オペラ研修所ニュース

【稽古場便り④】「サマー・リサイタル 2024」 牧羽 裕子

オペラストゥディオ(オペラ研修所) 「サマー・リサイタル 2024」(7/25・27・28公演)は、名作オペラから、ドイツのジングシュピールやオペレッタ、スペインのサルスエラ、今回日本初演となるアメリカの室内オペラまで、選りすぐりの10 シーンを上演します。


当公演では、指揮にはキャスリーン・ケリー、ウィーン国立歌劇場初の女性音楽指導主任も務めた重鎮を、演技指導・演出にはタラ・フェアクロス、米国各オペラハウスでの演出と大学での指導者として定評のある演出家を迎え、
次代を担う若きオペラ歌手一人一人の感性、「声」の個性が活かされたシーンを作り上げます。


「稽古場便り」では、4月に入所したばかりの第27期生のコメント
を連載でご紹介します。


今回登場は、牧羽 裕子(メゾソプラノ)です。

牧羽裕子_トリミング.jpg

牧羽 裕子 MAKIBA Yuko(メゾソプラノ)

長野県松本市出身。国立音楽大学演奏・創作学科声楽専修卒業、オペラ・ソリストコース修了。サントリーホール オペラ・アカデミープリマベーラコース修了。大学卒業後、ミラノ市立音楽院で研鑽を積み、その後メゾソプラノに転向。声楽を山田実、佐竹由美、ジャネット・ペリー、セレーナ・ファルノッキア、林眞暎の各氏に師事。演奏歴においては『コジ・ファン・トゥッテ』フィオルディリージ、『修道女アンジェリカ』修道女長、ベートーヴェン「第九」アルトソリストなどを務める。


【研修生からのメッセージ】


皆さま、はじめまして。
オペラ研修所第27期生として入所いたしました、メゾソプラノの牧羽裕子です。

春の入所から早いもので、梅雨明けも間近、木々の葉が生茂る季節となりました。
国内外の先生方からのレッスンや特別講座をはじめ、毎日新しい知識と経験を得られる恵まれた環境の中で、オペラ歌手としての将来の道筋を描くための思索に耽り、また研修生同士互いに刺激を受けあい成長する、そんな音楽と学びに満ちた、充実した研修の日々を過ごしております。

この3ヶ月すべての日が意味を持っていた、そう思えるこの環境を最大限活用できるよう、そしてこれからもそうであるよう励みたいと思います。

今月からはサマー・リサイタルに向け、本格的な立ち稽古がはじまり、役の心や人生、作品の世界観を創り上げるべく、全力を傾けております。今回の充実した多様なプログラムを最大限楽しんでいただけるよう、研修生一丸となって研鑽してまいります。

ご来場を心よりお待ちしております。


IMG_0061.JPG

▲稽古より

新国立劇場オペラストゥディオ(オペラ研修所) 「サマー・リサイタル 2024」

会場:新国立劇場・小劇場
公演日程:2024年7月25日(木)~28日(日)

チケット料金(税込)全席指定:3,850円 Z席:1,650円 ※良席はお早めに!

一般発売期間:2024年6月22日(土)10:00~


>公演情報ページはこちら

>チケットのご購入はこちら