オペラ公演関連ニュース
オペラ公演『ウィリアム・テル』無料配信決定のお知らせ〈OperaVision/新国デジタルシアター〉(3月22日3時~配信開始)
2024年11月に新国立劇場に初登場した『ウィリアム・テル』。ロッシーニ最後のオペラにして最大傑作とされる本作の画期的な上演は、国内外のメディアでも大きな話題となりました。
その公演映像を、2025年3月22日(土)午前3時から6か月間、OperaVisionおよび新国デジタルシアターにて無料公開することが決定しました。
OperaVisionは、EUの文化支援プログラムCreative Europeの支援の下、Opera Europaが監修するヨーロッパ最大級のオペラ映像配信プラットフォームです。新国立劇場は2022年2月よりOperaVisionのプロジェクトパートナーとなっています。
配信について
配信期間
2025年3月22日(土)午前3時 ~9月21日(日)午後7時
(ヨーロッパ標準時間2025年3月21日(金)午後7時 ~ 2025年9月21日(日)午後12時)
配信メディア
OperaVision 公式サイト
新国立劇場ウェブサイト内 新国デジタルシアター
ご注意事項
・配信映像の録画・録音・画面撮影(スクリーンショット含む)は、劇場公演と同じく、禁止しています。また、動画共有サイトやソーシャルメディアへの無断転載は固くお断りいたします。適切にご視聴をお楽しみください。
・ご視聴にあたっての通信料は、お客様負担となります。
作品について
ジョアキーノ・ロッシーニ作曲『ウィリアム・テル』
フランス語上演/日本語、英語、フランス語字幕付
収録日:2024年11月26日(火)
ロッシーニの『ウィリアム・テル』は、伝説の英雄ウィリアム・テルをめぐるシラーの戯曲を原作に、ハプスブルク家の圧政下にあった14世紀スイス・アルプス地方の民衆の自由を求める闘いを描く歴史劇。グランド・オペラ(グラントペラ)様式で書かれ、合唱やバレエシーンがふんだんに織り込まれる壮麗なオペラです。ベルカント・オペラの旗手としてヒット作を連発したロッシーニが、フランス風の美しい旋律を追求し、ロマン主義的なグランド・オペラの扉を開いた画期的作品です。
演出には演出家・舞台美術家として世界で活躍する巨匠ヤニス・コッコスが登場。コッコス演出に厚い信頼を寄せる大野和士芸術監督自らの指揮のもと、タイトルロールにゲジム・ミシュケタ、アルノルドに超人的な声で魅了するテノール、ルネ・バルベラ、マティルドにスター・ソプラノのオルガ・ペレチャッコとベルカントの名手が贅沢に揃いました。また、『ウィリアム・テル』の原語による舞台上演は日本初の上演となりました。
本配信により、世界中のオペラファンの皆様に新国立劇場のオペラ公演をお楽しみいただければ幸いです。
【指 揮】大野和士
【演出・美術・衣裳】ヤニス・コッコス
【アーティスティック・コラボレーター】アンヌ・ブランカール
【照 明】ヴィニチオ・ケリ
【映 像】エリック・デュラント
【振 付】ナタリー・ヴァン・パリス
【舞台監督】髙橋尚史
【ギヨーム・テル(ウィリアム・テル)】ゲジム・ミシュケタ
【アルノルド・メルクタール】ルネ・バルベラ
【ヴァルテル・フュルスト】須藤慎吾
【メルクタール】田中大揮
【ジェミ】安井陽子
【ジェスレル】妻屋秀和
【ロドルフ】村上敏明
【リュオディ】山本康寛
【ルートルド】成田博之
【マティルド】オルガ・ペレチャッコ
【エドヴィージュ】齊藤純子
【狩人】佐藤勝司
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