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【好評上演中】藤木大地さん(第5期修了)、駒田敏章さん(第11期修了)、オペラ『ジュリオ・チェーザレ』に出演中!

10月2日(日)に初日を迎えた新制作『ジュリオ・チェーザレ』に、藤木大地さん(第5期修了、カウンターテナー)がトロメーオ役で、駒田敏章さん(第11期修了、バリトン)がクーリオ役で出演中です。

2019/2020シーズンに大野和士芸術監督のバロック・オペラシリーズ第1弾として計画され、新型コロナウイルス感染症の急拡大により公演中止となった『ジュリオ・チェーザレ』。2年半の時を経て、このヘンデルの記念碑的な作品が25周年シーズンの開幕を飾りました。

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トロメーオ役を演じる藤木大地さん


藤木さんは、すがすがしいほど見事な敵役を演じ、客席を大いに沸かせています。藤木さんが演じるトロメーオ役は、姉のクレオパトラとエジプトの覇権を争う仲。ローマの将軍ジュリオ・チェーザレには臣従の意思を示そうとチェーザレの政敵ポンペーオを部下に殺させます。しかし、その礼節を欠く行動を拒絶され、チェーザレへの敵愾心を募らせます。その後、殺したポンペーオの妻コルネーリアに一目惚れするが拒絶され、ポンペーオ殺害を実行した部下アキッラに、彼のコルネーリアへの横恋慕を拒絶して憎まれ、最後はポンペーオとコルネーリアの息子セストに仇を取られます。藤木さんは、オペラ「ジュリオ・チェーザレ」のストーリー全体を大きく牽引するトロメーオ役を、時に堂々と、時にコミカルに演じ、「憎めない(?)敵役」に大喝采が送られています。

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クーリオ役を演じる駒田敏章さん


駒田さんが演じるクーリオ役は、ジュリオ・チェーザレの部下でローマの護民官。他の6役がカウンターテナー、ソプラノ、メゾソプラノと、高音域であるのに対し、クーリオ役とアキッラ役だけがバリトン歌手(初演ではバス)が担い、全体に重みを効かせています。駒田さんはアキッラ役のカヴァーも務めています。

ロラン・ペリー演出のプロダクションは博物館の収蔵庫を舞台とし、2011年のパリ・オペラ座での初演以来高い評価を受けてきました。
モンテヴェルディの正統的演奏者といわれるリナルド・アレッサンドリーニの指揮による素晴らしい演奏とあいまって、見どころ・聴きどころ満載です。

オペラパレスにて10月10日(月・祝)まで上演中。お見逃し・お聴き逃しなく!

▼オペラ『ジュリオ・チェーザレ』トロメーオ役 藤木大地さんインタビュー



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