オペラパレスOpera Palace
オペラ、バレエの理想的な上演を追求した専用劇場
オペラパレスは、客席から見える主舞台のほかに、主舞台と同じスペースの舞台を奥と左右にも有する四面舞台のプロセニアム劇場です。オペラ・バレエ専用劇場としてヨーロッパの劇場建築で確立されてきたこの形式は、大がかりな舞台転換がおこなえるため、レパートリー作品の日替わり上演も可能です。常設のオーケストラピットはフル編成120人の演奏ができる広さを誇っています。
客席の壁・天井は厚いオーク材で仕上げられ、歌手の肉声が理想的に響く設計となっており、まるで劇場そのものが楽器のような空間です。また客席は中央に通路のない連続20席の配列で、舞台との一体感が得られます。周囲を囲む三層のバルコニー席も"オペラパレス"の愛称にふさわしく、感動の拍手が劇場を包み込むようなつくりになっています。
そして、大きなガラス面と円柱がシンボルのホワイエは、開演前の高揚感、休憩時間の歓談、そして終演後の舞台の余韻にひたれる空間として、至福のひとときを過ごすのにふさわしい雰囲気に満ちています。
Googleストリートビューで各階客席内の様子をご覧いただけます。
座席表
オペラパレス各座席からのステージの見え方はこちらよりご覧いただけます。
その他の公演の席割につきましては、各公演のページをご覧いただくか、貸劇場公演の主催者にお問い合わせください。
舞台施設・客席
字幕
字幕は舞台の左右に表示されます。主催公演では、2019/2020シーズンより英語字幕も表示しています。
平面図
客席
総客席数 | 1,806席 |
---|---|
1F | 860席 |
2F | 354席 |
3F | 292席 |
4F | 300席 |
*上記のほか1階に車椅子スペース最大8席あり。
座席スペース:幅52.5cm 奥行95cm
残響時間:1.4~1.6秒(満席時)
舞台までの最大距離:29m(客席1階)~31m(客席4階)
ブッフェ:劇場1階・3階
トイレ:劇場1~3階両サイド
*オペラパレスの客席内の通路は、階段状です。 車椅子でご来場のお客様は車椅子スペースを除き、お座席まで直接お越しいただくことができません。あらかじめご了承ください。
舞台施設
舞台形状:四面舞台
プロセニアム開口:幅16.38m 高さ12.5m
ポータル開口:幅14.6m~18.8m 高さ0.5m~14.0m
主舞台
迫り: 18.2m×3.64m×5枚
迫りの行程 :+4.5m~-15.7m
高さ: 舞台面からスノコまで30.5m 舞台面から奈落まで-15.7m
上手、下手袖舞台
トラッキングワゴン:18.2m×3.64m×上手・下手各5枚
奥舞台
スライディングステージ:18.2m×18.2m
盆:直径16.38m
オーケストラピット
広さ:147m2
行程:±0m~-2.65m
収容演奏者数:4管編成(120人程度)
照明設備
オペラ・バレエを上演するための本格的なポータルブリッジとポータルタワー、4層のギャラリーを備え、さまざまな照明機材が配置されています。さらに4本の照明ブリッジ、照明ラダーが備えられています。
音響設備
音環境は、明瞭で自然な美しい響きを観客に伝えることを目標に設計されており、高品位な効果音再生及び上演記録のための録音設備が備わっています。
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