2025/2026シーズン

ジュゼッペ・ヴェルディ椿姫

La Traviata / Giuseppe Verdi
全3幕〈イタリア語上演/日本語及び英語字幕付〉
公演期間:
2026年4月2日[木]~4月12日[日]
予定上演時間:
約2時間45分(休憩含む)

Introductionはじめに

パリ社交界に咲いた真実の愛
屈指の人気を誇る珠玉のオペラ

オペラの代名詞的作品として、圧倒的人気を誇るヴェルディ中期の傑作『椿姫』。華やかなパリ社交界を舞台に、高級娼婦ヴィオレッタの純愛と悲劇的な運命が、美しくドラマティックな音楽で描かれます。悲劇的な前奏曲に始まり、幕開けの夜会で歌われる有名な「乾杯の歌」をはじめ、愛に揺れるヴィオレッタのアリア「ああ、そは彼の人か~花から花へ」、父ジェルモンの切々たる「プロヴァンスの海と陸」など名曲が次々に続く、オペラの醍醐味に満ちた決定的名作です。
新国立劇場のブサール演出は、スタイリッシュで美しい舞台と洗練された衣裳も大きな見どころ。誇り高く生きた女性ヴィオレッタの姿が細やかな心理表現で描かれ、深い共感を誘います。求心的な演出がオペラパレスを感動で包む、大好評のプロダクションです。
注目のヴィオレッタにはスター街道を駆け上っている新星カロリーナ・ロペス・モレノ、アルフレードにヴェルディを得意とする注目株アントニオ・コリアーノが出演。父ジェルモンにはバリトンのスター、ロベルト・フロンターリが登場します。指揮はコンサートとオペラで活躍中のレオ・フセインです。

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Schedule公演日程

公演日程

2026年4月2日(木)18:00

2026年4月4日(土)14:00 託児サービス利用可

2026年4月6日(月)14:00

2026年4月10日(金)14:00

2026年4月12日(日)13:00

託児サービス利用可 ...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。

予定上演時間

約2時間45分(休憩含む)

  • 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

会 場

ご注意事項

  • 開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【指 揮】レオ・フセイン
  • 【演出・衣裳】ヴァンサン・ブサール
  • 【美 術】ヴァンサン・ルメール
  • 【照 明】グイド・レヴィ
  • 【ムーブメント・ディレクター】ヘルゲ・レトーニャ
  • 指揮レオ・フセイン
  • 演出・衣裳ヴァンサン・
    ブサール
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キャスト

  • 【ヴィオレッタ】カロリーナ・ロペス・モレノ
  • 【アルフレード】アントニオ・コリアーノ
  • 【ジェルモン】ロベルト・フロンターリ
  • 【フローラ】谷口睦美
  • 【ガストン子爵】金山京介
  • 【ドゥフォール男爵】成田博之
  • 【ドビニー侯爵】清水宏樹
  • 【医師グランヴィル】久保田真澄
  • 【アンニーナ】花房英里子
  • 【合 唱】新国立劇場合唱団
  • 【管弦楽】東京フィルハーモニー交響楽団
  • ヴィオレッタカロリーナ・
    ロペス・モレノ
  • アルフレードアントニオ・
    コリアーノ
  • ジェルモンロベルト・
    フロンターリ
  • フローラ谷口睦美
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Profile

【指揮】レオ・フセイン(Leo HUSSAIN)

イギリスの指揮者。ケンブリッジ大学と王立音楽院で学ぶ。ルーアン歌劇場、ザルツブルク州立劇場の音楽監督を経て、現在ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー首席客演指揮者。レパートリーの中核にロマン派を置く。英国ロイヤルオペラへ2016年にエネスク『オイディプス王』でデビューして絶賛される。サンタフェ・オペラ『カプリッチョ』、グラインドボーン音楽祭『ルクレツィアの凌辱』、モネ劇場、イングリッシュ・ナショナル・オペラ、バイエルン州立劇場、ベルリン州立歌劇場などのオペラを指揮。ジョルジェ・エネスク音楽祭では『グレの歌』『ヴォツェック』を指揮。最近の成功作に、英国ロイヤルオペラ『魔笛』、フランクフルト歌劇場『ロンドンのイタリア女』、トゥールーズ・キャピトル劇場『ヴォツェック』『死の都』、テアトロ・レアル『ラクメ』など。23/24シーズンはバイエルン州立歌劇場『カルメン』、ウェールズ・ナショナル・オペラ『ヴェニスに死す』、ハンブルク歌劇場『ドン・カルロ』、フランクフルト歌劇場『サロメ』、トゥールーズ・キャピトル劇場『ペレアスとメリザンド』を指揮したほか、ザルツブルク・モーツァルテウム管弦楽団を指揮してザルツブルク音楽祭へデビューした。24/25シーズンは、ハノーファー歌劇場『サロメ』、ハンブルク州立歌劇場『魔笛』、ノルウェー国立オペラ『ヘンゼルとグレーテル』、ザクセン州立歌劇場『サウル』のほか、ミュンヘン放送管弦楽団、ジョルジェ・エネスク・フィルハーモニー、オークランド・フィルと共演予定。新国立劇場初登場。

【演出・衣裳】ヴァンサン・ブサール(Vincent BOUSSARD)

1999年コメディ・フランセーズにて演出家デビュー。これまでに、ベルリン州立歌劇場、バイエルン州立歌劇場、フランクフルト歌劇場、ハンブルク州立歌劇場、アン・デア・ウィーン劇場、スウェーデン王立歌劇場、モネ劇場、サンフランシスコ・オペラ、エクサン・プロヴァンス音楽祭、インスブルック音楽祭など各地の歌劇場や音楽祭に登場。演出作品には、パーセル『ディドとエネアス』、ヘンデル『テオドーラ』、シャルパンティエ『オルフェウスの冥府下り』、カヴァッリ『エリオガバロ』などのバロック・オペラ、メノッティ『マリア・ゴロヴィン』、ブノワ・メルニエ『春の目覚め』などの現代オペラのほか、『偽の女庭師』『カプレーティ家とモンテッキ家』『カルメン』『蝶々夫人』『サロメ』『アドリアーナ・ルクヴルール』『キャンディード』など多岐に渡る。最近では、ストラスブール・ラン歌劇場で『椿姫』、リトアニア国立オペラ『マノン』、ザルツブルク・イースター音楽祭『オテロ』、ザンクト・ガレン歌劇場『ローエングリン』、リセウ大劇場『カプレーティ家とモンテッキ家』、ワロン王立歌劇場『清教徒』などを演出。幾つかのプロダクションはテレビ放映やDVD化され、『春の目覚め』はディアパソン・ドール賞を受賞している。

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Profile

【ヴィオレッタ】カロリーナ・ロペス・モレノ(ソプラノ)(Carolina LÓPEZ MORENO)

ドイツ出身のボリビア系アルバニア人ソプラノ。シュトゥットガルト音楽大学を卒業後、同大学オペラシューレ、ニューヨーク・マンハッタン音楽院、ダルトロ・カント・プログラムで研鑽を積む。エリザベス・コネルコンクール優勝のほか、ポルトフィーノ国際声楽コンクール、ヴィーニャス国際コンクール、メトロポリタン歌劇場ナショナル・カウンシル・オーディションなどで入賞。22年にバーデン・バーデン祝祭劇場『カヴァレリア・ルスティカーナ』サントゥッツァに出演後、ワロン歌劇場『アドリアーナ・ルクヴルール』タイトルロール、『ファルスタッフ』アリーチェ、ナポリ・サン・カルロ歌劇場、カリアリ歌劇場『ラ・ボエーム』ミミ、トッレ・デル・ラーゴ・プッチーニ音楽祭、フィレンツェ歌劇場『蝶々夫人』タイトルロール、トリノ王立歌劇場『つばめ』マグダなど主要劇場に次々に出演。24/25シーズンはフィレンツェ歌劇場、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場『椿姫』ヴィオレッタ、リヨン歌劇場『蝶々夫人』タイトルロールなどに出演しており、ワロン歌劇場『フィガロの結婚』伯爵夫人、プッチーニ音楽祭『トゥーランドット』リュー、フィレンツェ歌劇場『ラ・ボエーム』ミミなどに出演予定。新国立劇場初登場。

【アルフレード】アントニオ・コリアーノ(テノール)(Antonio CORIANÒ)

パルマのベルカント・ユニヴェルサーレ・センターで音楽を学び、ボローニャのアカデミア・フィラルモニカで専門課程を修了。2012年、ラヴェンナ音楽祭『イル・トロヴァトーレ』のマンリーコでデビュー。リッカルド・ムーティ指揮ローマ歌劇場『マクベス』、ジェームズ・コンロン指揮フィレンツェ歌劇場での『マクベス』、ヴァレリー・ゲルギエフ指揮ミラノ・スカラ座で『マクベス』など権威のある指揮者のもとで出演を重ねる。レパートリーには、最近バルセロナ・リセウ大劇場でデビューした『蝶々夫人』と『トスカ』、『ノルマ』、『ラ・ジョコンダ』、『カルメン』、『アドリアーナ・ルクヴルール』、モンテカルロ歌劇場でデビューし、パルマ王立劇場でも出演した『アロルド』『仮面舞踏会』『ふたりのフォスカリ』『ルイザ・ミラー』『イル・トロヴァトーレ』『第一次十字軍のロンバルディア人』などがある。最近では、パルマ王立劇場で開催されたヴェルディ・フェスティバル2024へフリッツァ指揮『アッティラ』でデビューを飾った。新国立劇場初登場。

【ジェルモン】ロベルト・フロンターリ(バリトン)(Roberto FRONTALI)

オペラ界を代表するバリトン歌手のひとり。1990年代初頭にメトロポリタン歌劇場、ミラノ・スカラ座へデビュー。特に重要な出演に、アバド指揮『セビリアの理髪師』、ミラノ・スカラ座で10年に渡り共演したムーティ指揮『椿姫』『ファルスタッフ』『ドン・パスクワーレ』、メータ指揮『運命の力』『ルチア』『ファルスタッフ』、ザクセン州立歌劇場『ドン・カルロ』、フェニーチェ歌劇場『リゴレット』などがある。最近の特筆すべき出演に、ウィーン国立歌劇場『アドリアーナ・ルクヴルール』ミショネ、『シモン・ボッカネグラ』タイトルロール、メトロポリタン歌劇場、テアトロ・レアル『リゴレット』、ロサンゼルス・オペラ、ローザンヌ歌劇場『ファルスタッフ』、ローマ歌劇場『カヴァレリア・ルスティカーナ』アルフィオ、サンフランシスコ・オペラ、フェニーチェ歌劇場、英国ロイヤルオペラ、ローマ歌劇場、ナポリ・サン・カルロ歌劇場、トリノ王立歌劇場『オテロ』イアーゴ、メトロポリタン歌劇場『シラノ・ド・ベルジュラック』ド・ギッシュ伯爵、パリ・オペラ座『マクベス』タイトルロール、フィレンツェ歌劇場『ペレアスとメリザンド』ゴローなどがある。新国立劇場では98年『セビリアの理髪師』フィガロ、2002年『ルチア』エンリーコ、15年『トスカ』スカルピア、23年『リゴレット』タイトルロール、『シモン・ボッカネグラ』タイトルロールに出演している。

【フローラ】谷口睦美(メゾソプラノ)(TANIGUCHI Mutsumi)

東京藝術大学卒業、同大学院修了。二期会オペラスタジオマスタークラス修了時に優秀賞受賞。第19回出光音楽賞受賞。平成22年度よんでん芸術文化奨励賞受賞。二期会『皇帝ティトの慈悲』セストで一躍注目を集め、以降、『ナクソス島のアリアドネ』作曲家、『カプリッチョ』クレロン、『ドン・カルロ』エボリ公女、『リゴレット』マッダレーナ、三河市民オペラ『イル・トロヴァトーレ』アズチェーナ、びわ湖ホール『ラインの黄金』フリッカ、『神々の黄昏』ワルトラウテ、『ローエングリン』オルトルート等出演。23年神奈川フィル・京都市交響楽団・九州交響楽団『サロメ』ヘロディアスで好評を博す。新国立劇場では『ナブッコ』フェネーナ、『カヴァレリア・ルスティカーナ』ローラ、『鹿鳴館』大徳寺公爵夫人季子、『ホフマン物語』アントニアの母の声/ステッラ、『椿姫』アンニーナ、『夢遊病の女』テレーザなどに出演。21年鑑賞教室及びびわ湖ホール公演『カルメン』タイトルロールでも好評を博した。25/26シーズンは『リゴレット』ジョヴァンナ、『椿姫』フローラ、『エレクトラ』第2の下女に出演予定。二期会会員。

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Storyものがたり

【第1幕】パリ社交界の華である高級娼婦ヴィオレッタは、肺の病で先が長くないことを悟っている。今夜も自宅のサロンでパーティを開催。ガストン子爵が、青年アルフレードを連れてくる。彼は「1年前にあなたを見て以来ずっと恋している」と真摯にヴィオレッタに告白するのだった。ひとりになったヴィオレッタは、今まで経験したことのない、心からの愛の告白に心ときめくが、たかが愛のために享楽的な人生は捨てられない、と我に返る。

【第2幕】アルフレードとの愛を選んだヴィオレッタは、パリ郊外の田舎で彼と静かに暮らしているが、生活費のため全財産を競売にかけようとしていた。それを知ったアルフレードは競売を止めさせようとパリへ向かう。すれ違いでヴィオレッタが帰宅すると、家にはアルフレードの父ジェルモンが。アルフレードの妹の縁談を成立させるため、息子と別れるようジェルモンは頼む。今は彼との愛だけが生きる希望であるヴィオレッタは、はじめ拒むが承諾し、別れの手紙を書いて家を出る。事情を知らないアルフレードは手紙に愕然とし、父が「一緒に故郷に戻ろう」と慰めても聴く耳をもたない。アルフレードは怒りが収まらず、夜会の大勢の客の前でヴィオレッタを罵倒する。彼女は絶望に打ちのめされる。

【第3幕】1ヵ月後。死の床に伏しているヴィオレッタ。そこに、父ジェルモンからすべてを聞いたアルフレードが来て、許しを乞い、パリを離れて一緒に暮らそうと語る。ヴィオレッタは愛する人に囲まれ息絶える。

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
29,700円 24,200円 17,600円 11,000円 7,700円
席種 料金(10%税込)
S席 29,700円
A席 24,200円
B席 17,600円
C席 11,000円
D席 7,700円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

2025/2026シーズン オペラ セット券
現在、先着順受付中!

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2026年1月17日(土)10:00~2月3日(火)

新国メンバーズ先行販売期間:2026年1月18日(日)10:00~2月3日(火)

一般発売日:2026年2月8日(日)10:00~

チケット取り扱い

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新国立劇場ボックスオフィス

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高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

当日学生割引:50%割引

公演当日に残席がある場合のみボックスオフィス(窓口・電話)で取扱。要学生証。

障がい者割引:20%割引

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  • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。

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Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 電話での予約は承れません。
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グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。