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新国立劇場 こどものためのオペラ劇場2025 『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』上演決定

この度、新国立劇場 こどものためのオペラ劇場2025『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』の上演が決定しましたので、お知らせいたします。



こどものためのオペラ劇場2025 

「オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん」(日本語上演)


作曲: ベンジャミン・ブリテン  
台本:エリック・クロージャー  
訳詞・脚色:加藤 直

指揮: 冨平恭平   
上演台本・演出: 澤田康子

日時: 2025年5月5日(月・祝)、6日(火・休) 11:00/15:00(全4回公演)

会場: 新国立劇場小劇場

料金(税込): こども(4歳から小学生)2,750円/大人(中学生以上)5,500円

前売開始: 2025年3月9日(日)



新国立劇場では、子どもたちに優れた生の舞台芸術を届け、オペラの楽しさを体験する機会を提供するため、「こどものためのオペラ劇場」として『ジークフリートの冒険~指環をとりもどせ!』『スペース・トゥーランドット』『パルジファルとふしぎな聖杯』と、オペラのエッセンスを親しみやすく伝える公演を上演してきました。この度、2025年5月のゴールデンウィークに、14年ぶりの「こどものためのオペラ劇場」として、ブリテン作曲『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』を上演します。


ブリテンは20世紀イギリスを代表する作曲家で、新国立劇場ではこれまでにブリテンのオペラ『ねじの回転』『ピーター・グライムズ』『夏の夜の夢』、またバレエ『パゴダの王子』を上演しています。世界中で音楽鑑賞教材として親しまれている管弦楽曲『青少年のための管弦楽入門』でも知られ、子どものための作品をライフワークとしていたブリテンは、『小さなエントツそうじ屋さん』では、客席の子どもたちが歌うためのとっておきの洒脱な曲を作っています。

『オペラをつくろう!小さなエントツそうじ屋さん』には子どもも大人も出演します。子どもたちと大人の対話からオペラ創りが始まる劇が第1部、客席の観客も一緒に歌って参加する「リハーサル」が第2部、そして皆で創り上げたオペラ『小さなエントツそうじ屋さん』が第3部として構成され、子どもたちを自然と巻き込んでオペラへ誘う趣向が、いっそうの楽しさと一体感、達成感をもたらします。

『小さなエントツそうじ屋さん』の物語は、煙突掃除として働かされている幼い男の子サムに出会ったお屋敷の子どもたちが、サムを助けようと力をあわせて作戦を決行する救出劇。子どもたちが生のオペラに触れ、想像力を目一杯働かせて共感し、親子で感動を共有するかけがえのない時間をお届けします。



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