【稽古場便り①】2025春公演『フィガロの結婚』大竹悠生

2025春公演『フィガロの結婚』（2/22～24）では、研修生たちが役どころに正面から向き合い、全力で取り組んだ成果をご披露します。3年次の第25期は、この公演を経てプロの世界に飛び立ちます。

公演に向けて本格的にリハーサルを重ねている第25期のコメントを連載でご紹介します。

初回登場は、大竹悠生（ソプラノ）です。

東京藝術大学音楽学部声楽科を経て、同大学院音楽研究科声楽専攻を修了。学部在学中に安宅賞、卒業時にアカンサス音楽賞、並びに同声会賞を受賞。第40回飯塚新人音楽コンクール声楽部門入賞。第6回江戸川新進音楽家コンクール声楽部門第2位。第391回「新卒業生紹介演奏会」、並びに2020年度「モーニングコンサート」にて藝大フィルハーモニア管弦楽団と共演。これまでに声楽を鈴木由紀、川上洋司、浜田理恵の各氏に師事。『領事』マグダ・ソレル、『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージで出演。

＜研修生からのメッセージ＞

第25期ソプラノの大竹悠生です。
3年間の研修は本当にあっという間で、ついに最後の公演を迎えることとなりました。
今回の公演では、モーツァルト『フィガロの結婚』の伯爵夫人を演じます。夫人は、優美さや品格を保ちながらも、夫への失望や孤独、そして愛を取り戻すための力強い決意など、多面的な感情を表現する重要な役です。

これまで佐藤所長と音楽稽古を重ねて参りましたが、いよいよデイヴィッド先生との立ち稽古が始まります。
先生とともに、どのような『フィガロの結婚』を創り上げられるのか、とても楽しみです！

公演まであと1ヶ月。役への理解をさらに深め、丁寧かつ生き生きとした表現を目指して取り組んで参ります。
皆様のご来場を心よりお待ちしております。

▲リハーサル室より

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