試演会「Scenes Recital 2023」が開幕しました！

本日7月29日（土）中劇場にて、指揮にキハラ良尚氏、演技指導・演出にデイヴィッド・エドワーズ氏迎え、新国立劇場オペラ研修生による試演会「Scenes Recital 2023」が開幕しました。

当公演は、佐藤正浩所長就任後初の公演で、４月に入所したばかりの第26期生も出演し、研修生たちがこれまでの研修の成果をご披露しました。

今回の公演は、さまざまなオペラからアリア・重唱を中心とした12シーンを抜粋し、オムニバス形式での上演となりました。

時代や言語も様々、悲劇あり喜劇ありの聴きどころたっぷりの名曲、名シーンを一挙上演、一貫した視点での演出の妙で、あたかも一つの作品であるかのような、生き生きとした舞台となりました。また、ピアノ演奏ながら彩り豊かな音楽が会場を満たしました。
３月の修了公演『カルメル会修道女の対話』（プーランク作曲）からも１シーンが披露され、全幕への期待が高まります。

研修生の若さ溢れる熱演に会場のお客様から盛大で温かな拍手をいただきました。

明日7月30日（日）の千穐楽公演は14：00開演です。

皆様のご来場を心よりお待ちしております。


【出演】

オペラ研修所第24・25・26期生

【賛助出演】

内山歌寿美（第23期修了）

◆ 上演プログラム

G.ロッシーニ『セビリアの理髪師』より

C.W.グルック『オルフェオとエウリディーチェ』より

G.ドニゼッティ『愛の妙薬』より

A.トマ『ハムレット』より

V.ベッリーニ『カプレーティ家とモンテッキ家』より

J.シュトラウスⅡ世『こうもり』より

J.アダムズ『ニクソン・イン・チャイナ』より

J.マスネ『ウェルテル』より

G.ドニゼッティ『ランメルモールのルチア』より

F.チレア『アドリアーナ・ルクヴルール』より

F.プーランク『カルメル会修道女の対話』より

W.A.モーツァルト『フィガロの結婚』より

※都合により、内容・出演者などを変更させていただく場合があります。ご了承ください。

◆公演の様子

▲幕開きのシーン



▲G.ドニゼッティ『愛の妙薬』より



▲J.シュトラウスⅡ世『こうもり』より

▲F.プーランク『カルメル会修道女の対話』より

▲カーテンコール

撮影：寺司正彦