情報センター
【6月イベント】2024夏のオープンシアターのお知らせ
〈2024 夏のオープンシアターのお知らせ〉
情報センターでは、6月8日(土)より、週末と水曜日にオープンシアターを開催いたします。
劇場オープンスペースで開催中の「新国立劇場 初台アート・ロフト」の展示作品の舞台記録映像のほか、
劇場所蔵のDVDコレクションも上映いたします。ビデオシアターの大画面で鑑賞できるまたとない機会に、ぜひお立ち寄りください。
●ウイークエンド オープンシアター(土日に開催のオープンシアターです)
6/8(土)・9(日) クラウス・フロリアン・フォークト DAY
①「ホフマン物語」(2005年11月30日収録)
指揮:阪 哲朗/演出・美術・衣裳:フィリップ・アルロー
ホフマン:クラウス・フロリアン・フォークト
ニクラウス・ミューズ:加納悦子
オランピア:吉原圭子
アントニア:砂川涼子
ジュリエッタ:森田雅美
②「ローエングリン」(2012年6月1日収録)
指揮:ペーター・シュナイダー/演出:マティアス・フォン・シュテークマン
ローエングリン:クラウス・フロリアン・フォークト
エルザ:リカルダ・メルベート
ハインリヒ国王:ギュンター・グロイスベック
テルラムント:ゲルト・グロホフスキー
オルトルート:スサネ・レースマーク
王の伝令:萩原 潤
今日ではドラマチックな役どころをレパートリーとしている、世界で最も重要なテノール歌手の一人となったクラウス・フロリアン・フォークト。彼が新国立劇場に初登場となった「ホフマン物語」と、"現代最高のローエングリン"のひとりとされるフォークトが白鳥の騎士に扮した、マティアス・フォン・シュテークマン演出の新制作版「ローエングリン」を上映いたします。
6/15(土)・16(日) オペラ・バレエの入口へようこそ DAY ①
①オペラ「ドン・キショット」(2000年5月7日収録)
指揮:アラン・ギンガル/演出ピエロ・ファッジョーニ
ドン・キショット:ルッジェーロ・ライモンデイ
サンチョ・パンサ:ミッシェル・トランポン
ドゥルシネ:マルタ・セン
②バレエ「ドン・キホーテ」(2016年5月5日収録)
振付:マリウス・プティパ/指揮:マーティン・イェーツ
キトリ(ドゥルシネア):米沢 唯
バジル:井澤 駿
ドン・キホーテ: 貝川鐵夫
オペラ「ドン・キショット」(ドン・キホーテのフランス語読み)と、見どころ満載の人気バレエ演目「ドン・キホーテ」を見比べ上映です。観劇未体験でも大丈夫!オペラやバレエがどのようなものなのかをぜひ体験しにいらしてください。
6/22(土)・23(日) オペラ・バレエの入口へようこそ DAY②
①オペラ「チェネレントラ」(2009年6月7日収録)
指揮:デイヴィッド・サイラス/演出・美術・衣裳:ジャン=ピエール・ポネル
ドン・ラミーロ:アントニーノ・シラグーザ
ダンディーニ:ロベルト・デ・カンディア
ドン・マニフィコ:ブルーノ・デ・シモーネ
アンジェリーナ(チェネレントラ):ヴェッセリーナ・カサロヴァ
②バレエ「シンデレラ」(2017年12月17日収録)
振付:フレデリック・アシュトン/指揮:マーティン・イェーツ
シンデレラ:柴山紗帆
王子:渡邊峻郁
歌手陣に世界のロッシーニ歌いをキャスティングした、ジャン=ピエール・ポネルによるバイエルン州立歌劇場の名プロダクション「チェネレントラ」(イタリア語でシンデレラ)と、新国立劇場バレエ団の定番演目として多くの観客に愛されている「シンデレラ」の見比べ上映です。観劇未体験でも大丈夫!オペラやバレエがどのようなものなのかをぜひ体験しにいらしてください。
6/29(土)・30(日) キッズシアター DAY①
①オペラ「ドン・キショット」(2000年5月7日収録)
指揮:アラン・ギンガル/演出:ピエロ・ファッジョーニ
ドン・キショット:ルッジェーロ・ライモンデイ
サンチョ・パンサ:ミッシェル・トランポン
ドゥルシネ:マルタ・セン
②バレエ「ドン・キホーテ」(2016年5月5日収録)
振付:マリウス・プティパ/指揮:マーティン・イェーツ
キトリ(ドゥルシネア):米沢 唯
バジル:井澤 駿
ドン・キホーテ: 貝川鐵夫
サンチョ・パンサ: 髙橋一輝
お子様にもわかりやすく、楽しんでいただける作品をピックアップしました。
バレエ『ドン・キホーテ』は文句なしに楽しめるラブ・コメディ。二人の軽妙なやり取りは踊りだけではなく、お芝居としても楽しめます。 このバレエには屈託のない大らかさや遊び感覚、即興的な自由さが随所に散りばめられていて、陽気で底抜けに明るい作品です。そして、オペラ「ドン・キショット」はスペインの情緒を漂わせた優雅で生き生きとした音楽に満ちています。演出・美術・衣裳・照明の4役をひとりで手がけるピエロ・ファッジョーニは、主人公役のルッジェーロ・ライモンディとのコンビでこの作品を素晴らしいオペラとして蘇らせ、欧米各地で数多くの上演を重ねています。
●水曜日のマチネ(平日開催のオープンシアターです)
6/12(水) 舞台装置必見!オペラの回①
〇オペラ「パルジファル」(2014年10月1日収録)
指揮:飯守泰次郎/演出:ハリー・クプファー
アムフォルタス:エギルス・シリンス
ティトゥレル: 長谷川 顕
グルネマンツ:ジョン・トムリンソン
パルジファル:クリスティアン・フランツ
クリングゾル:ロバート・ボーク
クンドリー:エヴェリン・ヘルリツィウス
8トンの「メッサ―」をどうやって1点で支えるか。64万個のLEDの「光の道」。誰も経験したことのない舞台装置に挑戦!
ドイツの名演出家、ハリー・クプファーによる「パルジファル」は、新国立劇場の機構を駆使した大掛かりな舞台となりました。メインの装置となるのが、聖槍の象徴となる1点で支える8トンもの「メッサ―」(ナイフの意味)と、舞台の中心に置かれる64万個のLEDを床に敷き詰めた「光の道」。その制作には、経験したことのない技術的難問の数々が立ちはだかりました。ドイツ・スイスの技術者と劇場の大勢のスタッフが、初日ギリギリまで悪戦苦闘を続けることになりました。舞台上でエレガントに動く「メッサ―」やLEDの床の具現化には、多くの専門技術者たちの高度な知恵と緻密な計算、そして突破力がありました。たった5公演のためだけに作られた贅沢な装置もあわせてご堪能ください!
6/26(水) 舞台装置必見!オペラの回②
〇オペラ「アイーダ」(1998年1月17日収録)
指揮:ガルシア・ナバッロ/演出・美術・衣裳:フランコ・ゼッフィレッリ
エジプト国王:カルロ・ストゥリウリ
アムネリス:ニーナ・テレンティエヴァ
アイーダ:マリア・グレギーナ
ラダメス:ホセ・クーラ
ランフィス:カルロ・コロンバーラ
アモナズロ: グレッグ・ベーカー
完全無欠、荘厳にして重厚。ゼッフィレッリ渾身のスペクタクル・オペラ。
ヴェルディの最高傑作「アイーダ」は、新国立劇場では1998年に開場記念公演として制作されました。映画・オペラ界の巨匠フランコ・ゼッフィレッリが演出・美術・衣裳すべてを手がけましたが、新国立劇場のもつプロダクションの中でも最も豪華絢爛なものとなりました。歴史的考証に基づいた解釈で完璧に制作された宮殿、衣裳、装身具などの舞台美術により、古代エジプトの世界が圧倒的スケール感で迫ってきます。総勢400名以上の出演者、本物の馬が登場する第2幕の「凱旋行進曲」のシーンなど、一大パノラマに息をのむばかりです。
●【予告】今後のオープンシアター ラインナップ
【7月】:センター所蔵のBBCシェイクスピアコレクションの作品や、お子様でもたっぷり楽しめるキッズ オープンシアターを予定しております。
※詳細は、6月中旬以降に新国立劇場ホームページにてお知らせします。
【9月】:ウイークエンド・オープンシアターでは、ワーグナーの楽劇4部作「ニーベルングの指環」を上演します!
指揮 飯守泰次郎、演出 ゲッツ・フリードリヒ
【キャスト】
ステファン・グールド/ペトラ・ラング/エレナ・ツィトコーワ/グリア・グリムスレイ/島村武男/安藤赴美子 他
※上演日時、各作品の詳細につきましては、8月に新国立劇場ホームページにてお知らせします。
2024夏のオープンシアター 詳細
■開催日時
(ウイークエンド・オープンシアター)
6/ 8(土), 9(日), 15(土), 16(日), 22(土), 23(日), 29(土), 30(日)
11:00~18:00(最終入室は17:30です)
(水曜日のマチネ)
6/ 12(水), 26(水)
13:00~18:00(最終入室は17:30です)
■会場
5階情報センター
■入場
無料(出入りは自由です)
■以下、予めご確認ください。
・上映順はランダムです。演目や上映時間をご指定いただくことはできません。
・出入り自由のイベントです。お席の確保や場所取りはできません。
・情報センターのご利用にあたっては、資料閲覧証が必要です。
(受付カウンターで発行できます。住所・氏名・生年月日を確認できる身分証明書をお持ちください)
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