2024/2025シーズン

シリーズ「光景―ここから先へと―」Vol.2ザ・ヒューマンズ─人間たちThe Humans

日本初演
公演期間:
2025年6月
予定上演時間:
未定

Introductionはじめに

劇作家・脚本家として活躍するスティーヴン・キャラムのヒット作、『ザ・ヒューマンズ─人間たち』。マンハッタンの老朽化したアパートを舞台に、感謝祭を祝うために集まったある家族の会話から、貧困、老い、病気、愛の喪失への不安、宗教をめぐる対立などが浮かびあがる一夜の物語です。人間の抱える人生の大きな不安を描くこの物語の世界は、現在のアメリカの縮図であり、それは私たち日本の現在とも重なります。
2014年アメリカン・シアター・カンパニー製作によりシカゴで初演され、15年ラウンドアバウト・シアター・カンパニー製作によりニューヨーク、オフ・ブロードウェイで上演、16年にはキャラムのブロードウェイ・デビュー作となり、再びピュリッツァー賞演劇部門最終候補、トニー賞、ニューヨーク演劇批評家協会賞の最優秀プレイ、オビー賞劇作賞を受賞しました。続いて21年、映画製作・配給会社「A24」製作により映画化、キャラム自身が監督も務め、エイミー・シューマン、ビーニー・フェルドスタイン、スティーヴン・ユァンらが出演、高く評価されています。演出には、22年に新国立劇場『ロビー・ヒーロー』の記憶も新しい桑原裕子を再び迎え、日本初演でお送りします。

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Schedule公演日程

公演日程

2025年6月

予定上演時間

未定

会 場

新国立劇場 小劇場

ご注意事項

  • 開場は開演30分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【作】スティーヴン・キャラム
  • 【翻訳】広田敦郎
  • 【演出】桑原裕子
  • 翻訳広田敦郎
  • 演出桑原裕子
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Profile

【作】スティーヴン・キャラム(Stephen KARAM)

1980年ペンシルベニア州スクラントンでレバノン系アメリカ人の家庭に生まれる。ブランク・シアターの全国青少年劇作家フェスティバルで97年から99年まで3年連続優勝。2001年、ブラウン大学在学中、ミュージカル『エマ』でケネディ・センター・アメリカ大学演劇フェスティバルのミュージカル賞を受賞。大学卒業後、ユタ・シェイクスピア・フェスティバルで実習生として働く。12年、『預言者の息子たち』がピュリッツァー賞演劇部門最終候補となり、ニューヨーク演劇批評家協会賞、アウター批評家協会賞、ルシール・ローテル賞の最優秀プレイを受賞。『ザ・ヒューマンズ』は14年アメリカン・シアター・カンパニー製作によりシカゴで初演され、15年ラウンドアバウト・シアター・カンパニー製作によりニューヨーク、オフ・ブロードウェイで上演、16年にはキャラムのブロードウェイ・デビュー作となり、再びピュリッツァー賞演劇部門最終候補、トニー賞およびニューヨーク演劇批評家協会賞の最優秀プレイ、オビー賞劇作賞を受賞。その他の戯曲に、『桜の園』(チェーホフの翻案)、『ダーク・シスターズ』(室内オペラの作詞)、『スピーチ&ディベート』、『コロンバイナス』など。映画脚本に「スピーチ&ディベート」、「かもめ」(チェーホフの翻案/マイケル・メイヤー監督)。21年、A24製作による「ザ・ヒューマンズ」ではキャラム自身が監督も務め、エイミー・シューマン、ビーニー・フェルドスタイン、スティーヴン・ユァンらが出演、高く評価された。

     

【翻訳】広田敦郎(HIROTA Atsuro)

劇団四季、TPTを経て、フリーランスの戯曲翻訳者。2009年、トム・ストッパード作『コースト・オブ・ユートピア』の翻訳で第2回小田島雄志翻訳戯曲賞。アジアン・カルチュラル・カウンシル(ACC)13年グランティ。
近年の翻訳上演作品に、チェーホフ作『三人姉妹』、『桜の園』(サイモン・スティーヴンス版)、アーサー・ミラー作『橋からの眺め』『みんな我が子』『セールスマンの死』『るつぼ』、テネシー・ウィリアムズ作『地獄のオルフェウス』『西洋能 男が死ぬ日』、ダグラス・マックスウェル作『OUR BAD MAGNET』、ダイアナ・ソン作『STOP KISS』、アレクシ・ケイ・キャンベル作『The Pride』『ブラッケン・ムーア』、カレル・チャペック作『母』、サイモン・スティーヴンス作『FORTUNE』、『夜中に犬に起こった奇妙な事件』、イプセン作『民衆の敵』、ジョン・スタインベック作『二十日鼠と人間』、ハワード・ブレントン作『ブラディ・ポエトリー』、クリストファー・ハンプトン作『危険な関係』。新国立劇場では『レオポルトシュタット』の翻訳を手掛けた。

【演出】桑原裕子(KUWABARA Yuko)

東京都出身。劇作家・演出家・俳優。劇団KAKUTA主宰。穂の国とよはし芸術劇場PLAT芸術監督。
2009年KAKUTA『甘い丘』で第64回文化庁芸術祭・芸術祭新人賞(脚本・演出)受賞。16年KAKUTA『痕跡』第18回鶴屋南北戯曲賞受賞。18年穂の国とよはし芸術劇場PLATプロデュース『荒れ野』で第5回ハヤカワ「悲劇喜劇」賞および読売文学賞戯曲シナリオ部門受賞。19年に劇団作品『ひとよ』が白石和彌監督で映画化。映像脚本として、NHK 昭和歌謡ミュージカル『また逢う日まで』など。その他近年の主な舞台に『たわごと』(作・演出)『少女都市からの呼び声』(出演)『誤餐』(作・演出)『閃光ばなし』(出演)などがある。新国立劇場では『ロビー・ヒーロー』を演出。

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Storyものがたり

ブリジットとその恋人リチャードが住むマンハッタンのアパート。眠れぬ夜を過ごした後、ブリジットの父エリックは、フィラデルフィア郊外から、妻ディアドラ、娘のエイミー、認知症の祖母モモを連れ、感謝祭を祝うために二人の新居を訪れる。雑多なチャイナタウンにある老朽化したアパートでは、階上の住人の奇怪な物音や、階下のランドリールームの轟音がして、祝日だというのに落ち着かない。そんな中始まった食事会では、次第にそれぞれがいま抱える人生の不安や悩みを語り出し、だんだんと陰鬱な雰囲気を帯びてくる......。

Ticketsチケット

チケット料金

未定

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます

Z席 1,650円(10%税込)

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2025年3月29日(土)10:00~4月7日(月)

新国メンバーズ先行販売期間:2025年3月30日(日)10:00~4月7日(月)

一般発売日:2025年4月12日(土)10:00~

チケット取り扱い

お電話でのお求め

新国立劇場ボックスオフィス

03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

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チケットぴあ

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JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

  • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。

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Z席の購入方法

  • 上記の方法での先着販売後、残席がある場合は、公演当日朝11:00からボックスオフィス窓口でも販売いたします。
  • 電話での予約は承れません。
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グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5746)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニーの一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。