演劇公演関連ニュース

2022/2023シーズン演劇 『楽園』開幕!

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(左から)中原三千代、清水直子、豊原江理佳、増子倭文江、西尾まり、深谷美歩、土居志央梨


作・山田佳奈×演出・眞鍋卓嗣の強力タッグで届ける、女性7人の濃密な会話劇が本日開幕!

日本の劇作家の新作をお届けする、シリーズ【未来につなぐもの】。

第3弾は、脚本家・演出家・映画監督とマルチに活躍する、劇団□字ック主宰の山田佳奈による新作です。

各界から注目される山田が今回選んだ題材は、年に一度の女性だけで行われる神事。山田が実際に取材したことを題材に創作された架空の島の物語です。

ワンシチュエーションで展開される、真摯で時に滑稽な女性7名の会話から、結婚、不妊、介護、パワハラ...女性たちが直面する問題が浮かび上がります。伝統継承と変化に揺れる地方都市は、やがて彼女たちの姿を通して、現在の日本に重なります。

演出は、劇団俳優座に所属し国内外の戯曲を自らの企画で上演しながらも、ミュージカル、オペラ、音楽劇など幅広い作品を手掛ける眞鍋卓嗣。豊原江理佳・土居志央梨・西尾まり・増子倭文江をはじめとした、実力派俳優陣と、日本の「今」を描きます。


そして、本日6月8日(木)初日の幕が開きました。

7名の出演者による濃密な会話劇に、時に笑い声も交じりながら、劇場は熱気に包まれました。

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(左から)豊原江理佳、土居志央梨

撮影:田中亜紀

作・山田佳奈よりメッセージ

実際に取材を重ねてきたものが、既視感のある景色としてではなく、新たな物語として舞台上に立ち上がりました。

俳優7名と演出家の眞鍋さんが紡いでくださった今作は、どこか遠い島の出来事のようでもありますが、我々が直面している多くのことを内在しています。
それらが客席の皆さんにどのような形で伝わり、観劇後にどのような読後感となるのか。劇作家として、この瞬間に立ち会えたことを嬉しく思います。

「未来につなぐもの」というテーマで描いてきたシリーズ第三弾として、多くの人に手渡せるバトンとなっていれば幸いです。



演出・眞鍋卓嗣よりメッセージ

いよいよスタートしました。出演者、スタッフ、全ての方が、この作品にとても前向きに関わってくださったことに心から感謝いたします。
昨今、世の中は物ごとの隔たりが極端になり、いったいどこに向かうのか不安な気持ちになります。
お客様には気軽に楽しんで頂きながら、少しでもそのような私たちの現在地とその先について考えを巡らせてもらえたら嬉しいです。



また、昨日、メディア向けに公開フォトコール・初日前会見を実施いたしました。

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撮影:田中亜紀





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