2023年、年明けにお届けするオペラはワーグナー『タンホイザー』。
官能の愛か、精神的な愛か......騎士タンホイザーの苦闘と救済を描く、ワーグナーの人気作だ。
タイトルロールのタンホイザーを歌うのは、ステファン・グールド。
この夏のバイロイト音楽祭でタンホイザー、トリスタン、ジークフリートを歌った世界的なヘルデンテノールであり新国立劇場のワーグナー作品でも『トリスタンとイゾルデ』トリスタン、そして「ニーベルングの指環」では4作のテノール役を歌い、大きな話題となった。
そんなグールドが、約4年ぶりに新国立劇場に帰ってくる。彼にとっても大好きな役だというタンホイザーについて、大いに語ってもらった。
ジ・アトレ誌11月号より
『タンホイザー』は人生の意味を模索する物語です