オペラ公演関連ニュース
オペラ『オルフェオとエウリディーチェ』リハーサル進行中
キャスト、ダンサー、合唱団によるリハーサルが日々進んでいる『オルフェオとエウリディーチェ』。演出・振付・美術・衣裳・照明を手掛ける勅使川原三郎は振付家のみならず画家、彫刻家、照明家、映像プロデューサーといった顔も持ち、総合的な空間創りで世界中を魅了しています。今年7月には、その振付家、デザイナーとしての卓越した技量と長年に渡る飽くなき挑戦によって、ヴェネツィア・ビエンナーレで金獅子功労賞を受賞することでも話題です。
『オルフェオとエウリディーチェ』は新国立劇場が初めてオペラパレスで上演するバロック・オペラですが、勅使川原三郎の鋭い美的感覚とダイナミズムと、バロック音楽の旗手であり新世代のクリエイターである鈴木優人のリードによって、音楽と視覚効果が一体となった劇的なスペクタクルが誕生しそうです。
リハーサルに先立ち、今年2月には新国立劇場のリハーサル室でダンサーとの事前稽古が行われました。アレクサンドル・リアブコとはこの段階ではリモートでのリハーサル。その後、4月には勅使川原三郎のパリでの公演の機会に、パリにおいて勅使川原三郎、佐東利穂子とアレクサンドル・リアブコのリハーサルを行っています。
ハンブルク・バレエプリンシパルとして来日の機会も多く、日本でもノイマイヤー作品に欠かせないダンサーとして圧倒的人気を誇るリアブコとの共同作業も、話題の的です。
『オルフェオとエウリディーチェ』にあたって勅使川原三郎の描いたドローイングから、世界観のイメージや舞台スケッチもご紹介します。
日々、クリエーションが続く『オルフェオとエウリディーチェ』、5月19日の開幕をどうぞお楽しみに!
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