025年2月2日(日)10:00~10日(月)

一般発売日:2025年2月15日(土)10:00~

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

WEBからのお求め

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【Pコード:531-212】

イープラス

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ローソンチケット

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【Lコード:36103】

JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。

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Z席の購入方法

  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
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グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5746)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。