オペラ公演関連ニュース
オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』が初日を迎えました
大野和士芸術監督のラインアップの柱のひとつ、バロック・オペラシリーズの初の上演となる『オルフェオとエウリディーチェ』が開幕しました。
『オルフェオとエウリディーチェ』は、鋭い美的感覚で世界に名を馳せる舞踊家・演出家・デザイナーの勅使川原三郎が演出・振付・美術・照明・衣裳を手がけ、新世代のバロック奏者として大活躍中の鈴木優人が指揮を担当。世界最高峰のカウンターテナーのローレンス・ザッゾ、モーツァルトやバロックを得意とするソプラノのヴァルダ・ウィルソン、近年大躍進中の三宅理恵の3人の歌手、そして、勅使川原三郎と長年創作を共にするダンサーの佐東利穂子、ハンブルク・バレエのアレクサンドル・リアブコ、加藤慈生、佐藤静佳の4人のダンサーが出演し、ダンスと歌が共に物語を語り、美術と音楽が共に展開する劇的なパフォーマンスを繰り広げました。
オペラパレスにはこの日の世界初演を見届けようと多くのオペラファン、バレエ・ダンスファン、アートファンが詰めかけ、熱気に包まれる中で、研ぎ澄まされた空間に劇場中が酔いしれていました。幕が降りると、すべての出演者、スタッフの意欲的な創造と挑戦に対し、大きな拍手が贈られました。
『オルフェオとエウリディーチェ』はこの後、5月21日(土)・22日(日)に公演がございます。
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オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』が初日を迎えました