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【レポート】オペラ研修所第26期生ドイツ研修(ミュンヘン・バイエルン州立歌劇場附属研修所)

ANAスカラシップによるオペラ研修所第26期生のドイツ研修がミュンヘン・バイエルン州立歌劇場附属研修所で実施されました


この海外研修は、2016年より全日本空輸株式会社と新国立劇場によって創設されたANAスカラシップ制度の一環として実施されています。

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オペラ研修所海外研修については、ヨーロッパの歌劇場と密接なつながりのある研修機関で研修を行い、優れた芸術家の指導を受けるとともに、オペラが育まれた国の文化に直接触れることなどを目的に実施しています。

今回はオペラ研修所第26期生が約2週間にわたりドイツ研修を行い、ミュンヘン・バイエルン州立歌劇場附属研修所の実施する特別レッスンを受講しました。

研修生たちは、第一線で活躍する声楽家やコレペティートルによる歌唱レッスンをはじめ、演技やドイツ語のレッスンなど日々様々なプログラムに参加するなど、大変貴重な経験となりました。

【研修生のレポート抜粋】

・「海外での基本的なオーディションの受け方、何が必要で、どのような選曲をすべきかなど、具体的に知ることができました」(後藤真菜美)

・「ドイツの方のクラシック音楽に対する興味や、芸術家の需要が日本と比べとても大きいことを知りました。オペラという芸術が生まれたヨーロッパで仕事をしたいと強く感じた日々でした」(谷 菜々子)

・「私の呼吸法は渡独する前に実践していたものから著しく変化し、研修最終日に劇場関係者の方々の前で公開オーディションという形で歌わせていただいた際には、歌唱において今までに体感したことのない新しい感覚を得ることができたのは大きな収穫だと思います」(中尾奎五)


・「現地の方から言語の表現を学ぶ機会にもなり、コミュニケーションにおいてうまくいった事といかなかった事、どちらも私にとって財産となりました」(渡邊美沙季)


このドイツ研修を通して、研修生たちが多くのことを学び、世界で活躍できるオペラ歌手になる決意を新たにしたことが伺えます。

こうした海外研修などの貴重な経験や、世界でもトップクラスの指導を受けた研修所修了生は、プロフェッショナルな舞台人として、国内外で目覚ましい活躍を遂げています。

ぜひ劇場で、こうした日頃の研修の成果をご覧ください。

今後とも研修生への皆様の温かいご支援、ご声援をお願いいたします。


写真で見るオペラ研修所海外研修

いよいよドイツへ!羽田空港にて
後藤 谷 羽田空港にて.jpg

バイエルン国立歌劇場にて

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