オペラ研修所ニュース
【press release】新国立劇場オペラストゥディオ「サマー・リサイタル 2026 『ジャンニ・スキッキ』 プロローグ『ドナーティ家の肖像』付き」
「サマー・リサイタル 2026」では、富豪の遺産相続をめぐる強欲な人間たちの騒動と若いカップルの恋をテンポよく描いたG.プッチーニ晩年の傑作『ジャンニ・スキッキ』を上演いたします。
指揮にウィーン国立歌劇場で音楽指導主任を務めた重鎮キャスリーン・ケリー、演出に「サマー・リサイタル 2024」でも演出を務め好評を博したタラ・フェアクロスを迎えます。
富豪の遺産相続をめぐる人間の業をコミカルに描き出したこの喜劇は、高度な歌唱力のみならず、緻密なアンサンブルと卓越した演技力が求められる作品です。
今回は両氏によるオリジナルのプロローグ『ドナーティ家の肖像』を交えた上演となります。
『ドナーティ家の肖像』では、K.ヴァイル、S.バーバー、G.メノッティ等のアメリカ作品を集め、ドナーティ家の人間模様を描き、作品の世界観をより深く、新鮮なアプローチで皆様にお届けいたします。
さらに、国内外で活躍する、髙田智士(第8期修了)、駒田敏章(第11期修了)、山田大智(第12期修了)、水野優(第19期修了)らを迎え充実した布陣のステージとなります。
オペラストゥディオが作り上げるとびきりの喜劇をどうぞお楽しみください!
新国立劇場オペラストゥディオ(オペラ研修所)
サマー・リサイタル2026『ジャンニ・スキッキ』プロローグ『ドナーティ家の肖像』付き
会場:新国立劇場・中劇場
公演日程:2026年7月25日(土)14:00 26日(日)14:00
【指 揮】キャスリーン・ケリー
【演出】タラ・フェアクロス
【ピアノ】谷池重紬子、木下志寿子
【出演】
新国立劇場オペラストゥディオ第27・28・29期
【賛助出演】
髙田智士(第8期修了)、駒田敏章(第11期修了)、山田大智(第12期修了)、水野優(第19期修了)
【オペラ研修所長】佐藤正浩
【主 催】新国立劇場
>チケット料金(税込)
S席:5,500円 A席:4,400円 Z席:1,650円 ※良席はお早めに!
>公演情報ページはこちら
>WEBでのチケットのご購入はこちら
>電話 新国立劇場ボックスオフィス 03-5352-9999
【指揮】指揮:キャスリーン・ケリー Kathleen Kelly
ピアニスト、コレペティートル、指揮者/新国立劇場オペラ研修所 招聘講師(音楽指導)

サンフランシスコ・オペラで研鑽を積み、同カンパニーの音楽スタッフを務めた後、メトロポリタン歌劇場の音楽スタッフとして長いキャリアを積む。ヒューストン・グランド・オペラ、バークシャー・オペラの音楽監督を歴任した後にウィーンに移り、女性として、またアメリカ人として初めてウィーン国立歌劇場のシュトゥディエンライターに就任。2015年以降は米国に戻り、グリマーグラス・フェスティバル、ウルフ・トラップ・オペラ、アリゾナ・オペラ、エル・パソ・オペラ、オペラ・コロンバス、メローラ・オペラ・プログラム等、数々のオペラ公演を指揮する。リサイタルの伴奏ピアニストとしても国内外で活躍し、ウィーン楽友協会、カーネギー・ワイルリサイタルホール、ケネディー・センター等で数々のソリストと共演。ウィーン国立歌劇場とヒューストン・グランド・オペラのリサイタルシリーズではキュレーターを務める。
指導者としては、シンシナティ大学コンサーヴァトリー・オブ・ミュージック学部オペラ科や、ワシントン・ナショナル・オペラ、ヒューストン・グランド・オペラの各研修所、トロント大学等で定期的に後進の指導にあたっている。シカゴ・リリック・オペラ、ロサンゼルス・オペラ、ヒューストン・グランド・オペラ、ワシントン・ナショナル・オペラ、カナディアン・オペラ・カンパニー等のヤング・アーティスト・プログラムにおいてもコレペティートルを務める。また、マギル大学音楽院、ベイラー大学、ヴァンダービルト大学等、多くの教育機関にてマスタークラスやワークショップを行っている。
【演出】タラ・フェアクロス Tara FAIRCLOTH
演出家/新国立劇場オペラ研修所 招聘講師(演技指導)

タラ・フェアクロスの作品は全米のオペラハウスで上演されており、シカゴ・リリック・オペラ初演出作品、ロッシーニの『セビリアの理髪師』は批評家から称賛された。直近では『 星の王子さま』 (ユタ・オペラ)、『 ナクソス島のアリアドネ』 (ウルフ・トラップ・オペラ)、『羊飼いの王様』(メローラ・オペラ)、『 アグリッピナ』(ヒューストン・アルス・リリカ)、『ポッペアの戴冠』(ボストン・バロック)を演出した。
2021~2022年シーズンにおいては、タルサ・オペラとの『 エメリン』 、 サンタバーバラ歌 劇場での『椿姫』、ジュリアード音楽院との『ウィンザーの陽気な妻たち』 など、いくつかの新作に 取り組んでいるほか、アルス・リリカ・ヒューストンとの「永遠」と題したプログラムにも取り組んでいる。そして、ジョナサン・ドーヴの「もうひとつのエウリディーチェ」 とバッハの「Ich habe genug」を組み合わせた『アンダーワールド』 などを演出。さらに、 ダラス・オペラでのデビュー作で、古くから人気のある『セビリアの理髪師』を再演した。
フェアクロスは、ユタ・オペラ、ウルフ・トラップ・オペラ、アリゾナ・オペラ、タルサ・オペラ、アトランタ・オペラなどの地方の劇場で輝かしいキャリアを積む。バロックのレパートリーは、2003 年にアルス・リリカ・ヒューストンのプロダクション『 カイン:原罪』で演出家デビューを果たし、それ以来、シャルパンティエの『アクテオン』 や 『オルフェウスの冥府下り』 を含む同オペラの数多くの舞台を企画、演出した。また、 メキシコのサンミゲル・デ・アジェンデ で開催されたフェスティバル・ディ・ムジカ・バロッカのアルス・リリカ、およびドミニク・ウォルシュ・ダンス・シアターと協力してマーキュリー・バロックにて、『ディドとアエネアス』を演出した。
最近では、 メローラ・オペラの『羊飼いの王様』、アルス・リリカ・ヒューストン の『アグリッピナ』、 ユタ・オペラの『星の王子さま 』、ボストン・バロックの『ポッペアの戴冠』 、アリゾナ・オペラの『エフゲニー・オネーギン』、ボストン大学にてブリテンの『夏の夜の夢』の新演出を制作。さらに、彼女はウルフ・トラップ・オペラで『蝶々夫人』 、ユタ交響楽団とオペラ『子供と魔法』、アリゾナ・オペラで『ドン・ジョヴァンニ』の新演出を制作し、アリゾナ・オペラで2014年の『ウルフ・トラップ・カルメン』を再構成した作品を演出した。
フェアクロスは、リリック・オペラ・オブ・シカゴ、ヒューストン・グランド・オペラなどの劇場の演出スタッフとして活躍、複雑なオペラレパートリーに取り組む他、若手歌手を熱心に指導している。ヒューストン・グランド・オペラスタジオおよびヤング・アーティスト・ボーカル・アカデミーの演技コーチを務める他、ウルフ・トラップ・オペラスタジオ、ミシガン大学、ライス大学などでゲスト・コーチを務めている。
【ものがたり】
舞台は1299年、フィレンツェ。
フィレンツェの富豪ブオーゾ・ドナーティが亡くなったことから騒ぎが始まります。集まった親類たちはブオーゾの死を嘆き悲しんでいるようにみせかけ、実は遺産の分配が気になって仕方ありません。見つけ出した遺言書には「巨額な遺産はすべて修道院に寄付すること」と書かれており、この遺言書が公証人の手に渡る前にどうにかしようと必死に画策します。そこに呼ばれたのが、ジャンニ・スキッキ。ブオーゾの死がまだ他に漏れていないことを確かめ、亡骸をいったん片付けさせると、自分がブオーゾになりすまし遺言状を作り変えるという計画を打ち明けるのですが......。
【キャスト】
▼7月25日(土)14:00公演
【ジャンニ・スキッキ】須田龍乃(第29期)
【ラウレッタ】島袋萌香(第27期)
【ツィータ】牧羽裕子(第27期)
【リヌッチョ】矢澤 遼(第27期)
【ゲラルド】長倉 駿(第28期)
【ネッラ】有吉琴美(第27期)
【ベット・ディ・シーニャ】髙田智士(賛助出演/第8期修了)
【シモーネ】山田大智(賛助出演/第12期修了)
【マルコ】上田 駆(第28期)
【チェスカ】谷口晴菜(第29期)
【スピネッロッチョ先生】駒田敏章(賛助出演/第11期修了)
【アマンティオ・ディ・ニコーラオ】駒田敏章(賛助出演/第11期修了)
【ピネッリーノ】後藤悠斗(第29期)
【グッチョ】水野 優(賛助出演/第19期修了)
【ゲラルディーノ】新海実咲(第29期)
▼7月26日(日)14:00公演
【ジャンニ・スキッキ】駒田敏章(賛助出演/第11期修了)
【ラウレッタ】新海実咲(第29期)
【ツィータ】吉原未来(第28期)
【リヌッチョ】矢澤 遼(第27期)
【ゲラルド】長倉 駿(第28期)
【ネッラ】齋藤菜々子(第28期)
【ベット・ディ・シーニャ】髙田智士(賛助出演/第8期修了)
【シモーネ】山田大智(賛助出演/第12期修了)
【マルコ】後藤悠斗(第29期)
【チェスカ】大隈有花里(第29期)
【スピネッロッチョ先生】須田龍乃(第29期)
【アマンティオ・ディ・ニコーラオ】須田龍乃(第29期)
【ピネッリーノ】上田 駆(第28期)
【グッチョ】水野 優(賛助出演/第19期修了)
【ゲラルディーノ】島袋萌香(第27期)
★★現在、第29期の稽古場便り連載中!ぜひこちらからご覧ください★★
ANAスカラシップによるドイツ・イタリア海外研修
ANAスカラシップ制度により、オペラ研修所では、ヨーロッパの歌劇場と密接なつながりのある研修機関で研修を行い、優れた芸術家の指導を受けるとともに、オペラが育まれた国の文化に直接触れることなどを目的に海外研修を実施しています。
例年イタリア、ドイツで海外研修を行っています。
第28期ドイツ研修(フランクフルト歌劇場) ▶詳しくはこちら
▽研修の様子がフランクフルト地元新聞「frankfurter rundschau」で紹介されました ▶詳しくはこちら
第27期イタリア研修(ミラノ・スカラ座アカデミー) ▶詳しくはこちら
日々の研修
中嶋彰子氏による「オーディション・テクニック特別講座」 2025.12 ▶詳しくはこちら

国際的なソプラノ歌手・中嶋彰子氏を講師に迎え、「オーディション・テクニック特別講座」を実施しました。中嶋氏は、長く世界有数のオペラ劇場で多くのタイトルロールを務め、近年はウィーン市立音楽芸術大学 (MUK)や国際コンクールの審査委員(国際フランツ・シューベルト・リート・コンクール)などで、後進の育成にも精力的に活動されています。
海外の劇場等のオーディションや国際コンクールを模した貴重な講義となりました。
塚田佳男氏による「日本歌曲特別講座」 2026.3 ▶詳しくはこちら

塚田佳男氏による「日本歌曲特別講座」を実施し、その成果を関係者の皆様にご披露しました。
「日本歌曲特別講座」は数年前から毎年開講されており、今回は初めて塚田氏をお招きし開講いたしました。
当講座は、オペラとは異なる歌曲の世界に触れ、日本において母語である日本語の詩の表現を学ぶ大切な機会となっています。
海外招聘講師ジョン・ノリス氏を迎え「公開マスタークラス」 2026.5 ▶詳しくはこちら

海外招聘講師ジョン・ノリス氏による「公開マスタークラス」を開催し、多くのお客様に研修風景の一端をご覧いただきました。
氏の指導は、ANAスカラシップ制度によるドイツ研修の際に受講していましたが、今回は氏を日本にお招きしてご指導いただく初めての機会となりました。
修了者のめざましい活躍
井上大聞氏(第21期修了、バリトン)第16回「アニタ・チェルクエッティ国際声楽コンクール」で、
第1位および特別賞を受賞!日本人・アジア人初 2026.4 ▶詳しくはこちら
冨永春菜さん(第25期修了、ソプラノ)第16回「アニタ・チェルクエッティ国際声楽コンクール」でファイナリスト 2026.4 ▶詳しくはこちら
砂田愛梨さん(第18期修了、ソプラノ)が第4回「野島賞」を受賞!2026.4 ▶詳しくはこちら
杉山沙織さん(第23期修了、メゾソプラノ)、ミラノ・スカラ座『愛の妙薬』『椿姫』『ドン・キショット』に出演決定!2026.6 ▶詳しくはこちら
冨永春菜さん(第25期修了、ソプラノ)がイタリア、ボナヴェントゥーラ・ソンマ国際声楽コンクールで第一位 2026.6 ▶詳しくはこちら
日程:2026年7月30日(木)~31日(金)、8月3日(月)~4日(火) 各日9:00~17:30(予定)
※タイムテーブル等詳細は参加者に個別にお知らせします。
会場:新国立劇場リハーサル室 東京オペラシティ小リハーサルルーム
主催:新国立劇場オペラストゥディオ
特別レッスン内容
●オペラ基礎演技講座
●海外招聘講師によるコレペティートルレッスン
●オペラストゥディオ説明会
予定講師
キャスリーン・ケリー、粟國 淳、浜田理恵 ほか
※予定講師は変更になる場合がございます。予めご了承ください。
応募資格
●原則として、すべての日程に参加できる方
●将来、新国立劇場をはじめとする国内外で活躍できるプロのオペラ歌手を目指す方で、以下の①または②を満たす方
①現在4年制音楽大学の3年次、4年次および大学院に在籍中の方
②4年制音楽大学、大学院卒業者で、満27歳以下(2027年4月1日現在)の方
募集人数・受講料・応募方法
【応募期間】2026年6月15日(月)~6月26日(金)15:00締切
【募集人数】8名程度
【受講料】20,000円(税込) ※受講料・通訳・聴講料込
【応募方法】以下の応募方法をご確認の上、ご応募ください。
▼ご応募は下記のQRコードまたはこちらから ※応募者多数の場合、書類選考を実施します。
〈その1〉
サマー・リサイタル2026『ジャンニ・スキッキ』鑑賞(7月25日(土)・26日(日)のうち、いずれか1日)
研修生の実際の公演の様子をご覧いただけます!
〈その2〉
参加者のうち特に優秀と認められた方については、新国立劇場オペラストゥディオ第30期選考試験の第1次試験を免除します。
(選考試験の応募資格を満たす方のみ対象となります。)
研修期間 2027年4月~2030年3月
試験日(予定)
【一次試験】2026年11月下旬
【二次試験・三次試験】2026年12月上旬~中旬
※第30期の募集は2026年秋ごろに開始予定です。
なお、第30期募集からは応募可能年齢が29歳までとなります。
詳しい試験情報については、決定次第、新国立劇場ウェブサイトにてお知らせします。













