オペラ公演関連ニュース
開場25周年記念公演 オペラ『ラ・ボエーム』が開幕しました
新国立劇場開場25周年記念公演『ラ・ボエーム』が初日を迎えました。
オペラ『ラ・ボエーム』はパリを舞台に、詩人ロドルフォとお針子ミミの儚い愛、そして明日の成功を夢見る若き芸術家たちの貧しくも自由な生活を描いたプッチーニの傑作オペラです。粟國淳演出のプロダクションは、若者たちが青春を謳歌する姿と喪失の悲しみとを丁寧に描き出します。
開場25周年記念公演となった今回の上演では、この作品を心から愛する大野和士芸術監督自らが東京フィルハーモニー交響楽団を情熱的に指揮し、ドラマティックで繊細な音楽を引き出しました。ミミ役のアレッサンドラ・マリアネッリ、ムゼッタのヴァレンティーナ・マストランジェロの二人のソプラノのニュアンスに富んだ声、まっすぐな表現が魅力のスティーブン・コステロのロドルフォ、深みある声の須藤慎吾のマルチェッロをはじめ、粒よりのキャストたちの瑞々しいアンサンブルにも幕を追うにつれ熱を帯び、客席から大きな拍手が送られました。
2022/2023シーズン最終公演『ラ・ボエーム』公演は7月8日(土)まで。
7月2日(日)公演は新国立劇場オペラ初のライブ/オンデマンド配信を行います。国内外から、珠玉の舞台を迫力の映像でお楽しみいただけます。劇場にお越しに慣れない方も、劇場で観てもう一度見直したいという方も、ぜひ映像配信をご覧ください。
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開場25周年記念公演 オペラ『ラ・ボエーム』が開幕しました