オペラ公演関連ニュース
新国立劇場が世界最大級のオペラ映像配信プラットフォームOperaVisionのパートナーとなりました
新国立劇場はこの度、世界最大級のオペラ配信プラットフォームであるOperaVisionのパートナーとなりました。
今後もOperaVisionを通じて、新国立劇場の公演を日本国内のみならず、世界中の皆様にお届けいたします!
OperaVision とは、主にヨーロッパのオペラ団体を中心に構成され、新国立劇場も加盟しているオペ ラ・ヨーロッパOpera Europa が、オペラという文化芸術の伝承と発展のために世界中の観客に向けて優れたオペラ公演を無料で配信・提供することを目的として立ち上げたプロジェクトです。欧州連合(EU)の文化支援プログラムであるCreative Europeの支援のもと、運営されています。
2022年からは、新国立劇場を含めた30のオペラハウス・オペラ団体がパートナーとして加盟することとなりました。
アジア圏からの参加は、当劇場が初、そして唯一の加盟団体となります。
これまでにも新国立劇場は、Opera Europa主導のワールド・オペラ・デー(World Opera Day/2019年より毎年10月25日に開催)に参加し、OperaVision上で新国立劇場合唱団の演奏や新国立劇場オペラ研修所公演(抜粋)をお届けして参りました。さらに2021年10月には、アレックス・オリエ演出によるオペラ『カルメン』を期間限定で全編無料配信。世界中の皆様にお楽しみ頂くことができ、その視聴回数は3か月総計で43,000回を超えました。
OperaVisionでの配信プログラムは決定次第お知らせいたします。新国立劇場の意欲的な公演の無料映像配信に、どうぞご期待ください!
OperaVision 新国立劇場ページ
https://operavision.eu/en/contributors/new-national-theatre-tokyo
OperaVisionとは?
現在16か国30団体のオペラハウス・オペラ団体がプロジェクトパートナーとして参画し(2022年3月時点)、その優れた公演映像や関連動画を無料配信するためのプロジェクトであり、プラットフォームです。
OperaVisionでは、パートナー劇場で上演した公演の映像配信を数か月間視聴することができ、そのジャンルはオペラのみならず、オペレッタ、現代舞踊、バレエ、クラシックコンサートなど多岐にわたります。
さらには各公演に関連するインタビュー動画や舞台裏、リハーサル風景をまとめた動画も紹介され、演目や作品を深堀りできるコンテンツが満載です。
公式サイト:https://operavision.eu/en (英語・フランス語・ドイツ語)
Co-funded by the European Union
現在OperaVisionで配信中の作品
2021年3月オペラ研修所修了公演
オペラ『悩める劇場支配人』
(ハイライト)
【配信期間】2021年10月25日(月)17:00~2022年4月25日(月)
公演収録日:2021年3月7日(日)
イタリア語上演/日本語・英語・ドイツ語・フランス語字幕付き
約40分
作曲:ドメニコ・チマローザ
指揮:辻 博之
演出:久恒 秀典
出演:新国立劇場オペラ研修所第21期・22期・23期生 ほか
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