Storyものがたり
人生、どうしたらいいのか分からない―― 一人旅に出た「わたし」はイタリアの空港で偶然一人の男性に出会い、恋に落ち、結婚する。仕事も順調、二人の子供にも恵まれ、一家は幸せに満ちた日々を送るが、些細なことがきっかけで幸せなはずの生活は突然崩れ始める。そして事態は予期せぬ方向へと進み始め......。
"わたし"の順風満帆な人生――胸を衝く〈結末〉。人間社会のリアルを映す一人芝居
2018年にロンドン、ロイヤルコート劇場にて、キャリー・マリガン出演によって初演されたデニス・ケリーの傑作です。初演時には多くの絶賛を浴び、その後、ブロードウェイでも上演されました。
ある女性の視点から、愛、結婚と仕事、出会いや喪失を描く一人芝居。順調に見えていた主人公の人生が崩壊していく予想外の物語の中で、現代社会における様々な歪が描かれる本作は本邦初演となります。
イギリスの劇作家。1970年生まれ。2003年『Debris』(2000年執筆)で劇作家デビュー。05年『Osama the Hero』をハムステッド・シアターに書き下ろし、その後同劇場と緊密な関係を結ぶ。10年にロイヤル・シェイクスピア・カンパニー委嘱『Matilda the Musical』(ロアルド・ダール原作『マチルダは小さな大天才』)を上演、オリヴィエ賞、トニー賞の最優秀ミュージカル賞を受賞。ナショナル・シアターやドンマー・ウェアハウスなどにも作品を書き下ろす。他には映画『Black Sea』、BBCテレビなどにも脚本を執筆している。
1991年生まれ。武蔵大学、共立女子大学ほか非常勤講師。演劇雑誌「悲劇喜劇」編集協 力。専門はハロルド・ピンター、トム・ストッパードを中心とした現代イギリス演劇。これまでの翻訳作品に『ドクターズジレンマ』『BIRTHDAY』『ULSTER AMERICAN』『ブレイキング・ザ・コード』『ラビット・ホール』『聖なる炎』『管理人/THE CARETAKER』『HEISENBERG(ハイゼンベルク)』『ポルノグラフィ』『受取人不明 ADDRESS UNKNOWN』など。一川華との共訳作品に『ケイン&アベル』。ミュージカルの翻訳・訳詞作品に『スライス・オブ・サタデーナイト』『回転木馬』。新国立劇場では、『白衛軍 The White Guard』『エンジェルス・イン・アメリカ』『アンチポデス』『タージマハルの衛兵』を翻訳。
日本大学藝術学部映画学科卒。2008年文学座附属演劇研究所入所。13年に座員となる。同年4月『十字軍』にて文学座初演出。これまでの主な演出作品に、『オレアナ』『リタの教育』、ミュージカル『ラフヘスト~残されたもの』、音楽劇『不思議な国のエロス』~アリストパネス「女の平和」より~、『クレバス2020』『ブレイキング・ザ・コード』『幽霊はここにいる』『加担者』『母 MATKA』『墓場なき死者』『熱海殺人事件』『野鴨』など。23年、『加担者』『幽霊はここにいる』の演出で第30回読売演劇大賞優秀演出家賞受賞。新国立劇場では、『私の一ヶ月』『誤解』を演出。
人生、どうしたらいいのか分からない―― 一人旅に出た「わたし」はイタリアの空港で偶然一人の男性に出会い、恋に落ち、結婚する。仕事も順調、二人の子供にも恵まれ、一家は幸せに満ちた日々を送るが、些細なことがきっかけで幸せなはずの生活は突然崩れ始める。そして事態は予期せぬ方向へと進み始め......。
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ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。
ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。
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ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。
10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5746)までお問い合わせください。