オペラ研修所ニュース

海外招聘講師 S.グレーグラー氏によるワークショップを4月末に実施しました

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『カルメル会修道女の対話』演出・演技指導のシュテファン・グレーグラー氏(中央)とオペラ研修所第24・25・26期生ほか


海外招聘講師のシュテファン・グレーグラー氏によるワークショップを4月末に実施しました。


氏は来年3月の修了公演『カルメル会修道女の対話』では演出・演技指導にあたる予定で、今回のワークショップは当公演に向けた氏と研修生の初めての交流の機会として行われました。
グレーグラー氏は世界各地の一流歌劇場で数多くのオペラ演出を手掛けており、近年若い歌手の育成にも深く関わっています。

研修生たちが氏の様々なリクエストに生き生きと即座に応えていく姿に、氏からは「研修生の反応が素晴らしい。修了公演が楽しみだ」と期待のこもったお言葉をいただきました。「オペラ」が、ドラマと音楽が一体化した芸術であることを実感できる意義深いワークショップとなりました。

☛3月修了公演はプーランク『カルメル会修道女の対話』に決定


今後も海外招聘講師の特別授業やワークショップ等の様子をお伝えしていく予定です。
どうぞお楽しみに!


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演出・演技指導: シュテファン・グレーグラー Stephan Grögler
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ベルン生まれ。ヴァイオリンを学んだ後、ウィーンでオペラ演出を学ぶ。1995 年から98 年にかけて、リヨン歌劇場の常任監督に就任。オペラ・コミック座、ヴェルサイユ宮殿王立歌劇場、ジュネーヴ歌劇場、リュクサンブール歌劇場、ボローニャ歌劇場、ザルツブルク州立劇場、サンクトペテルブルク・マリンイスキー劇場、バイエルン州立歌劇場、ウィーン国立歌劇場、ギリシャ国立歌劇場等、世界中の有名歌劇場で数多くのオペラ演出を手掛けるほか、若い歌手の育成にも深く関わっており、オペラ・バスティーユ、北京の国家大劇院、ジュネーブ高等音楽院、ローザンヌ音楽院等でもいくつかの作品を手掛けている。

新国立劇場オペラ研修所 修了公演『カルメル会修道女の対話』


会場:新国立劇場・中劇場

公演日程:2024年3月1日(金)~3日(日)


作曲:フランシス・プーランク

台本:ジョルジュ・ベルナノス
指揮:ジョナサン・ストックハマー
演出・演技指導:シュテファン・グレーグラー
出演:新国立劇場オペラ研修所第24・25・26期生ほか

チケット料金(税込)全席指定:4,950円 Z席:1,650円

 アトレ会員先行発売期間:2023年11月30日(木)~12月7日(木)

 一般発売期間:2023年12月10日(日)~