2025/2026シーズン

ヨハン・シュトラウスⅡ世こうもり

Die Fledermaus / Johann StraussⅡ
全3幕〈ドイツ語上演/日本語及び英語字幕付〉
公演期間:
2026年1月22日[木]~1月29日[木]
予定上演時間:
約3時間5分(休憩含む)

Introductionはじめに

小粋なウィーンの魅力全開!
世界中で愛されるオペレッタの金字塔

ワルツ王ヨハン・シュトラウスⅡ世の代表作で、大人にも子どもにも、オペラファンにもオペラ初心者にも世界中で大人気のオペレッタ。心躍る有名な序曲からシュトラウスお得意の軽やかな音楽が続き、美しいワルツやポルカにのせてユーモアいっぱいの喜劇が繰り広げられます。新国立劇場の『こうもり』はウィーンの名テノール、ハインツ・ツェドニクの演出。小粋でエレガント、洒脱な仕掛けがたくさん用意されウィーンの香気あふれる舞台は、クリムトの絵から飛び出したようなユーゲントシュティール風の華やかな美術・衣裳も大きな見どころ。目に耳にウィーン独特の美と洒落た風刺が続き、『こうもり』の魅力を余すところなく伝えます。
アイゼンシュタイン役にはベルリン・ドイツ・オペラなどで活躍中の注目のテノール、トーマス・ブロンデル、ロザリンデにはドラマティックな表現を得意とし、新国立劇場では『タンホイザー』エリーザベトで魅了したサビーナ・ツヴィラク、ファルケにはザルツブルク出身のラファエル・フィンガーロス、そしてオルロフスキー公爵にはウィーンでカウンターテナーとして羽ばたいた藤木大地が出演。ダルムシュタット歌劇場音楽総監督でドイツ語圏を中心に活躍中の若手指揮者ダニエル・コーエンと共に華やかな舞台をお届けします。

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Schedule公演日程

公演日程

2026年1月22日(木)18:00

2026年1月24日(土)14:00 託児サービス利用可

2026年1月25日(日)14:00

2026年1月27日(火)14:00

2026年1月29日(木)14:00

託児サービス利用可 ...託児室<キッズルーム「ドレミ」>がご利用になれます。

予定上演時間

約3時間5分(休憩含む)

  • 大幅に変更になる場合は、後日あらためてご案内いたします。正式な上演時間は開幕直前の表示をご確認ください。

会 場

ご注意事項

  • 開場は開演45分前です。開演後のご入場は制限させていただきます。
  • 1月27日(火)は3階席に学校団体が入る予定です。

Staff&Castスタッフ・キャスト

スタッフ

  • 【指 揮】ダニエル・コーエン
  • 【演 出】ハインツ・ツェドニク
  • 【美術・衣裳】オラフ・ツォンベック
  • 【振 付】マリア・ルイーズ・ヤスカ
  • 【照 明】立田雄士
  • 指揮ダニエル・
    コーエン
  • 演出ハインツ・
    ツェドニク
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キャスト

  • 【ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン】
     トーマス・ブロンデル
  • 【ロザリンデ】サビーナ・ツヴィラク
  • 【フランク】レヴェント・バキルジ
  • 【オルロフスキー公爵】藤木大地
  • 【アルフレード】伊藤達人
  • 【ファルケ博士】ラファエル・フィンガーロス
  • 【アデーレ】マリア・シャブーニア
  • 【ブリント博士】青地英幸
  • 【フロッシュ】ホルスト・ラムネク
  • 【イーダ】今野沙知恵
  • 【合 唱】新国立劇場合唱団
  • 【管弦楽】東京交響楽団
  • ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイントーマス・
    ブロンデル
  • ロザリンデサビーナ・
    ツヴィラク
  • フランクレヴェント・
    バキルジ
  • オルロフスキー公爵藤木大地
  • アルフレード伊藤達人
  • ファルケ博士ラファエル・
    フィンガーロス
  • アデーレマリア・
    シャブーニア
  • ブリント博士青地英幸
  • フロッシュホルスト・
    ラムネク
  • イーダ今野沙知恵
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Profile

【指揮】ダニエル・コーエン(Daniel COHEN)

2018年よりダルムシュタット州立劇場音楽総監督。ダルムシュタットでの任期は26/27シーズンまで延長された。同劇場での最近の主な公演に、『ローエングリン』『ルル』『ホフマン物語』などがあり、今シーズンは『エレクトラ』『オテロ』を指揮する。15/16シーズンよりベルリン・ドイツ・オペラのカペルマイスターを務め、『コジ・ファン・トゥッテ』『ドン・ジョヴァンニ』『椿姫』、またバッティステッリ『パゾリーニのテオレマ』(世界初演)などを指揮した。ベルリン州立歌劇場へは『春の祭典』でデビューし、『セビリアの理髪師』『ねじの回転』などを指揮している。カナディアン・オペラ・カンパニー、イスラエル・オペラ、マンハイム国民劇場、パレルモ・マッシモ劇場、ノルウェー国立オペラへも客演。ベルリン州立歌劇場管弦楽団(ベルリン・シュターツカペレ)、ロサンゼルス・フィル、ドレスデン・フィル、ミュンヘン交響楽団、ヘルシンキ・フィル、RTÉ国立交響楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、カメラータ・ザルツブルク、バーゼル交響楽団などにも客演している。新国立劇場初登場。

【演出】ハインツ・ツェドニク(Heinz ZEDNIK)

ウィーン生まれ。1964年グラーツ歌劇場と契約を結び、翌年、ウィーン国立歌劇場に移る。80年には宮廷歌手の称号を授与される。94年ウィーン国立歌劇場の名誉会員となり、97年にはフィデリオ・メダルを授与されている。これまでにバイロイト音楽祭、ウィーン国立歌劇場、ミラノ・スカラ座、メトロポリタン歌劇場、パリ・オペラ座、バイエルン州立歌劇場など、世界の主要な歌劇場に出演。オペラとオペレッタのレパートリーは100役を超える。特に『こうもり』に関しては4役をレパートリーにしており、この演目に関してのエキスパートとして知られている。新国立劇場には、2004年『スペインの時』トルケマダ、『サロメ』ヘロデ、『ファルスタッフ』医師カイウスに出演。06年本プロダクションで演出家として世界デビューを果たし、09年、11年、15年、18年、20年、23年に再演、今回が7度目の再演となる。

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Profile

【ガブリエル・フォン・アイゼンシュタイン】トーマス・ブロンデル(テノール)(Thomas BLONDELLE)

ベルギー出身。在学中にモネ劇場にデビューし『白いバラ』主役ハンス・ショルに出演。ブラウンシュヴァイク州立劇場専属歌手を務めた後、2009~23年はベルリン・ドイツ・オペラ専属歌手として『魔笛』タミーノ、『ラインの黄金』ローゲ、『サロメ』ヘロデ、『ナブッコ』イズマエーレ、『マクベス』マクダフ、『こうもり』アイゼンシュタイン、『さまよえるオランダ人』エリック、『ペレアスとメリザンド』ペレアスなどに出演。ほかに、バイエルン州立歌劇場『ラインの黄金』フロー、『リア』ケント伯爵、サイトウ・キネン・フェスティバル『火刑台上のジャンヌ・ダルク』テノール・ソロ、オランダ国立オペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ダーヴィット、『サロメ』ヘロデ、エクサン・プロヴァンス音楽祭『ヴォツェック』鼓手長、シュトゥットガルト州立歌劇場、ブレゲンツ音楽祭『魔弾の射手』マックス、『さまよえるオランダ人』エリック、フランクフルト歌劇場『サロメ』ヘロデなどに出演。24/25シーズンはデンマーク王立歌劇場『オレスト』アポロ=ディオニュソスのほか、フランダース・オペラ、ラトヴィア国立歌劇場、ベルリン・ドイツ・オペラで『サロメ』ヘロデに、プラハ、パリ、ドレスデンで『ジークフリート』タイトルロールに出演する。新国立劇場初登場。

【ロザリンデ】サビーナ・ツヴィラク(ソプラノ)(Sabina CVILAK)

スロヴェニア・マリボール生まれ。2003年ハンブルク州立歌劇場に『トゥーランドット』リューでデビュー、同役をシンガポール、サヴォンリンナ音楽祭でも歌う。04/05シーズンよりウィーン国立歌劇場専属歌手となった後フリーとなる。トリエステ、ケルン、パームビーチ、ヘルシンキ、香港、ベルリン、ボローニャで『カルメン』ミカエラ、『ラ・ボエーム』ミミ、『オテロ』デズデーモナ、『道化師』ネッダを歌い成功を収める。ヘッセン州立歌劇場(ヴィースバーデン)『カーチャ・カバノヴァー』タイトルロール、『エウゲニ・オネーギン』タチヤーナ、『ワルキューレ』ジークリンデ、『トゥーランドット』リュー、『カルメル会修道女の対話』ブランシュ、スロヴェニア国立歌劇場で『トゥーランドット』リュー、『ラインの黄金』フライアに出演。最近及び今後の出演に、スロヴェニア国立歌劇場『シモン・ボッカネグラ』『アンドレア・シェニエ』『マノン・レスコー』『トスカ』『蝶々夫人』、フランクフルト歌劇場『ムツェンスク郡のマクベス夫人』、フィンランド国立オペラ『トゥーランドット』、ヘッセン州立歌劇場『カーチャ・カバノヴァー』『イェヌーファ』『蝶々夫人』がある。新国立劇場では23年『タンホイザー』エリーザベトに出演した。

【フランク】レヴェント・バキルジ(バリトン)(Levent BAKIRCI)

アンカラ出身。2008年~11年ブレーメン歌劇場専属歌手。15~18年はニュルンベルク州立歌劇場専属歌手として、『ドン・ジョヴァンニ』、『魔笛』パパゲーノ、『アルジェのイタリア女』タッデオ、『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ伯爵、『カルメン』エスカミーリョ、『ラ・ボエーム』マルチェッロ、『ボリス・ゴドゥノフ』シチェルカーロフなどを演じる。最近ではチリ・サンティアゴ市立劇場『ドン・ジョヴァンニ』、パルマ・ヴェルディ音楽祭『一日だけの王様』、フィレンツェ歌劇場『囚われ人』、『リア』グロスター公、メキシコ国立歌劇場『ラインの黄金』アルベリヒ、ニュルンベルク州立歌劇場『マノン』レスコー、ブルノ・ヤナーチェク音楽祭『死者の家から』、トゥールーズ・キャピトル劇場『囚われ人』、ポーランド国立歌劇場『白鯨』、イスラエル・オペラ『ルチア』エンリーコ、イスタンブール歌劇場『愛の妙薬』ベルコーレ、アンコーナ歌劇場『魔笛』パパゲーノ、ジェノヴァ・カルロ・フェリーチェ歌劇場『こうもり』フランク、ハレ歌劇場『リゴレット』タイトルロールに出演。24/25シーズンはフェニーチェ歌劇場『人生は夢』、フィレンツェ五月音楽祭『若き貴族』の出演がある。新国立劇場初登場。

【オルロフスキー公爵】藤木大地(カウンターテナー)(FUJIKI Daichi)

東京藝術大学卒業。新国立劇場オペラ研修所第5期修了。文化庁派遣芸術家在外研修でボローニャに留学後、ウィーン国立音楽大学大学院文化経営学修了。2012年、国際ハンス・ガボア・ベルヴェデーレ声楽コンクールにてハンス・ガボア賞を受賞。同年、日本音楽コンクール第1位。13年、ボローニャ歌劇場のグルック『クレーリアの勝利』マンニオでヨーロッパ・デビュー。同劇場にバッティステッリ『イタリア式離婚狂想曲』カルメロで出演。17年、ウィーン国立歌劇場にライマン『メデア』へロルドでデビュー。国内では、主要オーケストラとの公演や各地でのリサイタルがいずれも絶賛を博している。23年は全国共同制作オペラ『こうもり』オルロフスキー公爵、24年は東京芸術劇場コンサートオペラ『美しきエレーヌ』オレステスで出演。新国立劇場へは03年『フィガロの結婚』ドン・クルツィオへ出演、カウンターテナーとして『夏の夜の夢』オーベロン、『スーパーエンジェル』アキラ、『ジュリオ・チェーザレ』トロメーオに出演している。洗足学園音楽大学客員教授。横浜みなとみらいホール 初代プロデューサー(2021-2023)。大和高田さざんかホール レジデント・アーティスト。

【アルフレード】伊藤達人(テノール)(ITO Tatsundo)

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業、同大学院修士課程修了。新国立劇場オペラ研修所第14期修了。文化庁在外研修員としてベルリンにて研鑽を積む。二期会『パルジファル』タイトルロール、『影のない女』皇帝に出演。日生劇場では『ヘンゼルとグレーテル』魔女、『ランメルモールのルチア』アルトゥーロで出演。オペラのほか、15年新国立劇場演劇制作ミュージカル『パッション』にトラッソ中尉で出演。新国立劇場オペラ公演では『夜鳴きうぐいす』漁師、『ニュルンベルクのマイスタージンガー』ダーヴィット、『こうもり』アルフレード、『さまよえるオランダ人』舵手に出演している。25/26シーズンは『ヴォツェック』アンドレス、『こうもり』アルフレードに出演予定。二期会会員。

【ファルケ博士】ラファエル・フィンガーロス(バリトン)(Rafael FINGERLOS)

ザルツブルク出身。2015年にザルツブルク音楽祭のヤング・シンガーズ・プロジェクトに参加し、16年にトーマス・アデス『皆殺しの天使』世界初演のパブロ役で同音楽祭に再登場。同年ザクセン州立歌劇場へ『魔笛』パパゲーノでデビュー。16/17シーズンから19/20シーズンまでウィーン国立歌劇場専属歌手となり、同歌劇場来日公演の『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキンに出演後、同劇場で『セビリアの理髪師』フィガロでデビューし、『こうもり』ファルケ、『夏の夜の夢』ディミートリアス、『魔笛』パパゲーノ、『愛の妙薬』ベルコーレなど多くの役を歌う。『カルメン』モラレス、テアトロ・レアル『軍人たち』、ザクセン州立歌劇場『ナクソス島のアリアドネ』ハルレキンに出演。21/22シーズンにはミラノ・スカラ座へハルレキンでデビューし、23年にブエノスアイレス・コロン歌劇場『メリー・ウィドウ』ダニロ、24年にはガーシントン・オペラ『フィガロの結婚』アルマヴィーヴァ役に出演。リサイタルを活動の中心とし、オーストリア及び国際的な音楽祭やコンサートホールに多数出演すると共に、オラトリオやミサ曲でも各地に招かれている。新国立劇場初登場。

【アデーレ】マリア・シャブーニア(ソプラノ)(Maria CHABOUNIA)

ミンスク出身。ベラルーシ国立音楽アカデミー卒業。2014年ヴァイカースハイム・DEBUT声楽コンクール第2位、15年ミンスク・オペラ・コンクール第1位、18年マルセイユ・オペラ・コンクール最優秀フランス・アリア解釈賞および聴衆賞などを受賞。ロッシーニ・アカデミーに参加し、ロッシーニ・オペラ・フェスティバルで『ランスの旅』コルテーゼ夫人に出演。マルメ歌劇場『リゴレット』ジルダ、ベラルーシ・ボリショイ劇場『皇帝の花嫁』のマルファ、ハンブルク州立歌劇場『オルフォイス』(テレマン作曲)オイリディーチェ、『チェネレントラ』クロリンダ、『魔笛』パパゲーナ、『フィガロの結婚』バルバリーナなどに出演。最近の出演作には、フランダース歌劇場『こうもり』アデーレ、ゲルトナープラッツ劇場『夢遊病の女』リーザ、マルメ歌劇場『フィガロの結婚』スザンナ、トッレ・デル・ラーゴ・プッチーニ音楽祭およびフランダース歌劇場『ラ・ボエーム』のムゼッタなどがある。新国立劇場初登場。

【ブリント博士】青地英幸(テノール)(AOCHI Hideyuki)

武蔵野音楽大学卒業、同大学院修了。これまでに『魔笛』タミーノ、ロッシーニ『オテロ』ロドリーゴ、『ロメオとジュリエット』ロメオ、『ラ・ボエーム』ロドルフォ、『カルメン』ドン・ホセなどを演じている。宗教曲ソリストとしても活躍。新国立劇場では『おさん』『ホフマン物語』『ばらの騎士』『ムツェンスク郡のマクベス夫人』『ヴォツェック』『サロメ』『ファルスタッフ』『ジャンニ・スキッキ』『夏の夜の夢』『フィガロの結婚』『夜鳴きうぐいす』『ボリス・ゴドゥノフ』『子どもと魔法』『こうもり』『トリスタンとイゾルデ』『ジークフリート』ハイライトコンサートなど多数出演。25/26シーズンは『ヴォツェック』白痴、『こうもり』ブリント博士に出演予定。成城大学合唱部ヴォイストレーナー。公津の杜男声合唱団指導者。コールペガサス・ヴォイストレーナー。足利オペラ・リリカ専属アーティスト並びに研究科講師。武蔵野音楽大学講師。

【フロッシュ】ホルスト・ラムネク(バス・バリトン)(Horst LAMNEK)

ウィーン出身。ウィーン国立音楽大学声楽科を優秀な成績で修了。チューリヒ歌劇場オペラスタジオを経て、ウルム歌劇場、ベルリン・コーミッシェ・オーパー専属歌手となり、現在はフリー。ボン、エッセン、レーゲンスブルク、ヴィースバーデン、リンツなどの歌劇場に客演を重ねる。最近では、レンヌ、バーリ、トゥーロン、ナントで『こうもり』フランク、レッジョ・エミリアで『マハゴニー市の興亡』ビル、ソロトゥロンで『メリー・ウィドウ』ツェータ男爵、クロスターノイブルク音楽祭『ホフマン物語』ルーテル/クレスペル、ミラノ・スカラ座、トリノ王立劇場、バーリ・ペトルッツェッリ劇場『サロメ』5人のユダヤ人などに出演している。新国立劇場2014/2015シーズン『こうもり』ではフランク、2023/2024シーズン『こうもり』ではフロッシュに出演した。

【イーダ】今野沙知恵(ソプラノ)(KONNO Sachie)

桐朋学園大学音楽学部声楽専攻を首席で卒業、同大学研究科を修了。交換留学生としてサンタ・チェチーリア音楽院に留学。新国立劇場オペラ研修所第14期修了。第85回日本音楽コンクール声楽部門第3位受賞。平成26年度文化庁新進芸術家海外研修生。平成30年度第29回五島記念文化賞オペラ新人賞受賞。ドイツとイタリアに留学。東京・春・音楽祭『ローエングリン』小姓、日生劇場『魔笛』パパゲーナなどに出演。マーラー『交響曲第4番』、ヘンデル『メサイア』、バッハ『マタイ受難曲』、ラター『レクイエム』などコンサートのソリストとしても活躍。新国立劇場では『修道女アンジェリカ』ドルチーナ、オペラ鑑賞教室・ロームシアター京都公演『魔笛』侍女Ⅰに出演。25/26シーズンは『こうもり』イーダ、『愛の妙薬』ジャンネッタに出演予定。

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Storyものがたり

【第1幕】新興銀行家のアイゼンシュタインは公務執行妨害で刑務所に入らねばならず苛立っているが、収監前の気晴らしにと友人ファルケからオルロフスキー公爵邸の夜会へ誘われる。小間使いアデーレも妹イーダから夜会に誘われ、「重病の叔母を見舞うため休みがほしい」とひと芝居打つ。アイゼンシュタインの妻ロザリンデは夫の不在を寂しがるが、その間に昔の恋人のテノール歌手アルフレードと情事を楽しもうと企む。みな表向き悲しみに暮れているが、本心はウキウキ。夫の外出後ロザリンデがさっそくアルフレードと楽しもうとすると刑務所長フランクが来て、人違いでアルフレードを収監してしまう。

【第2幕】オルロフスキー公爵の夜会。アイゼンシュタインとフランクが鉢合わせし、お互いフランスの貴族だと自己紹介して、しどろもどろのフランス語で意気投合する。アデーレはロシアの女優になりすまして登場。仮面をつけたハンガリーの貴婦人がやってくるが、実はロザリンデ。正体に気づかないアイゼンシュタインは口説こうとするも、口説き道具の懐中時計を彼女に奪われてしまう。シャンパンで乾杯し、宴もたけなわ。朝6時になり、アイゼンシュタインとフランクは大慌てで館をあとにする。

【第3幕】刑務所。夜会の余韻に浸るフランク。アイゼンシュタインが刑務所に行くと、フランクがいてびっくり。お互い正体を明かすが、すでに自分が収監されていると聞き驚くアイゼンシュタイン。そこにロザリンデがやってきた。アイゼンシュタインは妻の不貞を責めるが、彼女は例の懐中時計を差し出す。ここでファルケが、すべては自分が仕組んだ"こうもりの復讐"だったと種明かしし、にぎやかに大団円となる。

Ticketsチケット

チケット料金

席種S席A席B席C席D席
料金
(10%税込)
29,700円 24,200円 17,600円 11,000円 7,700円
席種 料金(10%税込)
S席 29,700円
A席 24,200円
B席 17,600円
C席 11,000円
D席 7,700円

クラブ・ジ・アトレ会員の方は、先行販売期間は上記料金の10%OFF、一般発売以降は5%OFFでお求めいただけます。

Z席 1,650円(10%税込)

2025/2026シーズン オペラ セット券
現在、先着順受付中!

座席表

前売り開始日

アトレ会員先行販売期間:2025年10月25日(土)10:00~11月3日(月・祝)

新国メンバーズ先行販売期間:2025年10月26日(日)10:00~11月3日(月・祝)

一般発売日:2025年11月8日(土)10:00~

チケット取り扱い

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割引等のご案内

お申し込みの際に、割引をご利用の旨お知らせください。(D・Z席は対象外)

高齢者割引(65歳以上)・学生割引:5%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィスで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書・学生証を確認させていただく場合がございます。

ジュニア割引(小中学生):20%割引

ボックスオフィス(窓口・電話)、Webボックスオフィス、チケットぴあで取扱。

  • ご入場時にご年齢が記載されている証明書を確認させていただく場合がございます。

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障がい者割引:20%割引

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  • 車椅子席はボックスオフィス(窓口・電話)にてお求めください。

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Z席の購入方法

  • Z席は舞台のほとんどが見えないお席です。予めご了承ください。
  • Z席とZ【音のみ】席(舞台が完全に見えません)は、公演当日朝10:00から、新国立劇場Webボックスオフィスおよびセブン-イレブンの端末操作により全席先着販売いたします。1人1枚です。
  • 電話での予約は承れません。
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グループでの
お申し込み

10名以上でのご観劇の場合は新国立劇場営業部(TEL:03‐5352‐5745)までお問い合わせください。

ご注意事項

  • 発売初日に限りD席のお申し込みは1人合計2枚までとさせていただきます。
  • 就学前のお子様のご同伴・ご入場はご遠慮ください。お子様も1人1枚チケットをお求めください。
  • 壁際、手摺の近く、バルコニー、上層階の一部のお座席で、舞台が見えにくい場合がございます。ご了承ください。
  • 公演日、席種によっては、お求めになれないことがあります。
  • 公演中止の場合を除き、チケットの変更・払い戻しはいたしません。
  • やむを得ない事情により、公演内容やスタッフ・キャストに変更が生じる場合があります。