2023/2024シーズンオペラ『コジ・ファン・トゥッテ』グリエルモ役に出演を予定しておりましたマッティア・オリヴィエーリは、芸術上の理由により出演できなくなりました。代わりまして、大西宇宙が出演いたします。

大西宇宙(ONISHI Takaoki)

武蔵野音楽大学及び大学院、ジュリアード音楽院を卒業。シカゴ・リリック・オペラのソリストとして、世界初演オペラ『Bel Canto』でアメリカデビューを飾った後、同劇場で50以上の公演に出演。最近ではノース・カロライナ・オペラ『カルメン』『道化師』『フィデリオ』、ヒューストン・グランド・オペラ『トゥーランドット』等に出演し高評される。カーネギーホールにて『カルミナ・ブラーナ』、シベリウス『クレルヴォ』交響曲、『ドイツ・レクイエム』にソリストとして出演。2019年にセイジ・オザワ松本フェスティバル『エフゲニー・オネーギン』タイトルロールで日本でのオペラデビュー。NHK交響楽団『フィデリオ』ドン・フェルナンド（演奏会形式）、バッハ・コレギウム・ジャパン『リナルド』アルガンテ、びわ湖ホール『ローエングリン』伝令、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』フリッツ・コートナー、ロシア・ナショナル管弦楽団『イオランタ』（演奏会形式）、東京・春・音楽祭『仮面舞踏会』（演奏会形式）シルヴァーノなどに出演。国内でのオーケストラ公演でも好評を得ており、昨今ではヴァイグレ指揮読売交響楽団『ドイツ・レクイエム』及び『聖ヨハネの黙示録（シュニーダー）』が高く評価された。本年7月には佐渡裕プロデュース・オペラ『ドン・ジョヴァンニ』タイトルロールに出演予定。第30回五島記念文化賞オペラ新人賞及び第30回日本製鉄音楽賞フレッシュアーティスト賞を受賞。新国立劇場へは22年『愛の妙薬』ベルコーレでデビューした。