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オペラ研修所 試演会「Scenes Recital 2023」終演後レポート


7月29日(土)、30日(日)新国立劇場・中劇場にて、オペラ研修所 試演会「Scenes Recital 2023」が開催されました。


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▲フィナーレは『フィガロの結婚』で締めくくりました(撮影:寺司正彦)

7月29日(土)、30日(日)中劇場にて、指揮にキハラ良尚氏、演技指導・演出にデイヴィッド・エドワーズ氏を迎え、新国立劇場オペラ研修生による試演会「Scenes Recital 2023」が開催されました。

今回の公演は、さまざまなオペラからアリア・重唱を中心とした12シーンを抜粋、オムニバス形式で上演し、研修生たちの若さ溢れる生き生きとした熱演に、会場のお客様から盛大で温かな拍手をいただき、2日間の公演の幕を閉じました。

初日終演後、ANAホールディングス株式会社取締役副会長平子裕志様から「今、どんどん人が動き始めています。皆さんも国境を越えようとしています。国境を越えることは、様々な人種、異なる言語・宗教など異文化と接することによって、自分自身を知ることになり、これはつまり人間を知るということにつながります。昨年「ANAスカラシップ」によるオペラ・バレエ研修所の海外研修が再開され、今年も9月にオペラ研修所のイタリア研修が予定されています。現地で学ぶことは、皆さんのキャリア形成に大きな役割を果たすと思います。

今年、ANAグループは経営ビジョンを「ワクワクで満たされる世界を」に変更しました。最終シーン『フィガロの結婚』では、皆さんが満面の笑みで演じていましたが、このワクワクする感覚は客席にもしっかりと伝わってきました。これから先、皆さんが様々な経験を経て成長されることをANAグループ全体で祈っています。」と励ましのお言葉をいただきました。


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▲中劇場客席にてにこやかに記念撮影

今後とも皆様の温かい支援・ご声援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。


ANAスカラシップについて
オペラ研修所では、2016年度に全日本空輸株式会社(ANA)と共に次代を担う若手芸術家支援制度「ANAスカラシップ」を創設し、海外研修の拡充等が図られています。国内外で様々な研鑽を積むことで、世界に羽ばたく一流のアーティストを育成していきます。

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