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    2025/2026シーズン

    アルバン・ベルクヴォツェック<新制作>

    Wozzeck / Alban Berg
    全3幕〈ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付〉
    公演期間:
    2025年11月15日[土]~11月24日[月・休]
    予定上演時間:
    約1時間35分(途中休憩なし)

    Introductionはじめに

    孤独が男を蝕み、狂気が支配する
    A.ベルクが打ち立てた20世紀オペラの金字塔

    大野和士芸術監督が上演に注力する20世紀オペラから、『ヴォツェック』を新制作します。新ウィーン楽派の作曲家アルバン・ベルクが唯一完成させたオペラ『ヴォツェック』は、貧困にある兵士の精神的不安と破滅を描く衝撃的な作品で、20世紀オペラの金字塔として世界中で上演が繰り返されている人気作です。原作はゲオルク・ビューヒナー(1813~1837)が執筆した未完の戯曲で、1821年にライプツィヒで起きた殺人事件の加害者ヴォイツェックの精神鑑定の記録をもとに書かれました。1914年にウィーンで上演された演劇を観たベルクはオペラ化を構想したものの、翌年第一次世界大戦に徴兵され、除隊後1917年から21年になって作曲した『ヴォツェック』は自身の厳しい軍隊生活の経験も重ねて書かれたと言われています。ベルクはシュプレヒゲザング、シュプレヒシュティンメと言われる歌と語りの中間の技法を使い、演劇的緊張感が張り詰める中で、貧困から逃れられない男が妻の不倫をきっかけに転落していく物語を一気に語ります。
    演出を手掛けるのは、英国が生んだカリスマ演出家リチャード・ジョーンズ。高度な演奏技術が要求される難役ヴォツェック役には、新国立劇場で2009年にも同役を歌った世界的スター、トーマス・ヨハネス・マイヤーが出演。大尉役にはキャラクター・テノールの世界最高峰アーノルド・ベズイエン、鼓手長には同役を特に得意とするジョン・ダザック、マリー役にはドラマティックな表現で活躍するジェニファー・デイヴィスが出演します。指揮は大野和士芸術監督が自らあたります。

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    Schedule公演日程

    公演日程

    2025年11月15日(土)14:00

    2025年11月18日(火)14:00

    2025年11月20日(木)19:00

    2025年11月22日(土)14:00 託児サービス利用可

    2025年11月24日(月・休)14:00

    託児サービス利用可 ...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。

    予定上演時間

    約1時間35分(途中休憩なし)

    • 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

    会 場

    ご注意事項

    • 開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。

    Staff&Castスタッフ・キャスト

    スタッフ

    • 【指 揮】大野和士
    • 【演 出】リチャード・ジョーンズ
    • 【美術・衣裳】アントニー・マクドナルド
    • 【照 明】ルーシー・カーター
    • 指揮大野和士
    • 演出リチャード・
      ジョーンズ
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    キャスト

    • 【ヴォツェック】トーマス・ヨハネス・マイヤー
    • 【鼓手長】ジョン・ダザック
    • 【アンドレス】伊藤達人
    • 【大尉】アーノルド・ベズイエン
    • 【医者】妻屋秀和
    • 【第一の徒弟職人】大塚博章
    • 【第二の徒弟職人】萩原 潤
    • 【白痴】青地英幸
    • 【マリー】ジェニファー・デイヴィス
    • 【マルグレート】郷家暁子
    • 【合 唱】新国立劇場合唱団
    • 【児童合唱】TOKYO FM 少年合唱団
    • 【管弦楽】東京都交響楽団
    • ヴォツェックトーマス・ヨハネス・マイヤー
    • 鼓手長ジョン・ダザック
    • アンドレス伊藤達人
    • 大尉アーノルド・
      ベズイエン
    • 医者妻屋秀和
    • 第一の徒弟職人大塚博章
    • 第二の徒弟職人萩原 潤
    • 白痴青地英幸
    • マリージェニファー・
      デイヴィス
    • マルグレート郷家暁子
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    Profile

    【指揮】大野和士(ONO Kazushi)

    東京藝術大学卒業後、バイエルン州立歌劇場でサヴァリッシュ、パタネー両氏に師事。ザグレブ・フィル音楽監督、バーデン州立歌劇場音楽総監督、モネ劇場音楽監督、トスカニーニ・フィル首席客演指揮者、リヨン歌劇場首席指揮者、バルセロナ交響楽団音楽監督を歴任。現在、新国立劇場オペラ芸術監督(2018年~)及び東京都交響楽団音楽監督、ブリュッセル・フィルハーモニック音楽監督。これまでにボストン響、ロンドン響、ロンドン・フィル、ライプツィヒ・ゲヴァントハウス管、フランクフルト放送響、パリ管、フランス放送フィル、スイス・ロマンド管、イスラエル・フィルなど主要オーケストラへ客演、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、英国ロイヤルオペラ、エクサン・プロヴァンス音楽祭など主要歌劇場や音楽祭で数々のオペラを指揮。新作初演にも意欲的で数多くの世界初演を成功に導く。日本芸術院賞、サントリー音楽賞、朝日賞など受賞多数。文化功労者。フランス芸術文化勲章オフィシエを受勲。新国立劇場では『魔笛』『トリスタンとイゾルデ』『紫苑物語』『トゥーランドット』『アルマゲドンの夢』『ワルキューレ』『カルメン』『スーパーエンジェル』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』『ペレアスとメリザンド』『ボリス・ゴドゥノフ』『ラ・ボエーム』『シモン・ボッカネグラ』『ウィリアム・テル』を指揮している。本年8月に『ナターシャ』を、25/26シーズンは『ヴォツェック』『エレクトラ』を指揮する予定。

    【演出】リチャード・ジョーンズ(Richard JONES)

    ロンドン出身。国際的な舞台で30年以上に渡りオペラや演劇の演出を手掛ける演出家。英国ロイヤルオペラ『ラ・ボエーム』『ボリス・ゴドゥノフ』『ニーベルングの指環』『ムツェンスク郡のマクベス夫人』『子どもと魔法』『賭博者』『アンナ・ニコル』『三部作』、イングリッシュ・ナショナル・オペラ(ENO)『The Plumber's Gift』『3つのオレンジへの恋』『ルル』『トロイ人』『カヴァレリア・ルスティカーナ/道化師』、ワシントン・ナショナル・オペラ/ENO『ヘンゼルとグレーテル』『スペードの女王』『ヴォツェック』『ニュルンベルクのマイスタージンガー』などのほか、グラインドボーン音楽祭、バイエルン州立歌劇場、パリ・オペラ座、エクサン・プロヴァンス音楽祭、オランダ国立オペラ、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、フランクフルト歌劇場などでオペラを演出。オリヴィエ賞に9回輝き、最近では英国ロイヤルオペラ『アルチーナ』で同賞を受賞。英国ロイヤルオペラ『カーチャ・カバノヴァー』、ENO『ラインの黄金』でサウスバンク賞受賞。最近の演出作品に、シアター・ロイヤル・バス/オールド・ヴィック・シアター『Machinal』、シアター・ロイヤル・バス『The Birthday Party』、パーク・アヴェニュー・アーモリー『Judgment Day』、オールド・ヴィック・シアター『Endgame』がある。新国立劇場へは『ムツェンスク郡のマクベス夫人』以来2回目の登場。

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    Profile

    【ヴォツェック】トーマス・ヨハネス・マイヤー(バリトン)(Thomas Johannes MAYER)

    ドイツのバリトン。オランダ国立オペラ、モネ劇場、英国ロイヤルオペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、ミラノ・スカラ座、バイエルン州立歌劇場、パリ・オペラ座、チューリヒ歌劇場、ウィーン国立歌劇場、バイロイト音楽祭、ザルツブルク音楽祭などに『影のない女』バラク、『サロメ』ヨハナーン、『アラベッラ』マンドリカ、『パルジファル』アムフォルタス、『ローエングリン』テルラムント、『ニーベルングの指環』ヴォータン/さすらい人など、シュトラウスとワーグナーを中心としたレパートリーで出演を重ねる。最近ではオランダ国立オペラ『ローエングリン』テルラムント、『マハゴニー市の興亡』モーゼス、バイロイト音楽祭『さまよえるオランダ人』オランダ人、テアトロ・レアル『トリスタンとイゾルデ』クルヴェナール、チューリヒ歌劇場『トスカ』スカルピアなどに出演。新国立劇場へは09年『ヴォツェック』タイトルロールでデビューし、『アラベッラ』マンドリカ、『さまよえるオランダ人』タイトルロール、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・ザックスに出演、本年2月には『フィレンツェの悲劇』シモーネに出演。

    【鼓手長】ジョン・ダザック(テノール)(John DASZAK)

    イギリス出身。多彩な声とドラマティックで力強い表現で知られ、世界の主要劇場で活躍。バイロイト音楽祭に『ラインの黄金』ローゲ、ベルリン州立歌劇場へ『ヴォツェック』鼓手長、ミラノ・スカラ座へ『ピーター・グライムズ』タイトルロール、メトロポリタン歌劇場へ『ビリー・バッド』ヴェール大尉役でデビュー。最近の出演作にチューリヒ歌劇場『烙印を押された人々』、ザルツブルク音楽祭/パリ・オペラ座『ヴォツェック』、ザクセン州立歌劇場『画家マティス』『ムツェンスク郡のマクベス夫人』など。『サロメ』ヘロデは英国ロイヤルオペラでデビュー後、エクサン・プロヴァンス音楽祭、チューリヒ歌劇場、パリ・オペラ座でも演じ好評を博す。ほかにエクサン・プロヴァンス音楽祭『ヤコブ・レンツ』、英国ロイヤルオペラ『エレクトラ』、チューリヒ歌劇場『ボリス・ゴドゥノフ』、パリ・オペラ座『ホヴァンシチナ』などに出演。バイエルン州立歌劇場には『小人』『ヘンゼルとグレーテル』『烙印を押された人々』『ヴォツェック』などに出演を重ねる。2024/25シーズンはジュネーヴ大劇場、チューリヒ歌劇場『サロメ』、バイエルン州立歌劇場『カーチャ・カバノヴァ』、ナポリ・サン・カルロ劇場、ハンブルク州立歌劇場『エレクトラ』、ローマ歌劇場『囚われ人』に出演する。新国立劇場初登場。

    【アンドレス】伊藤達人(テノール)(ITO Tatsundo)

    東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程修了。新国立劇場オペラ研修所第14期修了。文化庁在外研修員としてベルリンにて研鑽を積む。二期会『パルジファル』タイトルロール、『影のない女』皇帝に出演。日生劇場では『ヘンゼルとグレーテル』魔女、『ランメルモールのルチア』アルトゥーロで出演。オペラのほか、15年新国立劇場演劇制作ミュージカル『パッション』にトラッソ中尉で出演。新国立劇場オペラ公演では『夜鳴きうぐいす』漁師、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ダーヴィット、『こうもり』アルフレード、『さまよえるオランダ人』舵手に出演している。25/26シーズンは『ヴォツェック』アンドレス、『こうもり』アルフレードに出演予定。二期会会員。

    【大尉】アーノルド・ベズイエン(テノール)(Arnold BEZUYEN)

    オランダのテノール。アムステルダムで学んだ後、ウィーン国立歌劇場で『蝶々夫人』ピンカートン、『ナブッコ』イズマエーレ、『オテロ』カッシオ、『椿姫』アルフレード、『魔笛』タミーノ、『さまよえるオランダ人』エリック、『ニーベルングの指環』ジークフリート、ミーメ、ローゲなどに出演。特に『ニーベルングの指環』ミーメ、ローゲ、『サロメ』ヘロデで成功を収め、重要なレパートリーとなる。1998年にはバイロイト音楽祭にローゲ役でデビューし、同音楽祭へはその後18年間出演を続ける。ほかに、オランダ国立オペラ、バルセロナ・リセウ大劇場、ベルリン・ドイツ・オペラ、英国ロイヤルオペラ、メトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座、ナポリ・サン・カルロ歌劇場、ウィーン国立歌劇場など世界の主要劇場に出演している。新国立劇場では『ボリス・ゴドゥノフ』シュイスキー公に出演した。

    【医者】妻屋秀和(バス)(TSUMAYA Hidekazu)

    東京藝術大学卒業、同大学大学院オペラ科修了。1994~2001年ライプツィヒ歌劇場、02年~11年ワイマールのドイツ国民劇場専属歌手。これまでにベルリン・ドイツ・オペラ、ベルリン州立歌劇場、ライン・ドイツ・オペラ、スコティッシュ・オペラなどに出演。欧州、日本でモーツァルト、ロッシーニ、ヴェルディ、プッチーニ、ワーグナー、R.シュトラウス等のオペラの主要な役を100役以上演じており、新国立劇場では『ラ・ボエーム』コッリーネ、『ドン・ジョヴァンニ』騎士長、『セビリアの理髪師』ドン・バジリオ、『アイーダ』ランフィス、『リゴレット』スパラフチーレ、『ドン・カルロ』宗教裁判長/フィリッポ二世、『ラインの黄金』ファーゾルト、『魔笛』ザラストロ、『ルチア』ライモンド、『タンホイザー』領主ヘルマン、『トゥーランドット』ティムール、『夏の夜の夢』クインス、『イオランタ』ルネ、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ハンス・フォルツ、『さまよえるオランダ人』ダーラント、『ばらの騎士』オックス男爵、『ペレアスとメリザンド』アルケル、『夢遊病の女』ロドルフォ伯爵、『ウィリアム・テル』ジェスレルなど出演多数。芸術選奨文部科学大臣賞受賞。2024年紫綬褒章受章。

    【第一の徒弟職人】大塚博章(バス)(OTSUKA Hiroaki)

    玉川大学芸術学科音楽専攻卒業。第42回日伊声楽コンコルソ3位。文化庁派遣芸術家在外研修員としてドイツに留学。びわ湖ホール『シチリアの晩鐘』、二期会で近年では『魔笛』ザラストロ、『ばらの騎士』オックス男爵などに出演。新国立劇場では『サロメ』2人の兵士1、『トスカ』シャルローネ、『ドン・カルロ』修道士、『マノン・レスコー』軍曹、『魔笛』武士Ⅱ、『タンホイザー』ラインマル、『ジャンニ・スキッキ』シモーネ、『夏の夜の夢』シーシアス、『イオランタ』ベルトラン、『ばらの騎士』警部、『ボリス・ゴドゥノフ』ミチューハ、鑑賞教室『カルメン』スニガ、コンサート・オペラ『ペレアスとメリザンド』アルケル、「『ジークフリート』ハイライトコンサート」さすらい人などに出演。二期会会員。

    【第二の徒弟職人】萩原 潤(バリトン)(HAGIWARA Jun)

    東京藝術大学卒業、同大学大学院修了。ベルリン・ハンス・アイスラー音楽大学大学院で学ぶ。二期会オペラスタジオ修了。文化庁派遣芸術家在外研修員として渡独。第14回五島記念文化賞新人賞受賞。これまでに『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ベックメッサー、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵およびフィガロ、『サロメ』ヨカナーン、『こうもり』アイゼンシュタインなどに出演。新国立劇場では『トゥーランドット』ピン、『アラベッラ』ドミニク伯爵、『アンドレア・シェニエ』フレヴィル、『ラ・ボエーム』ショナール、『ローエングリン』王の伝令、『魔笛』パパゲーノ、『ヴォツェック』第二の従弟職人、『イェヌーファ』粉屋の親方、『松風』須磨の浦人、『タンホイザー』ビーテロルフ、高校生のためのオペラ鑑賞教室『フィガロの結婚』フィガロなどに出演。二期会会員。

    【白痴】青地英幸(テノール)(AOCHI Hideyuki)

    武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。これまでに『魔笛』タミーノ、ロッシーニ『オテロ』ロドリーゴ、『ロメオとジュリエット』ロメオ、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『カルメン』ドン・ホセなどを演じている。宗教曲ソリストとしても活躍。新国立劇場では『おさん』『ホフマン物語』『ばらの騎士』『ムツェンスク郡のマクベス夫人』『ヴォツェック』『サロメ』『ファルスタッフ』『ジャンニ・スキッキ』『夏の夜の夢』『フィガロの結婚』『夜鳴きうぐいす』『ボリス・ゴドゥノフ』『子どもと魔法』『こうもり』『トリスタンとイゾルデ』『ジークフリート』ハイライトコンサートなど多数出演。25/26シーズンは『ヴォツェック』白痴、『こうもり』ブリント博士に出演予定。成城大学合唱部ヴォイストレーナー。公津の杜男声合唱団指導者。コールペガサス・ヴォイストレーナー。足利オペラ・リリカ専属アーティスト並びに研究科講師。武蔵野音楽大学講師。

    【マリー】ジェニファー・デイヴィス(ソプラノ)(Jennifer DAVIS)

    アイルランドのケア出身。センセーショナルなデビューが続き、その輝くような銀色の声色と劇的な表現で国際的注目を集める。英国ロイヤルオペラのジェット・パーカー・ヤング・アーティスト・プログラムに参加し、ロイヤルオペラで『ローエングリン』エルザ、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『ヘンゼルとグレーテル』グレーテル、『魔笛』侍女I、『ポントの王ミトリダーテ』アルバーテ、『イル・トロヴァトーレ』イネスなどに出演。『ローエングリン』エルザで特に高い評価を獲得しており、同役を英国ロイヤルオペラ、ベルリン・ドイツ・オペラ、シュトゥットガルト歌劇場、フランダース・オペラで歌っている。最近の出演作には、ウィーン国立歌劇場『フィデリオ』レオノーレ、ザクセン州立歌劇場『ラインの黄金』フライア、イングリッシュ・ナショナル・オペラ『ワルキューレ』ヘルムヴィーゲ、アイルランド国立歌劇場『魔笛』パミーナ、オペラ・ノース『ドン・ジョヴァンニ』ドンナ・アンナなどがある。2023/24シーズンにはイングリッシュ・ナショナル・オペラに『イェヌーファ』タイトルロール、アイルランド国立オペラへ『ファウスト』マルグリートでデビューし絶賛される。24/25シーズンには、ベルリン・ドイツ・オペラへ『アラベッラ』タイトルロールで再登場予定。新国立劇場初登場。

    【マルグレート】郷家暁子(メゾソプラノ)(GOKE Akiko)

    東京藝術大学、同大学院オペラ専攻首席修了。学部卒業時に同声会賞、アカンサス音楽賞受賞。二期会オペラ研修所マスタークラス修了時、優秀賞及び奨励賞を受賞。藝大オペラ定期公演『皇帝ティートの慈悲』セストでデビュー。これまでに、『アポロンとヒヤキントス』アポロン、『セビリアの理髪師』ロジーナ、『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『カルメン』タイトルロール、日生劇場『ヘンゼルとグレーテル』ヘンゼル、二期会『アルチーナ』ブラダマンテ、『金閣寺』娼婦、『修道女アンジェリカ』修練女長、『ルル』ギムナジウムの学生、『こうもり』オルロフスキー、『フィガロの結婚』ケルビーノ、『パルジファル』小姓/花の乙女、東京・春・音楽祭『ローエングリン』小姓に出演。二期会会員。新国立劇場では『修道女アンジェリカ』修道女長、『エウゲニ・オネーギン』ラーリナに出演した。

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    Storyものがたり

    【第1幕】理髪師から兵士になった実直なヴォツェックは、内縁の妻マリーとの間に一人息子がいるが、貧しい生活を強いられていた。彼は上官の大尉の髭を剃ったり、誇大妄想気味の医者の人体実験のアルバイトをしたりして小銭稼ぎをしている。そのためヴォツェックの精神状態は不安定で、不気味な幻覚を見ては妄想に苛まれていた。妻のマリーはヴォツェックとの暮らしに疲れ、猛々しい肉体の持ち主である鼓手長に惹かれ、やがて不倫関係に陥る。

    【第2幕】ヴォツェックはある日、耳飾りを手に女性らしく華やいでいるマリーを見て不審を抱く。それは鼓手長からの贈り物だった。やがてヴォツェックの猜疑心は高まり、妻を詰問するがしらを切られる。ついに居酒屋で鼓手長がマリーと嬉しそうに踊っている現場を押さえたヴォツェック。ヴォツェックは鼓手長に絡まれ取っ組みあいになるが、袋だたきにされ、痛めつけられる。

    【第3幕】信心深いマリーは自分の罪を悔いて神に祈る。しかし赤い月が昇る沼のほとりで、錯乱気味のヴォツェックに刺し殺されてしまう。凶器のナイフを捨てて逃げたヴォツェックは、苦しみを紛らわそうと居酒屋で享楽に耽るが、シャツの血痕を見つけられ外に飛び出す。再び沼のほとり。ヴォツェックは証拠のナイフを沼の奥深くに投げ入れようとして溺れ死ぬ。翌朝、マリーの死骸が見つかる。遊んでいた子ども達が、マリーの息子に「君のお母さん、死んだよ」と告げて沼へ向かうが、意味が呑み込めない息子は一人遊びに興じている。

    Ticketsチケット

    チケット料金

    席種S席A席B席C席D席
    料金
    (10%税込)
    29,700円 24,200円 17,600円 11,000円 7,700円
    席種 料金(10%税込)
    S席 29,700円
    A席 24,200円
    B席 17,600円
    C席 11,000円
    D席 7,700円

    クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

    Z席 1,650円(10%税込)

    2025/2026シーズン オペラ セット券
    現在、先着順受付中!

    座席表

    前売り開始日

    アトレ会員先行販売期間:2025年8月23日(土)10:00~9月9日(火)

    新国メンバーズ先行販売期間:2025年8月24日(日)10:00~9月9日(火)

    一般発売日:2025年9月13日(土)10:00~

    チケット取り扱い

    お電話でのお求め

    新国立劇場ボックスオフィス

    03-5352-9999電話予約・店頭購入方法

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    チケットぴあ

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    JTB・近畿日本ツーリスト・日本旅行・東武トップツアーズほか

    割引等のご案内

    お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

    高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

    ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

    • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

    ジュニア割引(小中学生):20%割引

    ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

    • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

    当日学生割引:50%割引

    公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

    障がい者割引:20%割引

    ボックスオフィス(窓口・電話)のみ取扱。要障害者手帳等。

    • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。

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    Z席の購入方法

    • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
    • Z席とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
    • 電話での予約は承れません。
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    グループでの
    お申し込み

    10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

    ご注意事項

    • 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
    • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
    • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
    • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
    • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
    • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。

    2023/2024シーズン・特別支援企業グループ

    • 2023/2024シーズン・特別支援企業グループ
    • ONWARD
    • 木下グループ
    • 住友化学
    • TBS
    • TOYOTA
    • ぴあ
    新国立劇場
    〒151-0071 東京都渋谷区本町1丁目1番1号
    TEL:03-5351-3011(代表)

    京王新線(都営新宿線乗入)「初台駅」中央口直結。

    • 東口ではございません。ご注意ください。
    • 京王線は止まりません。
    • 車椅子で初台駅よりご来場される場合は、東口のエレベーターをご利用ください。

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    電話:03-5352-9999 10:00 ~ 18:00
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