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2022/2023シーズン演劇 『エンジェルス・イン・アメリカ』第一部「ミレニアム迫る」開幕!

本日4月18日(火)、『エンジェルス・イン・アメリカ』第一部「ミレニアム迫る」が、初日を迎えました!

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(奥)水 夏希(手前)岩永達也


1980年代のエイズ禍のNYを舞台に、セクシュアリティ、人種問題、信仰、政治─

アメリカ社会が抱える苦悩や葛藤を浮き彫りにした、トニー・クシュナーの傑作群像劇!

オーディションで選ばれた8名のキャストとともに、上演時間 計8時間の大作を一挙上演!



小川絵梨子芸術監督が就任とともに打ち出した支柱の一つ、「演劇システムの実験と開拓」として、すべての出演者をオーディションで決定する「フルオーディション企画」。その第五弾として上演するのは、1991年の初演以来世界中で上演されてきたトニー・クシュナーの名作『エンジェルス・イン・アメリカ』二部作です。
本作は、エイズを発症したゲイの青年・プライアーを中心に、人々が懸命に前に進もうとする姿を、天使の登場などファンタジーの要素も織り交ぜながら描く、群像劇です。
演出にはフルオーディション第三弾『斬られの仙太』を手掛けた上村聡史を再び迎え、書類選考を含め約1ヶ月にわたるオーディションを経て選ばれた8名のキャストとともに、約2か月半の
稽古に挑みました。

そして本日4月18日(火)、第一部「ミレニアム迫る」がついに開幕!

8人のキャストが複数の役を演じ分け、上演時間 約3時間30分をエネルギッシュに駆け抜けました。


明日4月19日(水)は、いよいよ第二部「ペレストロイカ」が開幕いたします。どうぞご期待ください。

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(左から)山西 惇、坂本慶介
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(左から)長村航希、岩永達也、鈴木 杏、坂本慶介

撮影:宮川舞子



演出・上村聡史よりメッセージ

   

「劇場が一体となって旅をしている」という気持ちです。8名の俳優の表現とお客様の反応が、共に熱気を帯びながら、目的地に向かって駆け抜けていく感覚を初日の舞台に覚えました。
エイズ、レーガン政権などと1980年代のニューヨークが舞台となっていますが、改めて「今」を語る作品となりました。
8時間という上演時間に尻込みするかもしれませんが、演出も演技もあっという間に時間が過ぎていくような変化の醍醐味に満ち溢れています。
是非、劇場で体験していただけたら何よりです。





また、本日、メディア向けに公開舞台稽古・囲み取材会を実施いたしました。