新国立劇場は、オペラ、バレエ、ダンス、演劇などの現代舞台芸術を世界水準で上演するとともに、日本で唯一の国立劇場付属の研修所で次世代芸術家の育成を行っています。1998年に設立されたオペラ研修所には、日本人ならではの感性と個性を発揮して世界に誇れる歌い手となる夢をもつ若き歌手が、毎年5名、全国からオーディションで選ばれて集い、これまでに輩出した修了者111名の中には、日本だけではなくヨーロッパの歌劇場で活躍する者も出ています。研修所の3年間は、全てがプロ歌手として世界の檜舞台に立つための様々なカリキュラムで構成されますが、特に将来のキャリアに繋がるオペラ発祥の地・欧州などでの海外研修の充実が非常に重要となっています。
ANAは『努力と挑戦』を日々積み重ね、『世界のリーディングエアライングループ』の実現を目指しており、『安心と信頼を基礎に、世界をつなぐ心の翼で夢にあふれる未来に貢献します』というグループ経営理念を掲げています。世界に挑戦するオペラ研修生の思いと、その研修生を支える新国立劇場の支援制度に共感するとともに、文化・芸術の発展に寄与する為、2016年4月に『ANAスカラシップ』を創設いたしました。
このスカラシップでは、オペラ研修生の欧米での海外研修を中心に総合的にサポートします。
また、ANAは機内誌や機内での動画等、ANAの様々な媒体を通して、研修生の姿を発信していきます。